七田式ってご存じですか?

 こんにちは、新習慣クリエーターの多ぁ忙です。「七田式」ってご存じですか?

 小さなお子さんの教育に熱心な方には、よく知られた名前だと思います。お子さんの可能性を引き出したいというお母さん、お父さんはぜひこちらのサイトをチェックしてみてください。

  • 七田チャイルドアカデミー

  •  今日はチャイルドアカデミーの紹介ではありません、七田眞先生の新刊であるビジネスマン向けのこの本です。

    フォトリーNo.22
    七田式フィンランド・メソッドで「仕事脳」が強くなる本―知的生産力を鍛える5つのトレーニング (East Press Business)七田式フィンランド・メソッドで「仕事脳」が強くなる本―知的生産力を鍛える5つのトレーニング (East Press Business)
    (2009/05/14)
    七田 眞

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     フィンランドメソッドとは、フィンランドで行われている教育方法です。その特徴から、ビジネスマン向けにより効率的な脳の使い方を紹介してくれています。七田式マップというマインドマップの使い方など、興味深い内容でした。

    フィンランド・メソッドとは?


     なぜ「フィンランド」が出てくるのか疑問だったんですが、この国、OECDの国際学力テストで世界一になっているんです。3年に一度実施されているこの調査では2003年と2006年で共にトップとなっています。今年はどうなるのでしょうか。

  • OECD生徒の学習到達度調査(PISA)

  •  気になる日本ですが、2006年の調査結果では

     ①数学的リテラシー フィンランド:2位 日本:10位
     ②読解力 フィンランド:2位 日本:10位以下
     ③科学的リテラシー フィンランド:1位 日本:5位


     となっています。

     ここで注目すべきはフィンランドが国の施策として子供達の能力向上に取り組んできた成果だということです。
     1970年代から世界の教育方法の研究に着手し、1990年から抜本的な改革に取り組みはじめたそうです。

    ・習熟度別のクラス編成 → 混合クラスとする
    ・クラス人数を24人以下にする
    ・ソーシャルワーカー、カウンセラーを配置
    ・教師の質向上(教育修士号取得、5年の教育実習)


     このような政府の取り組みによって、その効果があらわれてきたという結果なんですね。教育の考え方も大きく変えてきたそうです。

    「教師が教える授業」から「子供達が自分で考える授業」へ

     さらにすごいことがあります。それは授業の時間です。世界一の能力を育てるために他国よりも授業時間を増やしているわけではありません。その反対で、最短の授業時間だそうです。

     このような教育手法が「フィンランド・メソッド」です。世界で注目されている手法です。最近では日本の企業がビジネスマンの教育として取り入れ始めているようです。

    5つのパワー


     フィンランド・メソッドが指導する観点はつぎの5つです。
    1.発想力
    2.論理力
    3.表現力
    4.批判的思考力
    5.コミュニケーション力


     これ、まさにビジネスマンが必要とする基本能力ですよね。日本の義務教育では育たない力なのかもしれません。社会に出てから、学ぶのでは遅いです。私もこれらの観点を学生時代に学んだ記憶はなく、現在も勉強中です。フィンランドで子供時代を過ごしていたらどんな風になっていたのでしょうか?(妄想中)

     ここで「コミュニケーション力」について触れておきます。OECDではグローバルコミュニケーション力を重要視しています。グローバルコミュニケーションとは言語、文化、習慣の違いを超えて世界各国の人々が共通の認識を持てる道具です。
     残念ながら日本では情緒が大切にされ、論理が疎かに教育されてきました。論理力=ロジカルシンキングは社会人として世界共通で必要になる力です。ぜひ身につけたい力です。

    七田式マップ


     発想力を育てる方法として、「七田式マップ」というのが紹介されています。フィンランド・メソッドにはトニー・ブザンが開発したマインドマップが取り入れられています。
     七田式というのは、マインドマップをさらに簡略化したものです。

    1.基本形
     マインドマップではセントラルイメージを描き、そこからメインブランチを生やしていきます。思いついたキーワードをどんどん枝を増やしていくイメージです。

     一方、七田式マップとは、中央に○を描き、テーマを記入。そしてその周辺に5つの○を描きます。そこから思考を開始するんです。
     先に枝がある方法です。そうすると、脳は強制的に周辺の5つの○にあてはまるキーワードを探し始めるんです。これで発想力を鍛えていきます。

    2.応用系
     さらに応用系があります。「ブドウの輪」と呼びます。ブドウの房にひとつのテーマを描き、ブドウの粒にキーワードを記入していくという方法。なかなか興味深い手法を提案しています。
     文字ではわかりにくいと思います、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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