チーズとは成功のことだったのか!

 この本、有名ですよね。2000年に出版されたものですが、当時かなり話題になりました。私は読んだことがなかったので、なんでこんな薄い本がビジネス書として話題になったのか、また、この意味不明なタイトルはなんなのか?興味を持っていました。
 読んでみると、話題になった理由がよくわかりました。ただ、書籍紹介する上で、どう表現すれば良いのか悩み、2週間くらいたった今日この記事を書いています。

チーズはどこへ消えた?チーズはどこへ消えた?
(2000/11)
スペンサー ジョンソン

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 この本はパラダイムシフトをシンプルな物語で表現しているのが特徴です。
 これが物語だけだったらここまで話題にならなかったように思います.その物語の影響力について仲間同士でディスカッションするパートがあることで,様々な側面で悩んでいるひとを後押ししてくれるパワーを発揮してくれるように思います.
 まずこの本の構成を説明します。メインの物語は50P暗いの短編小説なんです。また、目次がありません。これも特徴的ですね。

本書の3部構成
1.ある集まりで
2.物語 チーズはどこへ消えた?
3.ディスカッション


 4つのキャラクターが出てきますが,主人公は小人のホー.その相棒ヘムが変化を嫌うタイプであり,二人の既成概念を覆す考え方に切り替えたホーが新しいチーズ(つまりビジネスにおける成功)にたどり着ける.これはまさにパラダイムシフトですね.
 対称的なのはネズミのスニッフとスカリー。小人の二人が「複雑」だとすると、こちらは「単純」の象徴で、いろいろと悩むことなく、目的をめざしてひたすら動くタイプ。この2匹のネズミは最初に新しいチーズにたどり着きます。悩むより先に行動すれば、ゴールにたどり着くという教訓です。

チーズの時系列まとめ

 ここで、4つのキャラクターがどう行動して、どのタイミングでゴールにたどりついたのかを図示してみました。上の2段が「単純」を象徴するネズミです。何の迷いもなく、5ターム目には新たなチーズにたどり着いています。1タームが1週間なのか、1ヶ月なのかは読者の想像にゆだねられています。
 一方、「複雑」の象徴である小人の二人はチーズが消えてなくなったことを疑いつづけ、無駄な労力を費やします。そんな中で、ヘムが新たな考えに切り替えることで、ヘムだけがゴールにたどり着いたという状況です。ネズミ達と比べると5ターム分を無駄に費やしています。いかに考え方ひとつで、行動が変わるかということを訴えかけています。

 短い物語なので,何度も読めます.精神的に行き詰まったときにもう一度読んでみると新たなパラダイムシフトに出会えるかもしれません。

 実際に、この物語で行き詰まった人生を切り開いたというひとがたくさん現れて、話題になったんじゃないでしょうか。

 確かにインパクトがあって、なんか一歩踏み出せそうな気持ちにさせてくれる一冊でした。さすが、心理学者(スペンサー・ジョンソン)による言葉の力です。

Try21:恐怖がなかったら、自分はどんな行動ができるだろう
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