伝える技術よりも聞く技術

 こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 今日はこの本を読んで気づいたことを書きたいと思います。

 すでに発行から10年も経っている本ですが、著者のセミナーを受ける予定だったので中古で入手。でも残念ながら今回の震災の影響でキャンセルとなってしまいました。

 ビジネス書はひっきりなしに新刊が発行されていますが、10年前の本を読んでも古さを感じませんでした。

 コミュニケーションに関する本には「いかに伝えるか?」というノウハウが多いと感じます。

 そんな中で、本書は「聞く」ことにフォーカスしています。

「聞くは話すこと以上に重要であり、そして難しい。」

 もう一度コミュニケーションのあり方について考えさせられました。

フォトリーNo.300
聞く技術・伝える技術―「聞き」上手は、仕事上手。コミュニケーションが変革をもたらす!聞く技術・伝える技術―「聞き」上手は、仕事上手。コミュニケーションが変革をもたらす!
(2001/02)
菅原 裕子

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  • Scheme282:コミュニケーションの基本は聴くこと。相手に理解されることではなく、相手を理解することが重要。

  • タイトルの意味


     本書のタイトルは「聞く技術、伝える技術」です。重要なのはこの順番。聞く技術を持って、はじめて伝える技術が活用できるという意味です。

     冒頭では困った人達のコミュニケーションの例が紹介されています。

    1.話をさえぎる上司

    2.説教好きな同僚

    3.何を考えてるかわからない部下


     他にも10のパターンが紹介されていますが、これらを読んで

    「うんうん、いるいるこういうひと。」

     と納得しました。その後に続く文章にガツーンと!

    「忘れてはならないのは、他でもない私自身が困った人のひとりである。」

     現在では成果主義にシフトし、全体よりも個に焦点が向けられていています。個に向かうほど、異なる価値観と交流することが不可欠となります。

    コミュニケーションの目的


     コミュニケーションの目的にはギャップが生じやすいとありました。例えば上司に仕事の成果を報告する場合に・・・。

     目的は仕事を円滑に進めて会社に、上司に貢献することのはず。

     ところがコミュニケーションのささいなズレがいつのまにか目的を見失ってしまいます。

    「いや、そうじゃなくてこういうことなんです!!」

     なぜか自分が間違ってないことの証明になりがち。

     これは自己内コミュニケーションによる観念に支配されるから。自分の正しさのみ聞こうとし、伝えようとしている。

     逆に誰かに褒められたときを考えてみます。

    「いや、そんなことありませんよ。」

     せっかく褒めてもらったのにこのセリフ。よくありがちな場面です。

     褒められたときの否定は、他人から見た姿を受け入れないため。

     コミュニケーションには架け橋が必要です。それをラポールと呼びます。

     ラポールは相手を理解すること。理解されることではありません。どんなひとだろう?知りたい気持ちが大切。

    Skypeビデオ通話の弱点


     ここで最近のIT技術の弱点に気づきました。Skypeや携帯電話でもビデオ通話が普及してきています。

     文字だけでなく、音声を。音声だけでなく表情、ジェスチャーを伝えられるビデオ通話。

     コミュニケーションでは一番伝えたいことが伝わる手法です。

     本書の中でもノンバーバルコミュニケーションの重要性が書かれています。中でも「視線」が特に重要だと。

     人と話すとき、人の話を聞くときに重要なことは相手の目を見ること。

    「さて、ビデオ通話でみなさん出来ていますか?」

     これは目を見るか見ないかという質問ではありません。相手の画面と自分を撮影するカメラがずれているためにこのような遠隔ビデオ通話ではどうしても目線が合わないんです。

     これが現在の技術の弱点。

     いずれこの弱点が克服されるハードが提案されることと思います。

     そのために必要なことは・・・。多点カメラによる補正でしょうか。それじゃコストが高くなってしまうか。

  • Scheme282:コミュニケーションの基本は聴くこと。相手に理解されることではなく、相手を理解することが重要。

  • 復習 Try319:電話回線の負担を減らすためにできること。新たな通信手段Skypeを活用しよう。場所に関係なくレベル3のコミュニケーションが可能。
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