仕事効率化の目的は?

 今年も梅雨があけましたね。爽快な青空とともに、一気に夏がやってきた感じがします。
 「仕事の効率化」について、自分だけでなく、周りのメンバーも含めて小さな改善を続けて1年が経ちました。
 今日紹介する本は、以前紹介した「知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100」の永田豊志さんの新刊です。

  • Try167:SCAMPERの質問で、アイデアをスパイラルアップしよう。アイデアはひとりで出すよりも、チームで創出!

  •  このブログも8月で、一年になります。アウトプットを続けてきて、初めて「献本」という経験をさせていただきました。読書に対する新たな選択支ですね。大変光栄です。ソフトバンククリエイティブ様、ありがとうございました。

     前作ではフレームワーク100という名の通り、100個のビジネスで有効なフレームワークを見開きで解説したリファレンス本といった構成でした。
     今回は、「アイデア創出」にテーマを絞ったフレームワークに加えて、豊富なエピソード、豊富な書籍紹介を交えて、とても楽しい内容となっています。本書からたくさんの読みたい本に出会うことができました。

    フォトリーNo.36
    革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55
    (2009/06/27)
    永田 豊志

    商品詳細を見る

    仕事効率化の目的はクリエイティビティのため


     私の仕事はエンジニア。日々、新たな問題に出くわしています。すでに発生してしまった問題をいかに短時間で解決するか?これはある意味「力技」で勝負です。
     一方、このような問題を発生したいためにどうすべきか?という取り組みも並行して行っています。これが「クリエイティビティ」な活動だと思います。「力技」よりも楽しく、創造的な仕事です。

     「仕事の効率化」はどんな業界でもめざしている姿だと思います。それは仕事を短時間で解決するためにやっているのでしょうか?

     そうではないんですよね。それは「クリエイティビティ」の時間を創り出すためにやっているんです。この活動の大敵は「ゆとりのなさ」です。時間がなければ、クリエイティブな活動に時間を割けない。そうなると問題は次から次へ発生してくるんです。負のスパイラルです。

     ここで「時間がなければ」と書きましたが、ここには隠れた要素ば2つあります。

     ①物理的な時間
     ②精神的な時間


     ①はすべてのビジネスマンに共通して与えられているものです。1日は24時間しかありません。

     ところが、②はどうでしょうか。

     世界では著名な成功者がたくさん存在します。そして多くの成果を残しています。彼らにもやはり①は同じです。でも②は24時間以上もっているのではないでしょうか。それも「ゆとりある時間」として。

     誰でも集中しているときは時間の流れが遅く感じます。これをイーオン時間とよびます。物理的な時間はクロノス時間と呼びます。「ゆとりある時間」=イーオン時間を有効に活用しで、正のスパイラルを創り出したいですね。

  • Try132:15分のイーオン時間を活用しよう
    スキマ時間を活用すれば、仕事もプライベートも充実できる。


  • ジェームス・ヤング:アイデア生成の5段階


     アイデアって「今、答えを出せ」って言われても困ってしまいますよね。ところが、ふっと必要ないシチュエーションで思いついたりする経験があると思います。
     そしてさらに、その「!」って思ったアイデアはメモを取らなかったら、二度と思い出せない。心に残るのは「あのアイデアはとっても良かったのに!!」という後悔のみ。

     ここで発想フレームワークのひとつを紹介します。

    ジェームス・ヤング:アイデア生成の5段階
    1.情報の収集(多くの情報を集める)
    2.情報の融合(集まった情報がつながる→メモ)
    3.アイデアの孵化(刺激を与える)
    4.アイデアの誕生(記録する)
    5.具現化(行動する)


     ()内の行動がポイントです。それは「メモ」です。メモには2段階あります。情報の融合を促すためのメモ。ここではアイデアになっていません。気づいた言葉、気になった商品などを記録するだけ。いつかこの材料が芽生えるんです。

     それはトイレかもしれません。寝る前かもしれません。なんらかの刺激をきっかけに芽生えるんです。そしてアイデアが誕生します。

     誕生したアイデアはすぐに「メモ!」人の記憶ってとってもショボイんです。あっという間に忘れちゃいます。

     そしてメモったアイデアは実行に移してみましょう!行動してみると、新たなアイデアに昇華していくかもしれません。

    ブレイン・ライティング


     本書で初めて知った言葉があります。それが「ブレイン・ライティング」です。
     簡単に言うと、ブレーンストーミングを紙に書いて行うモノ。6・5・3法は覚えておきたいです。

    6:6人くらいで
    5:5分で考えて書く
    3:3つアイデアを出す/ひとり


     通常のブレストでは言葉で発言します。この手法には欠点があって、発言が偏ること。さらに第3者の発言に影響されることです。

     この欠点を克服してくれるのが「ブレイン・ライティング」です。ポストイットなどに書いてアイデアを均等に出していきます。
     これって「すごい会議」の手法そのものです。またひとつすごい会議のすごさを発見してしまいました。

     ブレストの手法がマンネリ化している方は、この「ブレイン・ライティング」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

    発想フレームワーク
    多ぁ望Map No.0090


    関連記事

    テーマ: ビジネス書レビュー | ジャンル: ビジネス

    ペーシングの第3要素 | Home | コミュニケーション勉強会

    コメント

    コメントの投稿


     管理者にだけ表示を許可する