ファシリテートハンドルとピクチャーダイアログ

 さて4回続けて、第8回渡り鳥の会をレポートしてきました。

 本日からは、レポートではなくて終わってから学んだことにスポットを当ててみたいと思います。

 今日紹介したいのは、2つのコンセプトワードです。

1.ファシリテート・ハンドル

2.ピクチャー・ダイアログ


ファシリテートハンドル

 今回経験した「びー・だいあろぐ」ワークを振り返ってみて、ひらめいた言葉です。

 このコンセプトワードを理解してもらえると、次回のこちらのタスクがわかりやすいんじゃないかと考えています。

  • Task132:ダイアログワークの録音結果を振り返り、会話のレベルの深さをチェックする。

  •  今日のトライ宣言です。

  • Try293:新しいワークショップの形=ピクチャーダイアログを実践しよう!それは共有したストーリーを可視化するワーク。

  • ファシリテート・ハンドルとは?


     今回のダイアログワークを通して、ファシリテーターの役割を実感することができました。

     私は、7名の参加者のワークを担当。そして今までとは違った立場でのぞみました。

     それは

    「ファシリテーターに専念すること」

     今まではファシリテーターと参加者を兼任して、一緒にワークに入り込むやり方は経験してきましたが、本来ファシリテーターは中立であるべき。個人の意見を主張するよりも、参加者の意見を引き出すのが役目。

     そのおかげか、冷静にワークの結果を分析することができました。

     録音した音声データを振り返ってみると、ファシリテーターとしてすべきことがクリアになってきました。

     それが「ファシリテートハンドル」というコンセプト。

     ファシリテーターは参加者のダイアログを促す責任があります。つまりハンドルを操作するってこと。

    1.横のダイアログを促すハンドル操作

     上図で紹介したようにハンドルはあらゆる方向に向けることが可能です。最初にすべきことは、参加者の発想を広げていくこと。思考を開き、心を開き、そして意志を開く。

     ・夢を語る未来に視点を持っていったら、次は過去に向けてみる。

     ・自分の話題を広げたら、相手の立場で考えてもらう。

     ・相違点に注目してみたり、共通点に注目してみたり。

     このような視点を広げていくハンドル操作を横のダイアログと呼びます。コーチングスキルではスライドアウトとも呼ばれます。

    2.縦のダイアログを促すハンドル操作

     そしてもう一つ重要なハンドル操作は縦のダイアログを促すこと。ある視点に注目したときに、それをどんどん掘り下げていくこと。これをチャンク・ダウンと呼びます。

    「今年は、海外旅行に行きたいと思っているんです。」

    「いいですね。例えばどんな国に行きたいですか?」

    「やっぱりイタリアですね。」

     逆に上にハンドルを向けることも大切です。これはチャンク・アップと呼ばれ、広がったアイデアをひとつにまとめていく操作。

     ここがグループワークとしては一番重要なところ。ここの共有ができて初めて一体感が生まれます。

    ピクチャー・ダイアログとは?


     さて、今回のワークでは企画者であるあまにがマインドマップのセントラルイメージは最後に描こう!という提案をしてくれました。

     これが今回のダイアログワークで一番、面白い工夫だったと感じました。

     ダイアログとは、自分と異なる人とどれだけ共通の言葉で、共通のイメージを創っていけるか。というところがポイントとなります。つまり、「みんなで絵を描くこと。」なんです。

     ただし絵を描くことが目的ではありません。共通のストーリーを創った上で、それを絵にするってこと。

     今回はどんなワークになったかというと・・・。

    1.シンボルの意味とは?

     「神の酒」というシンボルイメージについて、個人の思いを広げていく。このときは、バラバラのイメージが飛び出てくる。

    2.チャンク・ダウン

     個々のイメージを掘り下げていく。話が盛り上がるポイントは、より深く。

    3.スライド・アウト

     必要に応じて、視点切り替えを行う。話題を広げて、イメージを膨らませる。

    4.チャンク・アップ

     広がったイメージをつなぎ合わせて、ストーリーを創っていく。マインドマップに発言のキーワードを残しておくと、何かが見えてきます。

    5.イメージを描く

     今回は模造紙の中央にマルだけを描き、最後にマインドマップのセントラルイメージを描きました。

    6.タイトルを決定する

     全脳思考チャートでは必ずストーリーにインパクトのあるタイトルを付けます。今回もストーリーを創って、それを絵にするため、全脳思考チャートと同じようにタイトルを決めてみました。

     このようなステップをグループで実践した結果、会話のレベルが深くなっていくを目の当たりにしました。

     そして最後のセントラルイメージができあがり、かつインパクトのあるタイトルが決まったとき、

    「何か大きなものとつながったような感じがしました。」

     そうです。まさにダイアログからプレゼンシングへ移った瞬間でした。

    ピクチャーダイアログ
    多ぁ望Map No.0187

     そして私達のグループが決めたインパクトのあるタイトルとは

    「神への階段 ~60重の塔で会いましょう~」

     なんかストーリーを聞きたくなるでしょ? これは次回レポートします。

     今日のトライ宣言です。

  • Try293:新しいワークショップの形=ピクチャーダイアログを実践しよう!それは共有したストーリーを可視化するワーク。

  • 復習 Task132:ダイアログワークの録音結果を振り返り、会話のレベルの深さをチェックする。
    復習 Scheme231:インパクトのあるタイトルにはストーリーが焼き付く。それはコミットメントされた行動を後押ししてくれる。
    復習 Scheme233:伝えたいイメージが共有できれば、即興は可能である。
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