最新コミットメント

昇進2年目を振り返る

 こんばんは、今日はこの本を紹介します。若い部下をかかえている上司のみなさんには、少なからずこんな悩みを感じたことがあるんじゃないでしょうか。

「おいおい、コイツ何を考えているんだ???」

 年が離れているために、世代が違うとかそんな理由で話題が合わないこともあると思います。でも、それ以前に何を考えているんだ???っと「?」マークが2つも3つも重なることもあると思います。

 本書は、そんな観点からコミュニケーションをどうしていくべきかというアプローチを考える本です。著者の松本さんは臨床心理士として活躍し、企業のメンタルヘルスの取り組みの相談を受けるプロです。

 長い仕事生活において、「ストレス」とうまくつきあうことが重要です。私にも苦い経験があって、そのつきあい方についてはこのブログでも取り上げてきています。

 今日のキーワードはこれ。

「リーダーうつにならないために。」

フォトリーNo.25
理解不能な部下とうまくつきあうコツ理解不能な部下とうまくつきあうコツ
(2008/02/21)
松本 桂樹

商品詳細を見る

リーダーうつとは?


 第1章のタイトルは

「昇進2年目のリーダーが危ない!」

です。昇進したときってどんな気分ですか?

・信頼されている
・実績が認められた
・これからもっとがんばろう


 こんな「やる気」に満ちあふれていたことと思います。

一方、こんな「不安」もあふれてきます。

・部下の仕事の面倒がみれるか?
・自分の仕事とマネジメントが両立できるか?
・部下から信頼を得られるのか?


 この2つの「やる気」と「不安」の大きさが入れ替わるのが2年目なんじゃないでしょうか。

 この章では昇進2年目のリーダーに「リーダーうつ」の症状が表れやすいと警告しています。

 リーダーうつとは、プレイングマネージャーにつきつけられた自分の仕事とマネジメントの両立がうまくできなくなってしまったひとが陥りやすい症状です。

昇進2年目のリーダーって?


 この第1章のタイトル、インパクトがありました。なぜなら、自分そのものだったからです。現在、私は昇進して4年目になります。

1年目:モチベーションアップ
 昇進はうれしかった。やる気も十分。でもほとんど自分の仕事を重視。マネジメントはほとんどやらず。

2年目:自分の限界を知ってしまう
 「仕事をこなすことに対する自信」は十分にあった。でもそれだけではやっていけない状況に追い込まれる。部下の仕事のトラブルのフォローが重なる。一人ではいくらがんばっても限界があることがわかる。

 このときすでに「リーダーうつ」に入り込んでいたように思います。上司から気に障る一言があると、ブチッとあっという間にキレる。

3年目:助けを求める
 社内に閉じこもっていては解決策が見つからないような気がした。私が助けを求めたのは、「ビジネス書」であり、「セミナー」だった。

 そしてブログをスタートして、その行動の記録を日々つけているわけです。

 そうか、ちょうど1年だ。今日は6月26日。ちょうど1年前はこんな状況にありました。

 ①直属の上司が海外出張で不在
 ②部下のトラブルが複数発生
 ③マネジメントクラスのメンバーが退職、私ひとりになってしまった


 こんな苦境に立たされた私がとった行動は、「新組織の提案」でした。直属の上司がいない中、その上のマネージャークラスの方に、

「現状のメンバーではやっていけません。人員増加を要請し、新たな組織はこうあるべきです!

 と声を大にして訴えました。

 さて、ここで冷静にこの行動を振り返ってみます。自分の部下が自分が不在の間に、その上の上司にこんな訴えをしていたらどう思いますか?
 直属の上司の立場がないですよね。うまくコミュニケーションできてないんじゃないかと受け取られます。

 こういう上司、部下の関係が「リーダーうつ」を生み出してしまうんです。今だから、わかるその行動。自分の部下がこういう行動に出たら、責任感じちゃいますよね。
 上司のSさん、あのときは本当にご迷惑おかけしました。

リフレーミングをしてみる


 さて、ここで視点を変えてみましょう。1年たった今、新たな行動の種によって、多くの習慣を収穫することができてきました。自分でも大きな発見です。この成果を得られたことにはきっかけが必要でした。

 さきほどの3つのトラブルをリフレーミングしてみましょう。

 ①直属の上司が海外出張で不在 → ひとつ上の立場で物事を考えるチャンスを得た

 ②部下のトラブルが複数発生 → 短期間で多くの課題を解決する訓練ができた

 ③マネジメントクラスのメンバーが退職、私ひとりになってしまった → マネジメントをひとりでじっくり考えるチャンスができた


 そうなんです。トラブルと思っていた3つが今の成果につながっているんですね。

ナラディブ・アプローチ


 本書で初めて知った言葉があります。それが「ナラディブ・アプローチ」です。

ナラティブ=物語

 という意味です。自分がめざすゴールと現在取り組む仕事。これらを自分の物語として結びつけることでモチベーションをあげ、パフォーマンスを発揮させようという手法です。
 コーチングのアプローチと共通するやり方だと思います。

 今日は、私のブログ生活と「リーダーうつ」についてナラティブ・アプローチをとってみました。次回は、4年目以降の会社人生について、この手法をとってみたいと思います。

 コミュニケーションの本題とは外れてしまいましたが、「リーダーうつ」を避けるための根本はこまめなコミュニケーションです。長い時間を取る必要はありません。短くても、定期的なコミュニケーションを心がけましょう。


関連記事


theme : ビジネス書レビュー genre : ビジネス

tag : コミュニケーション 書評

comment

Secret

No title

こんにちは!
joshibenです。

私も、仕事の悩みの解決を
ビジネス書に求めたくちです。(笑)
ブログを始めた時期も似ていますね。

問題だと思った事は実は自分を
大きく成長させるチャンスだった。

ビジネス書やセミナーに出るようになって、
分かったことですね。

なるほど。

多ぁ忙さん、こんばんは。
私はマネージャー3年目です。
いろんな悩みへの解決策を本に求めてきました。
同じですね。

今ちょうど、抱えている問題があるのですが。
リフレーミングすることを忘れていました。
この記事でそれを思い出しましたよ。
ありがとうございます!

勉子さん、コメントありがとうございます。

そういえば、勉子さんの最初の記事は読んだことがありませんでした。
改めて拝見させていただきました。08年の8月1日だったんですね。私は8月31日。ブログ同期生ですね。
 勉子さんにとっても、まだ1年満たない間ですが、その成長は目を見張るものがあります。
 次回の初セミナーも新たなステップアップですね。成功期待しています。

http://bloomingdesign.net/wordpress/archives/date/2008/08/12/

 この記事、とても共感しました。こういう小さなきっかけが大きな成果を生むんですよね。

テリーさん、コメントありがとうございます。

 ブログでアウトプットを続ける方々は、みな同じ境遇を経験した同士なのかもしれませんね。勉子さんや私やテリーさんなど、それぞれ「苦境」を経験しなかったら、今のポジションには存在せず、知り合うきっかけもなかったのかもしれません。

 「苦境」は「なんとかしなければ!」という脳の強制回答をさがすための強壮剤なのかもしれませんね。

 「リフレーミング」って簡単なことなんですけど、「苦境」にどっぷりつかっているとなかなかできない技です。
 ちょっとした息抜き、気分転換を経て、新たな視点を探してみること。それがリフレーミングのスタートだと思います。

 このブログを通して、そんなきっかけがみなさんに与えられたらいいなと思っています。今後ともよろしくお願いします。
プロフィール

多ぁ望@新習慣クリエイター

Author

多ぁ望@新習慣クリエイター
 多忙な毎日にめげず、日々、新たな習慣を身につけるべく、努力するエンジニア

ストレングス・ファインダー
1.戦略性
2.最上志向
3.親密性
4.責任感
5.着想

詳細はこちらへ

  • 多ぁ望マインドマップ一覧
  • 多ぁ望のTWITTER
  • 多ぁ望のFaceBook
  • 多ぁ望のSlideShare
  • マイ・クレド

  • 新たな試みでワクワクし、自分とみんなの変化を楽しむ
  • 最新記事
    最新コメント
    FaceBook
    リンク
    お勧めコーナー by 多ぁ望
    Powered By FC2ブログ

    今すぐブログを作ろう!

    Powered By FC2ブログ

    このブログからのお知らせ

    このブログのねらい

     日々おなじような生活を送ってませんか?ちょっとした改善にチャレンジすることで、新たな一面が見えてきます。見つけよう自分のパラダイムシフト。

    多ぁ望のコミットメント

  • 最新一覧と目標達成度グラフ
  • Try:新たな習慣を得る行動
  • Task:「有言実行」の宣言
  • Scheme:行動から得た教訓
  • Check:目標達成状況
  • 多ぁ望のSMART目標設定

  • Phase13
  • ターゲット:15年02月28日
  • 何かのきっかけを得られる書籍を3冊以上紹介する
  • ワクワクする体験をアウトプット
  • 今までにないひらめきをコンセプト化
  • 以上条件のどれかを満たす記事が毎月7以上あること。
    カレンダー
    プルダウン 降順 昇順 年別

    10月 | 2017年11月 | 12月
    - - - 1 2 3 4
    5 6 7 8 9 10 11
    12 13 14 15 16 17 18
    19 20 21 22 23 24 25
    26 27 28 29 30 - -


    カテゴリ
    NLP (7)
    スポンサードリンク
    読書記録(ブクログ)