陽転思考とポジティブシンキングの違い

 以前「人づきあいのレッスン」という本で、コミュニケーションのテクニックを学んだ和田裕美さんの新刊を読んでみました。
 メルマガのタイトルでもある「陽転思考」が何か?というテーマの本です。

 陽に転ずる考え方。

 言葉からはなんとなく意味をわかっていたつもりでしたが、読んでみると、和田さんが伝えたかったことを全然理解してなかったと気づきました。

 世の中には「ポジティブシンキング」とか「プラススパイラル」とか、なにがなんでもプラスに考えなさいという本があふれていて、息切れしている方も多いんじゃないかと思います。

 特に「優柔不断」と認めているあなた。(私もそのひとり)。

 そんなひとにぜひ身につけてもらいたいのが「陽転思考」と力強く伝えています。

人生を好転させる「新・陽転思考」人生を好転させる「新・陽転思考」
(2009/08/22)
和田裕美

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ポジティブシンキングとは違う


 実は、この本を読んだときに「引き寄せの法則」とどんな位置づけになるのか考えてみました。
 冒頭では和田さんがずっと考えてきた陽転思考の定義。ポジティブシンキングとはどこか違うのかをわかりやすく説明してくれています。

ポジティブシンキング
 ・プラスのことだけを考える
 ・すべてを肯定する
 ・よいことだけを考える

 なるほどって思っても、人間弱音をはきたくなる状況にも遭遇します。ヘコんでしまうこともあります。ポジティブシンキングはできるひとと、そうでないひとがいます。
 実は「引き寄せの法則」にも出てきた「流れに乗る」という考え方。
 ポジティブシンキングに挫折した人は

「ポジティブに考えなきゃいけないんだ」

 こんな風に考えていませんか?これは「流れに逆らう」考え方です。

陽転思考とは?


 事実はひとつ。考え方は二つ。考え方にはプラスとマイナスがあります。つねにその両方を選択しとしてあげてから、自分で選ぼうという姿勢が陽転思考です。

陽転思考
 1.事実を受け入れる
 2.いやな感情も受け止める
 3.「よかった」を探す
 4.2と3を比較して、自分にあったものを選択する
 5.ワクワクする

 これが陽転思考のステップです。ポジティブシンキングと異なるのは2です。すべてを受け入れて、徐々に考え方の方向を「よかった」の方向に変えていくやり方です。

 これはまさに「流れに乗る」考え方。ここにはがんばるとか、力むという概念はありません。川を下っていくと、きっと「よかった」が見つかるんだと思います。

陽転思考を身につける方法


 陽転思考を定着させるためのプロセスとして3つ抜粋しておきます。

1.「よかった」を書き出す。
 これは「よかった」ことをダイレクトに書くだけでなく、「よくなかった」ことも書き出します。でもよくなかったことを振り返り、その中から「よかった」ことを見つけることがポイントです。
 今日の私の気分を書き留めてみます。

風が強くて、自転車通勤がつらかった

おかげで、体力がついてよかった!

 なんかちっぽけですみません。そういえば最近「嫌な」出来事減ったかも。

2.自己中心主義になる
 「引き寄せの法則」でも学んだ自己中心が第一という考え方。他人中心では自己実現は不可能です。さらに他人への貢献も疎かになります。まずは自己中心であること。その上に貢献が成り立ってきます。

3.アウトプットする
 陽転思考は周りを巻き込みながら身につけるべしとありました。実は、「思考」って身近にいる人達の影響って大きくうけるんですよね。
 私も最近はプラススパイラルを身につけるべく社内でも、いやなことがあると「プラス」に言葉を入れ替えて会話するようにしています。
 私が気分よければ、周りの人にも伝わっていくはず。その逆にはならないようにしたいです。

陽転思考
多ぁ望Map No.0110



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コメント

No title

はじめまして^^↑

陽転思考とは
考え方の入れ替えではなく
脳(心)を流れている温度の入れ替えから起こる
自然発生的なプラス思考と捉えても
よいのでしょうか^^↑

考えるの入れ替えではなく
感じているの入れ替え

ポカポカの空気が、脳内に流れていれば
どうすっころんでもマイナス思考にはならない

問題だと感じたら、考え方を模索する前に
温度の入れ替えから取り組む

こんな感じでもいいのでしょうか^^↑
ありがとうございます☁

2011/06/30 (Thu) 16:04 | 左眼さん #- | URL | 編集
「自然発生的」がポイントですね。

左眼さん、コメントありがとうございます。

「プラス思考にならなきゃいけない」

ともがくことが間違っているということなんですね。だから左眼さんの言うとおり「自然発生的」であることが大切です。

温度というのは感情と考えてもよろしいでしょうか。

誰にでも辛いときがある。それを受け入れて、小さな「よかった」を見つける。これを繰り返して行けば、かならず「自然発生的」なプラス思考にいきつくはず。

というひとの温度は、周りの人達にも伝わるんですよね。

ありがとうございました。

2011/07/01 (Fri) 21:28 | 多ぁ望 #TZpNm4HA | URL | 編集
感情は馬

離別感、これがしっくりきたんです

感情は馬、乗り手が私、
人生とは人馬一体の旅である

感情は私ではなく
旅の友である馬だったんだ

馬が暴れたときに
私がしっかりと手綱を引くことができれば
それが進化向上という幸福感となって
人生を満たしてゆくのだと理解できました

自分を好きでいられるときは
尊敬と向上が真ん中にある気がしています

子育てとは
私の時間をあなたにあげるわね☁
この幸福感から始まる体験みたいですね^^
未体験ですが

感情が
人生を共に旅する愛馬だと理解できたとき
私の陽転思考は
さらに真ん中に入った気がしています☁

ありがとうございます

2011/07/22 (Fri) 19:21 | 左眼さん #- | URL | 編集
素晴らしいメタファーですね。

左眼さん、すばらしいメタファーをありがとうございます。

「感情は感じれば開放される。抵抗すれば縛られる。」

とあるように、自分がどんな感情になっているかを感じることがアンガーマネジメントのスキルでうたわれています。

感情に支配されているとき、自分がどんな感情になっているか気づけません。つまりどんな馬に乗っているかわかっていないってこと。

だから感情を自分と切り離した馬と表現するのはとてもわかりやすいですね。

馬にも愛情を注ぐ必要がある。そう考えると、自分の感情とうまくつきあっていけそうです。

ありがとうございました。

2011/07/22 (Fri) 20:44 | 多ぁ望 #TZpNm4HA | URL | 編集

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