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ピンと来た。コミュニケーションエンジニアリング

 こんばんは、新習慣クリエイターの多ぁ忙です。今日紹介する本は、リクルートで社員教育に長年携わってきた船戸孝重さんの教育観が満載の1冊です。
 かつて、新人は「放っておけば育つ」という時代がありましたが、現在ではそんなことはなく、放っておくとあっという間に会社をやめてしまう。そんな時代になってきています。

 本書では

「採用の時代から育成の時代へ」

 かわってきたと表現しています。変化の激しい現代における教育観とはどんなものか。これを教えてくれました。若手社員をかかえ、教育に悩んでいる方にはおすすめの本です。

フォトリーNo.30
折れない新人の育て方 (自分で動ける人材をつくる)折れない新人の育て方 (自分で動ける人材をつくる)
(2009/04/02)
船戸 孝重徳山 求大

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コミュニケーション・エンジニアリング


 今回、記事のタイトルにも使わせていただいたこの言葉。とてもピンと来たんです。

 さきほど採用の時代と紹介したのは1990年あたりを指します。その後、人材育成にあまり力を注がなかった失われた10年を経て、リクルートでは2002年より、「コミュニケーション・エンジニアリング」という部署が新設されたそうです。ここから若手社員の育成、定着をどうすればできるのか?という取り組みが始まりました。

 私は現在、個人的に「コミュニケーション術」に興味を持っています。いろんなビジネススキルを学んでくると、そのスキルには必ず「コミュニケーション」に行き当たります。
 つまり、すべてビジネススキルは「コミュニケーション」がベースとなって、様々なスキルが必要となってくるんだと思います。これはもはや「エンジニアリング」の領域です。

 先日、個人的な目標としてこんなタスク宣言をしました。

  • Task42:2010/5/31までに、社内コンサルティング機能を立ち上げ、5部署に対してコンサルティングを実施し、楽しく、やりがい世界No.1の職場を作る

  •  これは、現在の職場で「コミュニケーション」のトラブルによって、いかに業務効率を犠牲にしてるかということを痛感していることがきっかけになっています。
     自分が「コミュニケーション術」について少しでもアウトプットできるようになれば、業務効率を大きく向上させることができると考えています。

     そこでピンっときたのが

    「社内コンサルティング機能」=「コミュニケーション・エンジニアリング」

     ということなんです。このTask42が実現した先には、自社に「コミュニケーション・エンジニアリング」部署を設立したいですね。

     きっと、「コミュニケーション術」は常にエンジニアリングし続ける必要がある分野だと思います。さらに10年後にはまた新たな教育観が必要となっているかもしれません。

    折れる新人の作り方


     新人と関わる上で、知っておきたいのが「折れる新人の作り方」です。(そんな言葉は出てきませんが)つまづきやすい10項目がとても参考になります。

    1.思い通りにいかない配属
    2.小さな仕事、ルーチンワーク
    3.小さな成果
    4.報・連・相
    5.山積みの仕事
    6.納期要望
    7.ミス
    8.成果が出ない
    9.どうしていいかわからない
    10.結果


    セルフチェックシートで自分の経験を活かす


     まずは自分の経験を振り返ろうというワークが推奨されています。セルフチェックシートといって自分がつまづいた経験を先にあげた10項目から振り返ってみようとあります。
     自分の経験からひとつ実践してみたいと思います。

    1.つまづいた場面と状況

     大学を卒業して、就職が決まった。入社式の一ヶ月前に配属先の通達を受け取る。会社説明にない配属先だった。入社してみると、技術系の仕事として入社したつもりが、文系の職場に配属。入社早々から「やる気」が失われた。

    2.10場面のどれか

     1.思い通りにいかない配属

    3.マイナスに感じたこと

     研修や実習などのすべての活動において、積極性が出せなかった。結果的に、1年で退職。他社の中途採用の試験を受けて、合否が決まる前に、すでに退職してしまった。

    4.プラスに感じたこと

     職場の人柄に感動した。転職を打ち明けたところ、上司から

    「お前は、最初から何か違うと思っていた。」
    「仕事に本気を出してないことはわかっていた。」


     と言われて、涙が止まらなくなったことが忘れられない。現在は自分にあった仕事に就くことができている。

     さて、セルフチェックシートを実践してみましたが、これは見本になりませんね。結果として転職しちゃったんですから。でもマイナスとプラスの感じ方を振り返ることが今後の参考になるとわかりました。

    折れない新人の育て方


     これは3つのポイントがあります。

    1.3分コーチを実践する
     以前「3分間コーチ」という本を紹介しましたが、まずは1対1で話をする時間を毎日3分でいいから作ることです。毎日話すことで安心感が生まれます。

  • Scheme24:コーチングのための時間は日々のコミュニケーションにある。部下の仕事を止めずに、3分間コーチを実践しよう。

  • 2.価値実感体験を与える
     達成感や感動を仕事で得るチャンスを作り出すこと。小さな達成感でもOKです。これを積み重ねていくことが重要です。

    3.集中体験を与える
     ひとりで、一連の仕事を経験させること。こういう体験によって、仕事の本来の意味を理解するチャンスが得られます。

     この3つを頭に入れて行動していきたいと思います。本書は非常に気づきの多い本でした。従来の研修による教育の考えにはある程度限界があります。本来教育とはどうあるべきなのかを考えさせてくれました。

    折れない新人の育て方
    多ぁ忙Map No.0086



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    tag : 人材育成 書評

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     多忙な毎日にめげず、日々、新たな習慣を身につけるべく、努力するエンジニア

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    2.最上志向
    3.親密性
    4.責任感
    5.着想

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