キンドルがヒットした理由

 日本では発売されていませんが、アメリカでは電子書籍の普及がこの製品のおかげで一気にはじまったと言われています。

 もうすぐやってくる「電子書籍時代」。まずは「キンドル」というものがどんなものか調べてみました。

 先日、AppleのiPadが米国の予想以上の売れ行きの結果、米国以外の発売を1ヶ月延期すると発表しました。

 これはiPhoneに続く、大きなブームになりそうですね。

 ところでみなさんは「電子書籍」すでに利用されてますか?

 実はアメリカよりも日本の電子書籍市場の方が市場規模が3倍ほど大きいそうです。ちょっとびっくり。

 そこには文化の違いがあるようです。

キンドルの衝撃キンドルの衝撃
(2010/01/30)
石川 幸憲

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  • Task107:キンドルの成功には「読書感」の追求にあった。キンドルソフトを活用して洋書にチャレンジする。

  • 紙メディアの切り替えと携帯端末の専用化



    Mac Fan ( マックファン ) 2010年 05月号 [雑誌]Mac Fan ( マックファン ) 2010年 05月号 [雑誌]
    (2010/03/29)
    不明

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    日本の文化=携帯端末の専用化

     日本の電子書籍端末は04年ごろから様々なメーカーが発売し、淘汰されてきました。これは紙メディアからの切り替えをねらったもの。(この内容はMacFan5月号の記事も参考にしています。)

     電子書籍フォーマットが統一されず、ユーザーはその端末で見られる書籍しか入手できないという点で失敗に終わっています。

     その後、日本では携帯電話の普及に伴って携帯端末専用のコンテンツが充実してきました。ここで市場規模を拡大したのが新たな電子書籍です。特にコミックの市場規模が8割を占めているとのこと。ここがアメリカにない特徴です。

    アメリカの文化=紙メディアの切り替え

     アメリカではAmazonが07年にキンドルを初めて発売。日本では淘汰されてしまった紙メディアの切り替えに独自のビジネスモデルを投入し、チャレンジしました。

    1.価格は書店が決定せず、Amazonが決める
    2.リアル書店に対し、キンドル版としての格安設定
    3.通信料金はAmazon持ち


     日本では成功しなかった紙メディアの置き換えに、膨大な書籍の販売数と低価格で提供できるシステムで一気に電子書籍の市場をつかんだということです。

     特に新聞をキンドルで購読することに、大きなメリットがあったようです。何しろアメリカの住宅は大きくて、新聞配達員は新聞を庭にほおり投げるだけらしいので。

    読書感を重視したコンセプト


     さて、使ったこともなく、触ったこともないキンドルですが、この体裁をみて、どう思いますか?



     私は・・・。

    「無味乾燥。魅力がない。欲しいと思わない。」

     これは今活用しているiPhoneとかこれから発売されるiPadなどの魅力的な商品を目にしているからだと思いました。

     なぜこれがヒットしたのでしょうか。本書を読んで、それがよく分かりました。

     例えばこんな質問をしてみます。

    「あなたが読書しているとき、本の形や折れ目、紙とか気になりますか?」

     読書にのめり込んでいるときって、そんなこと全く眼中にないですよね。これをAmazon創始者のジェフ・ベゾス氏は「読書感を重視した設計」と言っています。

     本の形や紙や折れ目が主張してはいけないんです。気が散りますからね。電池の持続時間は約2週間。最近では携帯電話は1日しか持たないというのに。

     こんなところにヒットの秘訣があったようです。

     なおキンドルはすでに国内でも利用が可能となっています。iPhone版、PC版、Mac版とキンドルのハードがなくてもソフトだけでアメリカのAmazonからダウンロードが可能となっています。

     というわけで本日のタスク宣言です。

  • Task107:キンドルの成功には「読書感」の追求にあった。キンドルソフトを活用して洋書にチャレンジする。

  • 次のブームへの挑戦


     さて、このように日本とアメリカがそれぞれ異なる電子書籍の発展をとげてきました。日本では紙メディアの置き換えに失敗し、携帯文化を独自に発展。
     そしてアメリカではキンドルによる紙メディアの置き換えの成功。

     次に待っているのは・・・。両者を取り込んで、電子書籍ならではの使い方を切り開く新たな市場です。それは書籍に限るものではありません。

     発売が延期になったことは残念ですが、それだけ注目されている次世代端末。

    iPad

     です。

  • Task107:キンドルの成功には「読書感」の追求にあった。キンドルソフトを活用して洋書にチャレンジする。

  • 復習 Task105:iPadを入手して、新たな世界に飛び込もう!
    復習 Task97:「プレゼンスキル向上」ワークショップを開催する 10.03.28完了
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