あとはグループ・ジーニャスにまかせる

 昨日紹介したワークショップからマネジメントの「二面性」を学びました。

「強み」と思っていたのに、実はそれが「弱み」だった。

 和田裕美さんの陽転思考にこんな言葉がありました。

「事実はひとつ、でも解釈はふたつ。」

 おなじ事実でも、視点によってそれが強みに見えたり、弱みに見えたり。

 でもその視点の違いを自ら気づくことってなかなか難しいです。

 それがグループ・ダイアログを行うことによって、明らかになります。

 今回のワークショップのねらいはそこにありました。今回得られた気づきを上司に伝えてみると、かなり冷めた返事が・・・。

「それはマネジメントの二面性だ。あって当然のこと。」

 現実の物事には正解はない。あるのは考え方だけ。正解と誤解にわけたところで、どちらも反対の結果にたどり着くこともある。物事にはつねに二面性を持っているということ。

 それに気づいた私達はまたひとつ勉強になりました。

 おそらく上司が事前に「物事には二面性がある」と教えられるよりも、ダイアログによって自ら気づく方が、得るものが大きいんじゃないかと感じました。

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(2008/06)
堀 公俊加藤 彰

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 今日のスキーマです。

  • Try289:物事には二面性がある。教えられるよりも自ら気づかせるチャンスを作ろう。

  • あとはグループ・ジーニャスにまかせる


     昨日紹介したように、用意された質問が終わると、あとはその場の流れにまかせました。つまりここまででその場にグループ・ジーニャスが生まれているってことなんです。

     この後はこんな流れになりました。

    ・具体的にどんなひとが困っているのか?

    ・その人達がハッピーになれるためにはどうすればいいのか?

    ・理想的な取り組みは今までにあったか? → 2例ほどあり。

    ・フォローすることが大切 → でもフォローされる側の気持ちは複雑


     ここでダイアログのフォーカスは「お互いに助け合うこと=フォロー」に絞られました。

     フォローすることは気楽

     フォローされることは気が引ける


     でも理想的なチームでは、そんな気持ちのギャップはなくて分け隔て無くフォローし、フォローされる状態ができているということも見えてきました。

     これが理想的な状態。

     しかしながら、感じ方の違いが理想的な状態から遠ざけていることは事実です。

     そしてグループ・ジーニャスが最終的に得た結論はこうなりました。

    「フォローして、フォローされる雰囲気をつくっていこう!」

     フォローすることは気軽。でもフォローされるのは気が引ける。その感じ方を変えていきたい。

     お互い気兼ねなくフォローしあえたら、きっとどんなに忙しくても明るい気持ちで乗り越えられるはず!

    グッジョブ! グループ・ジーニャス

     すごいよ。君たち!!

    ワークショップ実践結果
    多ぁ望Map No.0180

     このワークショップをきっかけに、職場の雰囲気が変わっていくことを期待します。

     さあ、次回は社外のメンバーとやってみよう。

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