上司がすべきことは○○を見つけること

 部下を持つようになると、「上司としてどうあるべきか?」ということを考えずにはいられなくなります。

 でも考えることと、行動することはなかなか一致しません。

 例えば・・・。

 こんな場合をイメージしてみてください。

 あなたの部下が問題の行動をとっていたとします。

 このとき上司であるあなたはどんな言葉をかけるでしょうか。

「おいおい、そんなやりかたしていたらダメじゃないか!」

「もっと、こうしなさい。」


 この本を読んだら、なんだか自分の考えと行動が結びついてないんじゃないかと不安になってきました。

フォトリーNo.187

1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!
(1983/02)
K.ブランチャードS.ジョンソン

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  • Scheme176:目標が行動を促し、成果が行動を持続させる。

  • 一分間称賛法


     上司は部下の問題点を指摘したがります。そしてアドバイスしたがります。

     でもこれは理想の上司がやるべきことではありません。

     この本を読んで一番グサッときたことはこれ。

    「マネジャーが時間の大半を費やして見つけようとしているのはなんだと思う?」

     ここで一分間マネジャーについて教えてもらっている主人公は答えます。

    「部下が演じる失態でしょう。」

    「そのとおり。でもここでは部下がうまくやっているところを見つけるのだ。」

     これが「一分間称賛法」です。

     上司のみなさん、「部下のうまくやっているところ」に注目していますか?

     仕事を進める上ではどうしても「問題」に視点が集まりやすいです。問題を問題としてとらえていると、どんどん雰囲気が悪くなってきます。

     「すごい会議」では問題を「問い」に変換して解決策にフォーカスするという手法がありました。

     視点を問題ではなく、「うまくいっていること」に切り替えたいですね。

    「うまくいっていること」を抽出する方法


     さて、どうやったら「うまくいっていること」を見つけることができるでしょうか。

     部下に張り付いて行動をチェックする?

     そんなことは上司の身ひとつではできません。本人のうまくいっていることに出くわすチャンスって極めて少ないかもしれません。

     そんなチャンスを抽出するために、こんな取り組みが有効であることに気づきました。

  • Try228:ありがとうございましたメールを配信し、光の言葉を共有する

  •  一日の中で「うまくいったこと」を共有するやり方です。本来は感謝を共有しようというねらいで始めたこの取り組み。

     意外な効果があることがわかりました。

     それは「うまくいったこと」の共有。です。

     チームの雰囲気をよくするための共有というねらいでしたが、実はこの内容は上司と部下を橋渡しするキーワードになっていたんです。

     自分の仕事で「うまくいったこと」を宣言する。

     それを上司が話題として切り出すことで、部下にうまくいったことの本質を掘り下げてあげるきっかけが生まれます。

    「昨日のメールにあった、あの件、どんな結果だったの?」

    「実は、こんなすごい結果が得られたんですよ。」

    「それはあなたが自信をもって進めたおかげだね。すばらしい成果だよ。」

     つまり偶然でしか居合わせない「うまくいったこと」を意図的に共有できる仕組みなんです。

     今後も続けていこうと思っています。

     最後に1分間マネジャーからのスキーマを残しておきます。

  • Scheme176:目標が行動を促し、成果が行動を持続させる。

  • 復習 Try228:ありがとうございましたメールを配信し、光の言葉を共有する
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