継続は力なり?

 今日はひとつ告白することがあります。

 15年続けてきた趣味のひとつである「クラブ会報の発行」をやめました。

 ある趣味のクラブで1年に1回発行する20ページ程度の小冊子。イベントレポートやメンバー同士の情報交換などを掲載。

 今日のテーマはこれです。

「継続は力なり?」

 続けることで、何か得られるものがあるんじゃないか? 量質転換とも言います。量をこなすことで質がよくなっていくこと。

 これが一般的な解釈です。でも今日は「?」をつけてみました。

 この言葉にクリティカルシンキングを行ってみました。

 得られたスキーマはこれです。

  • Scheme188:継続が奪う変化力。何かをやめて新たな取り組みをすることも必要である。

  • 継続は力なり


     続けることは大切なことです。それによる成果や成長も大きな価値があります。

     今回私が気づいたことがあります。まず15年続けてきたことをやめた理由です。

    ①個人的負担が大きい
    ②会報のネタ不足に悩んでいた
    ③会報作成の意味が揺らいだ


     そしてそれらを15年も続けてきた理由も考えてみました。前向きな理由はこれ。

    ①続けることに意義がある
    ②クラブの記録として残したい
    ③みんなが期待している


     でも後ろ向きな理由もありました。

    ④やめると罪悪感がある
    ⑤自分がクラブの創設者なのでやめちゃいけないんじゃないか


     この5つを理由にして、ずっと続けてきたんですがここに来て決断をしました。

    継続が奪う変化力


     以前はこのクラブ会報の作成は楽しかったんです。でもここ数年はちょっと辛くなっていました。昨年もくじけそうになりました。でもがんばって作成しました。

     今年どうするか悩んでいたら・・・。期限切れ。

     楽しいことは続きます。でも楽しくなくなったら、それを続けることにはストレスを伴います。

     だから思い切ってやめてみました。

     やめることで気づいたこともあります。

     それは先にあげた理由が真実でないこと。

    ④やめると罪悪感がある
    ⑤自分がクラブの創設者なのでやめちゃいけないんじゃないか


     この二つは真実でないことがわかりました。自分が苦痛に感じている状態で会報を作成しても、読者には良い内容を伝えられません。そしてやめることに罪悪感を感じるのは、自分のただの思い込みでした。もちろん、創設者だからやめてはいけないということも。

     今後はWebを使って、会報という形ではなくなりますが情報共有は続けていくつもり。

     最後に一言。クラブの仲間からの言葉ですっきりしました。

    「いまやweb環境の方が柔軟性があってよいと思います。」

     そしてもうひとつ気づいたことがあります。それは・・・。

    「続けることが奪う変化力」

     です。人は変化することで成長します。そして環境もどんどん変化します。これに適用できなくなったとき、成長はとまります。

     今まで「継続」という言葉を理由に、変化を拒んできたんじゃないかと感じました。

     「クラブ会報」というアナログな冊子にこだわり続けてきたことで、Web環境の変化、読者のニーズの変化に目をつぶっていたんじゃないかと気づきました。

     ということで、気持ちを切り替えると、罪悪感なんて感じることなく、スパッとやめられました。

     続けることが常に正しいとは限りません。今日、学んだことです。

  • Scheme188:継続が奪う変化力。何かをやめて新たな取り組みをすることも必要である。

  • 復習 Try264:つながり力で新たな行動を見つけよう。つながり力とはひととつながることで生まれる創発の力。
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    コメント

    罪悪感

    多ぁ望さん、こんにちは!

    いつも勉強させてもらってます。ありがとうございます。
    ちょっと趣旨からズレるかもしれませんが、この記事を読ませてもらって思い出したことが一つありました。
    それは、罪悪感との付き合い方です。

    以前は、罪悪感と上手く付き合うことが楽に生きるための一つ重要なことだと考えていたんですが、この記事を読むまで忘れていました。

    良かったらこちらのページをフォトリでサクっと読んでみてください。
    http://www.counselingservice.jp/lecture/lec4.html

    2010/06/13 (Sun) 06:27 | しのの #- | URL | 編集
    まずはそういう自分を認識すること

    しののさん、コメントありがとうございます。

    心理学は奥深いですよね。今回の記事の背景にある心理学を学ばせていただきました。

    罪悪感とかネガティブな感情とうまくつきあう、第一ステップは、そういう自分を認めること。認識することだと思います。

    「あ、今オレって罪悪感を感じている」

    「あ、今オレってスパイラルダウンにはまっている」

    とか。その次にリンク先に紹介されていた「許し、感謝」という気持ちに切り替えていくこと(リフレーミング)なんじゃないかと思いました。

     自己認識を怠ると、ネガティブな感情に振り回されてしまいます。それに気づいたとき、スパイラルダウンから脱出できるような気がします。

     よい気づきをありがとうございました。

    2010/06/13 (Sun) 21:25 | 多ぁ望@新習慣クリエイター #TZpNm4HA | URL | 編集

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