U理論とコミュニケートレベル

 こんにちは、新習慣クリエイターの多ぁ望です。

 今日は以前紹介した「対話から生み出すアイデアのレベル」について、再考してみました。

  • Try54:自分にあったリーダーシップを発揮しよう。4つのタイプのリーダーシップを理解し,自分の強みを伸ばそう.

  •  先週の勉強会では「びー・だいあろぐ」という「ダイアローグ」についてのプレゼンとワークをばしゃーるが実践してくれました。

     このときのダイアログのテーマは

    「私達の新しいHAPPYの意味を考えよう」

     というものでした。

     このワークはまだ終わっていません。参加者からの声をメールというバトンに載せて、ダイアログを継続中です。

     ばしゃーるからは、アイデアのレベルとU理論のレベルを二つ紹介してくれました。この二つが同じ事を示しているような気がして、もう一度フォトリーディングして、マインドマップに整理してみました。

    コミュニケートレベル
    多ぁ望Map No.0172

     なんだかヘンテコなマインドマップに。セントラルイメージは右上のU理論の図。かなり時間かかったけど、頭の中が整理された感じです。

  • Try281:コミュニケートレベルをチェックしよう!今回のGRワークではレベル4(進化)を達成!

  • U理論:Conversational Actions


     すでに読んだことのある本を3冊フォトリーしてみました。特に今回参考にしたのはTheory Uの「Conversational Actions」という章。U理論を「人との会話」に当てはめた部分です。


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     U理論では会話を4つのレベルに分けています。

    Level1:ダウンローディング とりとめのない会話
    Level2:ディベート 相違点に言及
    Level3:ダイアログ 互いに聴く
    Level4:プレゼンシング 深いところまでつながる


     これはUの字のように、お互いの関係性を肯定して深いところまでコミュニケートできると、そこから今度はリアライジングのステップに移行します。そして最終的にはパフォーミング=成果を手にします。

    対話から生み出すアイデアのレベル


     以前紹介したように、複数の相手との会話からアウトプットされるアイデアのレベルは次のようになります。

    レベル1(選択):A,Bから、Aを選択した =Discuss(討議)
    レベル2(合成):A,Bから、A+Bという結論を出した
    レベル3(発展):A,Bから、新たなCというアイデアに発展した
    レベル4(進化):A,Bから、目的を修正して、Dというアイデアに進化した
    レベル5(創発):A,Bから、目的がさらに高い目的に変化し、Eというアイデアを創り出した


     さて、このフレームワークにU理論を合体させてみたら、理解が深まるんじゃないかと考えました。

     U理論は「会話」という大きなくくり。そしてこのアイデアのレベルは「会議」などの小さなくくり。

     そこで、2ステップで理解することとしました。

    ステップ1:ディスカッションかダイアログか?
     この二つは大きく異なります。まずはコミュニケートレベルは二つに分かれます。

    Discuss(討議):複数の意見から、一つに決めること(誰かが勝ち、誰かが負ける)
    Dialogue(対話):対話を重ねて、一つのアイデアをスパイラルアップして新たなアイデアを創出すること(誰かが勝てば、みんな勝ち)


     アイデアのレベルでは選択と合成。U理論ではディベート。ここまでがディスカッションのこと。それ以降はダイアログと考えられます。

     そしてU理論のダウンローディングがどこに来るかというと・・・。これは会議のアウトプットをめざすものではないので、Level0としました。

    ステップ2:U理論のステージを当てはめる
     アイデアのレベルの発展と進化はダイアログ。そしてダイアログの中でも、究極のフロー状態に達したものをプレゼンシングと考えました。つまりプレゼンシングもダイアログのひとつ。これが創発と同意です。

    びー・だいあろぐワークを振り返る


     先日紹介した「びー・だいあろぐワーク」の結果を自分で振り返ってみました。

  • Scheme208:四則演算ダイナミックでプレゼンをレベルアップ。割り算=わかりやすさ、掛け算=インパクト、引き算=シンプル、足し算=マネすること。

  • テーマ「私達のHAPPYの新しい意味を考える」

    Level0(発言):ワークの参加者ひとりずつが考える「HAPPY」を発言

     この時点では様々な意見が出る。一つの単語でも考え方が全然違うことを認識。

    Level3(発展):全員の意見から共感する点、相違点などを共有。その結果ひとつの気づきが生まれました。

    「幸せには自分ひとりで味わうものと、二人以上で味わうものがある」

     ここはあくまで「HAPPYの意味」という目的に応じた結果。これが発展。

    Level4(進化):「気づき」には良いものと悪いものがある。そして幸せの意味を二つに分けた結果、それらが裏返しの関係であることを発見。

    「自分だけの幸せの裏側に、二人以上の幸せが存在する」

     このレベルでは「HAPPYの意味」から外れてくる。「気づき」とか「幸せの裏側」とか。

     ここで残念ながらワークは時間切れ。というわけで私達のワークの達成レベルは「進化」だと感じました。

     もうちょっと時間をかけて、ダイアログしていけば、プレゼンシング(Level5 創発)にたどり着けたかも。


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    コメント

    No title

    多あ望さんへ
    東京では突っ込んだところまでU理論を意識していますよね。ぼくももう少しそのあたり詳しく知りたいところです。
    私も最近一人でやるよりも、みんなでやったほうが成果(気づき)が大きいことに気付き始めました。やはり競争より協力だとおもいます。

    2010/08/09 (Mon) 06:21 | ジョニ~ #wLMIWoss | URL | 編集
    ジョニ~、コメントありがとう!!

     今回のメンバーの中では「自分の理解したこと」を他の人と分かち合いたいという気持ちが強いのかなと感じています。
     例えば私がU理論ってこんな感じなのかな?と頭にイメージしたときに、それが正しいのかどうか確認する方法がありません。
     そこで、誰かとコミュニケートすることによって、「あ、そういうことなんだ」という感覚が理解への第一歩かなと思っています。
     「競争」では誰かが勝って、誰かが負けます。でも「共創」ならともに勝つことが可能です。協力して創っていくこと。これが渡り鳥の会の楽しさなのかも。

     ジョニ~とダイアログできたことに感謝。ありがとうございました。

    2010/08/09 (Mon) 21:02 | 多ぁ望@新習慣クリエイター #TZpNm4HA | URL | 編集

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