プロセス思考からゲーム思考へ

 今日は一冊の本を紹介します。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 このブログでは「ワークショップ」について何度か取り上げてきました。ブログ内検索をしてみるとなんと129件がヒットしました。

 ところで「ワークショップ」って何でしょうか?

「講義だけでなく、実践をともなう勉強会」

 こんな感じでしょうか。もうちょっと付け加えます。

「個人ワーク、グループワークをやりながら、自分達で答えを見つけること。」

 講義というと、講師から何か知識を教わること。

 ワークショップでは教わった知識をその場で活用し、自ら答えを導き出すところまで行います。

 このように自分で考えて、行動を起こすことがワークショップの価値だと思っています。

 でも、この本を読んだらワークショップに対する考え方が大きく変わりました。

フォトリーNo.398
ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲームゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム
(2011/08/20)
Dave Gray、Sunni Brown 他

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ゲームストーミング
多ぁ望Map No.0225

 今日のスキーマです。

  • Scheme331:プロセス思考から脱却し、ゲーム思考を活用しよう。楽しむからこそひらめきが誘発される。

  • プロセス思考からゲーム思考へ


     一般的にビジネスでは、目標を定めてそれを達成するために、計画を立案し、実行していきます。これをプロセス思考と呼びます。達成できる見通しをもって目標を立てるため、ゴールは予測されたものとなります。

    プロセス思考:目標達成する手段を計画的に実行すること。ゴールは予測された範囲。革新的な成果は得られにくい。

     一方、この本が紹介している「ゲームストーミング」とは名前のとおり、ゲームをビジネスに活用する方法です。ゲーム思考と呼ばれる思考手順ではゴールは不確実なものであり、予測できません。さらにゲームとして楽しみながらゴールをめざすため、革新的な成果にたどり着く可能性を秘めています。

    ゲーム思考:ゲーム空間に入り、予測できないゴールを目指す。革新生産性を生む。

     ポイントは楽しんで答えを見つけられるかどうか。ゲームにはルールがあります。合意されたルール、そしてお互いに楽しめること。楽しめないゲームには参加しませんよね。

     そして脳は楽しんでいるときが一番、活性化されています。だから革新的なアイデアが生まれるんです。これがワークショップの本当の価値だと気づきました。

     本書では全87のゲームが紹介されてますが、最初の50ページにこのようなゲーム思考の特徴とそれを活用するノウハウが書かれています。ここに価値ありです。

    フューチャーセンターという仕組み


     さらに本書では「フューチャーセンター」という施設の紹介がありました。ここにはゲームストーミングなどの手法をマスターしたプロがいて、企業がプロジェクト単位で参画し、プロジェクトの推進、ゴールへの達成をアシストしてくれるワークショップスタイルを提供している施設です。

     ビジネスのゴールは様々ですが、それに向かうアプローチを考えるために効果的なものがあります。それがこれらゲームストーミングを使ったワークショップスタイルです。

     ところが、実際のビジネスの現場ではなかなかこのようなスタイルは活用されていません。

    「使いこなすひとがいないから。成果が証明されていないから。自分達の今までのやり方で十分だから。」

     いろんな理由が思い浮かびます。でも経験してみると、その違いは歴然。

     ぜひフューチャーセンターのような組織を企業の中に作っていきたいですね。

  • Scheme331:プロセス思考から脱却し、ゲーム思考を活用しよう。楽しむからこそひらめきが誘発される。
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