ワークライフバランスに必要なこと

 今日はワークライフバランスについて、インパクトのある本を紹介します。

 こんにちは、新習慣クリエイターの多ぁ望です。

 ワークライフバランスとは、ワーク(ビジネス)とライフ(プライベート)を50:50でバランスさせるという意味ではありません。

 どちらも100まで引き上げる取り組みをしていこう!という贅沢な考え方。

 でもそれができれば、とっても贅沢な幸せを手にすることができます。

「家庭も重視しなきゃいけないので、仕事もほどほどに。」

「仕事が忙しいので、家庭はほどほどに。」


 これは50:50の考え方。

 では100:100に引き上げるためには、どうすればいいのでしょうか? こちらの本が参考になりました。

フォトリーNo.252
ワークライフシナジー―生活と仕事の“相互作用”が変える企業社会ワークライフシナジー―生活と仕事の“相互作用”が変える企業社会
(2008/03)
大沢 真知子

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  • Scheme245:自分の雇用を守るために必要なことは「上司の言うことを聞く」ことではなく、「自分の付加価値を高めること」これが私達に必要な意識の変化


  • ワークライフバランスという言葉の誕生


     最近では「ワークライフバランス」という言葉は、あたりまえに聞くようになりました。

     ところが、この意味を誤解している人が多いそうです。

     先に紹介したように、どっちもほどほどに。という意味ではありません。

     そもそもこの言葉はどのようにして生まれてきたのでしょうか。

     その起源を知ると、また興味をそそられます。

    「仕事も家庭もどちらも満足にいく生活を送りたいために、誰かが言い出した言葉なのか?」

     いや、そうではなかったんですね。

     96年に米国の自動車メーカー「フォード」が労働者の環境改善の提案を会社側が認めた結果、生産性も向上したという事実から、もっと働くことと家庭を充実させることへ取り組むべきじゃないか?という活動が始まったそうです。これが「ワークライフバランス」のきっかけ。

     本書では「ワークライフシナジー」というタイトルになっています。

     著者は仕事、自分、家族、社会、それぞれの立場を有機的に結合していくことで、社会貢献ができるとしています。

     その意味をこめて「ワークライフシナジー」という言葉を使っているそうです。

     つまり、「バランス」よりも「シナジー効果」を伝えたいってことだと思いました。

     「バランス」と考えるとどうしても、自分の100%の力をどう割り振るか?という考えしか出てきません。

     ところが「シナジー効果」を考えると、何かと何かを掛け合わせることで自分の100%のキャパシティーを超えられる。そんな効果が期待できます。

     ここにワークとライフを100:100で実現させる考え方があるんです。

     仕事に追われる姿をワークハードと呼ぶならば、ワークライフシナジーによる活性化されている状態をワークスマートと呼びます。今日のトライ宣言です。

  • Try301:ワークハードからワークスマートへ、ワークライフバランスよりもワークライフシナジーをめざそう。

  • 意識の変化を持つこと


     今は終身雇用という考え方が失われてきました。それまでは雇用を守るためにすべきことは「上司の言うことを聞く」という意識があったかもしれません。

     でも今の時代、これでは自分の雇用は守れません。時代は成果主義になっており、自分のスキルを上げていく必要があります。

     そのために必要なことは「自分の付加価値を高めること」つまり、勉強することなんです。

     もちろん、会社側もこの変化を認識しているはず。

     そこで会社側が取り組むことは、「人材育成」。

     しかしながら、組織全体として「人材育成」の取り組みは簡単にはいきません。研修活動を定期的に行えば人は育つのか?

     それが正解ならば、どこも苦労しないはず。

     モチベーション3.0という考え方に出てきた「オートノミー(自律性)」を促すことができないと、研修活動で人を変えていくことは不可能です。

     自分の雇用を守るために必要なことは「上司の言うことを聞く」ことではなく、「自分の付加価値を高めること」これが私達に必要な意識の変化です。

     この変化は結果的に、会社の競争力を高めます。こんな仕組み作りができたらいいですよね。

    究極のコミュニケーション


     さて、本書でとてもインパクトのある言葉が出てきたので紹介しておきたいです。

     ワークライフバランスに必要なスキルのひとつに、「コミュニケーション力」があげられています。

     周りと真のコミュニケーションがとれて、初めて活性化が可能です。

     その参考例として、国際結婚をした著者の旦那様の言葉が泣けました。

     価値観の違いや、文化の違いで困難な壁が必ずやってくると言われる国際結婚。著者もその壁にぶつかり、離婚の危機に陥ったそうです。

     それを乗り切ったあとの海外旅行で旦那様が通りすがりの若いカップルにアドバイスしていた言葉が聞こえたそうです。

    「夫が妻へ心がけることは妻が期待する答えを言うこと。間違うと2度聞かれる。3度同じ事を質問させてはならない。」

    「そして妻が夫へ心がけること。何もない。妻は常に正しい。」


     相手を認めること。その姿勢の究極の姿だと思いました。感動です。

     これを直接ではなくて、間接的に聞いたっていうところがいいですよね。うるうるきました。

    ワークライフシナジー
    多ぁ望Map No.0188

  • Scheme245:自分の雇用を守るために必要なことは「上司の言うことを聞く」ことではなく、「自分の付加価値を高めること」これが私達に必要な意識の変化

  • Try301:ワークハードからワークスマートへ、ワークライフバランスよりもワークライフシナジーをめざそう。

  • 復習 Scheme99:ワークライフバランスはすばらしい経営戦略である。
    個人も会社も成長できる取り組み。

    復習 Scheme27:「ライフ」のインプットなしに、「ワーク」でアウトプットはできない。業績悪化のときこそワークライフバランスが必要である。
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