地震の前兆とは?

 こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。今日からひとつカテゴリを増やしました。それは「心理学」です。

 先日、こんな話題を紹介しました。

  • Scheme286:もっとも伝えるべき教訓は、声なき声を聴くことにある。災害対策はイマジネーションから。

  •  さきほど、また余震があったおかげでこの本で読んだ「地震予知」の内容を思い出しました。

    地震学がよくわかる―誰も知らない地球のドラマ地震学がよくわかる―誰も知らない地球のドラマ
    (2002/09)
    島村 英紀

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     さて、なぜ地震予知の話を「心理学」カテゴリに書くかというと・・・。

    認知的なバイアス

     が影響しているってことなんです。

  • Scheme289:認知的なバイアスが宏観現象を地震に結びつけてしまう。私達の記憶にはストーリーが必要。

  • 宏観(こうかん)現象


     宏観現象とは、動物の異常行動とか、地震雲とか、発光現象とか、いわゆる目で見てわかる異常現象のことです。

     例えば地震雲。今までみたこともないような雲が今回の東日本大震災でも見られたと言われています。

  • Wikipedia:地震雲

  •  ウィキペディアによると、地震によって発生した磁場の影響で形成されるという説明がありますが、科学的根拠は明確ではないとのこと。

     例えば動物の異常行動。普段吠えない犬がワンワン鳴き続けたとか、近所のカエルが異常にうるさかったなど。

     今回の震災後のニュースではこんなエピソードがありました。普段ほとんどあるかない老犬がなぜか飼い主であるおばあさんを散歩につれだしたそうです。そしてその後にあの地震が。おかげで助かったそうです。

    認知的なバイアス


     さてこのような心温まるエピソードってよく耳にしますよね。私達はこのようなストーリーがとても好きなんです。

     先に紹介した本では、心理学者が地震予知の情報に対し、警告を発していると紹介されています。

     何かの現象が起きたとき、その前兆としてなにがあったのか?ひとはさかのぼって「あ、こんなことがあった」「いや、あのこともそうかも」というように勝手に本来関係ないはずの記憶を結びつける傾向があります。

     これが認知的バイアスと呼ばれるもの。

     ①前兆があったから、地震がおきた
     ②前兆がなかったけど、地震がおきた
     ③前兆があったけど、地震はおきなかった
     ④前兆もなく、地震もなかった


     本来結論を導くためには、このような4つの条件の頻度を比較する必要があるんですが、私達に強烈な印象として残るモノは①しかありません。②~④は全く記憶に残らないんです。だから大きなバイアスがかかってしまう。

     ただ、逆に言えることは、ひとは物事をストーリーに結びつけて記憶しようとします。

     だから「説得」とか「提案」などにはストーリーを重視した構成がキーとなります。全脳思考チャートなどのツールもそう。ストーリーはひとを動かします。

     さて、うちのミーコ(キャバリヤ4才)が当時どんな行動をとったかというと・・・。

    ミーコ

     地震の前はソファで熟睡。さらに地震のときは、びびって身動きとれず。

     ミーコには地震予知は、期待ゼロです。

     まだまだ地震予知は難しい技術のようですが、今後に期待したいですね。これからも余震にはご注意を。

  • Scheme289:認知的なバイアスが宏観現象を地震に結びつけてしまう。私達の記憶にはストーリーが必要。

  • 復習 Scheme286:もっとも伝えるべき教訓は、声なき声を聴くことにある。災害対策はイマジネーションから。
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