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ファンタジア・ストーミングとは?

 ファンタジア・プレゼンワークショップが無事終了しました。自分でも驚く成果があふれてきて、楽しい一日を過ごすことができました。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 まずはこちらのタスク完了宣言です。

  • Task151:デザイン思考を応用したプレゼンワークショップを開催する。 12.01.08完了

  •  今回から5回シリーズでレポートしていきたいと思います。

    1.ファンタジア・ストーミングとは?(本日の記事)

    2.カバーストーリーに描く、プレゼンターの未来

    3.デザイン思考が生み出すもの

    4.デザイン思考をプレゼンに!

    5.そしてこのワークショップのペルソナは?


    ファンタジア・プレゼン

     本日のスキーマです。

  • Scheme356:質より量では創造的なプレゼンシングにはたどり着けない。そこへ導いてくれる手法がファンタジア・ストーミング。

  • U理論が示す創造的な領域


    個人的にこの「U理論」の考え方がとても気に入っています。なにか大きな事を成し遂げたことのある方は、かならずこの考え方と共通の認識をもっているようです。それがビジネスで成功したひとでも、スポーツですばらしい成績をあげたひとでも。

    U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術
    (2010/11/16)
    C オットー シャーマー、C Otto Scharmer 他

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     今までは「コミュニケーション」の観点からディスカッションとダイアログのレベルをこのU理論を使って説明してきました。例えばこちらの記事。

  • Scheme233:伝えたいイメージが共有できれば、即興は可能である。

  • ファンタジア U理論

    ダウンローディングという浅いレベルのディスカッションから、事実に向き合い、相手に共感することで、創造的な領域が見えてきます。そしてUの頂点に達したとき、

    「何か大きなものとつながった感じがする」

     という感覚を得ることができ、そこから一気に実現に上り詰めることができます。この頂点が深ければ深いほど、実現される成果は大きいと捉えることができます。

    ファンタジア・ストーミングとは?


    そして今日の本題です。このワークショップのキーワードとした「ファンタジア」とは「今まで無かった新しいものを生み出す力」という意味があります。

     そして「ファンタジア・ストーミング」にはグループダイアログによって、「今まで無かった新しいものを生み出す手法」という意味を込めました。従来にはなかったアプローチとなります。

     これがU理論にそのまま当てはまります。

    ファンタジア ストーミング

    Level0:Downloading=ブレーンストーミング


     ブレーンストーミングでは「質より量」を出すことがルール。相手を否定せず、とにかくたくさんのアイデアを出しなさいと。そうすればその中のひとつでもすばらしいアイデアが出てくればという考えのもとに使われている手法です。

     ところが、これはダウンローディングのレベルでワイワイガヤガヤと質をもとめずに量だけ出してもイノベーショナルなアイデアは全く出てきません。なぜならみんながこう考えているからです。

    「ああ、それなら知っているよ」

    Level1:Seeing=KJ法


     そこで「事実的ダイアログ」に踏み込む手法がKJ(川喜田二郎さん考案)法となります。この手法では観察によって得られた事実を洗い出し、そこからグループ化して整理することで、見えなかった事実を掘り下げていきます。

     個人の解釈ではなく、事実を共有することで得られるレベルです。こちらの本にKJ法の詳細が描かれています。

    ひらめきを計画的に生み出す デザイン思考の仕事術ひらめきを計画的に生み出す デザイン思考の仕事術
    (2009/06/29)
    棚橋 弘季

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    Level2:Sensing=ゲーム・ストーミング


     さらに「共感的ダイアログ」に踏み込む手法が「ゲーム・ストーミング」と呼ばれるもの。プロセス思考という明確なゴールに着実に進むステップではなく、予測できないゴールを目指して、ゲームとして楽しみながらアイデアを創出するステップです。

     「楽しい」という感情を共感、共有してこそ、革新的なアイデアは生まれてくるのです。

     こちらの記事で紹介しました。

  • Scheme331:プロセス思考から脱却し、ゲーム思考を活用しよう。楽しむからこそひらめきが誘発される。


  • ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲームゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム
    (2011/08/20)
    Dave Gray、Sunni Brown 他

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    Level3:Presencing=ファンタジア・ストーミング


     そしてUの頂点にたどり着くための手法が「ファンタジア・ストーミング」なんです。ゲーム・ストーミングのゲーム思考に基づき、「楽しい」という感情を共有しながら、創造的な領域に踏み込む手法です。

     個々のワークのつながりをあらかじめ設計し、プレゼンシングへの道筋をガイドしていきます。

     これが私達Howdysが提案する新たなアイデア発想手法「ファンタジア・ストーミング」です。

     次回は、その成果をレポートします。お楽しみに。

  • Scheme356:質より量では創造的なプレゼンシングにはたどり着けない。そこへ導いてくれる手法がファンタジア・ストーミング。

  • Task151:デザイン思考を応用したプレゼンワークショップを開催する。 12.01.08完了
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