「はやぶさ」が教えてくれたこと

 ちょっと話題に乗り遅れていますが、「はやぶさ」に話題を書きたいと思います。

 先日、国立科学博物館に行く機会があってこんなイベントを見てきました。

  • 飛べ100年の夢! 空と宇宙展

  •  2/6(日)まで開催しています。

     国内の航空技術、宇宙技術を目の当たりにすることができます。興味ある方にはたまらない展示ばかり。

     私はこの「はやぶさの大冒険」を読んだことをきっかけに来てみました。

    フォトリーNo.245
    小惑星探査機 はやぶさの大冒険小惑星探査機 はやぶさの大冒険
    (2010/07/29)
    山根 一眞

    商品詳細を見る

     この本には「はやぶさ」が数々のトラブルを乗り越えて成功をつかんだ7年間の感動ストーリーが刻み込まれています。

    はやぶさ

     どれを見ても「スゲー!!」の連続。

     やっぱり本で読むだけでは、感じられないスケール感に満足して帰ってきました。

  • Scheme265:あきらめないこと。答えは常識、過去の経験を手放したときに見つかる。

  • はやぶさの7年間の道のり


     宇宙誕生の仕組みを研究する上では、はるか彼方の物質を調査する必要があります。そんな目的を実行したのが「はやぶさ」がめざしたプロジェクトでした。

     そのプロジェクトでは03年に打ち上げ、小惑星イトカワの砂を持ち帰って4年後に帰るという壮大な計画。

     しかし、実際には数々のトラブルの結果、7年間、60億kmの道のりを経て成功をつかみ取ったという実績となりました。

     衝撃的なニュースとしては、イオンエンジンのトラブルや電力低下などにより通信が途絶え、行方不明となってしまったこと。

     姿勢を制御するエンジンが故障し、通信を行うための電力もない。

     これは

    絶望

     というんじゃないでしょうか。

     でもエンジニア達はそうではありませんでした。

    エンジニア魂


     このプロジェクトがどのようなきっかけではじまったかというと、ある研究者同士の飲み会で

    「小惑星から砂を持ち帰れたら、すごい価値があるんだけどなぁ。」

    「なら、やってみよう!」

     という軽いノリだったそうです。やるかやらないかの判断は現実性、予算とかそんなものではないんです。

    「それが面白いかどうか」

     これがエンジニア魂のひとつです。面白いと思う心が大切。それを持たずして、新たなアイデアはでてきません。

     そしてもうひとつがこれ。

    「けっしてあきらめないこと」

     先ほど紹介したトラブルでは、誰もが「絶望」という言葉を思い浮かぶと思います。

     でも本書によると

    「姿勢は必ず安定するように設計している。」

    「今は電力が無くても、いずれ姿勢が戻り、太陽電池の向きが変われば充電されるはず。」


     必ず通信は復活すると信じていたそうです。

    はやぶさの記録

     そして博物館には、運行記録簿が展示されています。

    「2005年12月8日:行方不明になる」

     このあと、46日後に通信が復活します。エンジニアの執念を感じました。

     そして7年を経て、地球に帰還したとき彼らの言葉は

    「はやぶさよ、そうまでして君は。」

     7年も面倒を見てきた「はやぶさ」は家族のようなもの。そんなエンジニアリングに私も携わってみたいです。

    はやぶさの大冒険
    多ぁ望Map No.183

     「はやぶさ」からは二つのエンジニア魂を教えてもらいました。

     感動をありがとうございました。

  • Scheme265:あきらめないこと。答えは常識、過去の経験を手放したときに見つかる。

  • 復習 Try292:読書会で自分では選ばない本を読んでみよう。必ず何か得るものがある。
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