セミナー体験型読書

 先日、新たな読書法として「セミナー連動型読書」を紹介しました。この意味は、あるセミナーを受講したときに、そのセミナーと関連が深い本(同じ講師が出版、同じ会社が出版)を読んでおくとより理解が深まることでした。

  • Try161:プレゼンの場で、ZIGZAG法を実践しよう!
    ワンセンテンス、ワンパーソンで口癖撃退、説得力増加!

  •  今日はこの呼び名を訂正したいと思います。「連動型」とした理由は、セミナー受講の前後で本を読むことという意味。
     でも改めて考えてみると、この読書法の価値は、セミナーの体験を頭の中によみがえらせることです。つまり、体験した後でもう一度読むことがポイントです。というわけで

    セミナー体験型読書

     と訂正します。

     というわけで、昨年の12月に受講したコーチング・セミナーをもう一度頭の中に再現してみたいと思いました。
     きっかけは、「コーチングブログ」というブログをやっているプロのコーチkuraさんの記事でした。

  • 「タイプ分け」をご存知ですか

  •  毎回、コーチングのプロの視点からの記事が参考になるブログです。今後もいろいろと勉強させてもらおうと思っています。

    熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ―コーチングから生まれた熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ―コーチングから生まれた
    (2002/09/09)
    鈴木 義幸

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    コーチングセミナーでの学び


     このセミナーでは、講師からの学び、ワークの実践から参加者からも多くを学ぶことができました。

  • Try73:感謝の気持ちをIメッセージで伝えよう
    コントローラーは褒めるのが少ない。自分が思っている10倍褒めよう。

  •  特に印象的だったのはコミュニケーションの特徴によってわける4つのタイプ。

    4つのタイプ

     私はこの中のコントローラータイプでした。これら4つのタイプ別に参加者が別れてグループディスカッションをするとその特徴が如実に表れるんです。驚きでした。

     当時のワークの実践結果を簡単に紹介するとこんな感じです。

    「ある課題について、10分間でホワイトボードに2つ記入のこと」

    1.コントローラータイプ
     スピードや判断を価値観とする特徴を持っています。
     会話は冷静にスタート。ピリピリしたムード。時間を気にしながらの討議。定刻ぎりぎりに答えをまとめてホワイトボードに記入。

     このとき、他のグループはまだ討議中。定刻どおり、かつ最初に書き出すのはいつもコントローラーだそうです。

    2.プロモータータイプ
     影響や自由を価値観とします。
     一番人数が多かったんですが、このタイプの特徴は自分の話をするのが好き。他人の話はあまり聞かない。つまり、ワイワイガヤガヤと楽しそうに始まります。

     実は、ホワイトボードに最後まで書かないグループがこのタイプです。よこから「そろそろ時間ですよ」と言われると、「え?そうなの??」って感じ。
     さらに答えを3つも書いてるし。「え?2つなんて言ってたっけ?」って感じ。

    3.サポータータイプ
     貢献や合意を価値観とします。相手の意見を尊重し、協力関係を大切にします。
     プロモーターとは対称的で、ひとりが話しているときは、まわりはじっくりと聞いてくれます。

     そして書き出した答えはなんと4つ。これはプロモーターとはちょっと視点が異なっていて、みんなが出した答えを否定できないという観点から4つを書き出したわけですね。

    4.アナライザータイプ
     正確さを価値観としています。
     いきなり議論にはなりません。じっくりとテキストを見たりして、徐々にスタート。

     そして書き出された答えは当然2つ。かつ、文字が多い。正確に伝えたいがために、答えの文章もながくなる傾向があるんだそうです。


     実は、このワークは後に、私が社内セミナーで2回実践したんですが、どちらも同様の傾向が確認できました。とてもわかりやすい特徴です。

     この経験を通じて、タイプの見分け方、特徴はおよそ理解できるようになりました。

    タイプ別のコミュニケーション


     タイプを理解した上で、円滑なコミュニケーションを築くためには、それぞれに応じた会話が必要になります。
     しかし、自分のタイプが根底にあるがゆえに、なかなか他の3つのタイプに合わせたコミュニケーションって簡単にはできません。

  • コーチング技術の難しさを実感

  •  以前もこの記事で紹介したように、コーチングスキルを身につけることの難しさを実感していました。

     そんなこともあって、もう一度セミナー体験を復習して、タイプ別コミュニケーションをおさらいしてみました。

    自分が取るべき行動


     今回のマインドマップには4つのタイプの特徴と、コントローラーである自分が取るべきコミュニケーションの課題をまとめてみました。各タイプについてひとつ実践していきたいと思います。

     代表的なものを挙げてみます。

    1.コントローラータイプへ
     自分はコントローラータイプです。このタイプは褒めることを得意としません。自分が思っている10倍褒める必要があります。
     さらに、仕事を自分でこなそうとする傾向が強いです。部下への委譲をしっかりと行いましょう。

    実践:部下への委譲

    2.プロモータータイプへ
     やはり褒めること。それも!!を多用して。「すごい!」「一番!」とか。
     夢を語らせることも重要。

    実践:ビックリマーク付きで褒める!

    3.サポータータイプへ
     結果よりもプロセスを重視すること。コントローラーは結果をすぐに判断したがります。サポーターはプロセスを含めて評価してもらいたい。
     関心を持ってもらいたいので、こまめなコミュニケーションが必要です。
     褒める場合には、Iメッセージを使うこと。「**さんのおかげで、私は助かったよ。」とか。

    実践:こまめなコミュニケーション

    4.アナライザータイプへ
     時間を与えること。コントローラーと違って、正確な答えを返そうとするため、すぐには答えが返ってこないことが多いです。そこでガオガオ言ってはいけません。相手のペースにあわすこと(ペーシング)が重要。
     具体的な目標、目的、計画を与えること。ほめる際には具体的に。

    実践:ペーシング

     コントローラータイプは仕事をこなすには能力が高いようですが、コミュニケーションに関しては苦手のようです。そこを認識して、他のタイプにも円滑なコミュニケーションがとれるよう訓練していきたいと思います。

     そうそう、セミナーの講師からこんな言葉を聞いたことを思い出しました。

    「私はどのタイプにみえますか?」

    「参加者から均等に票が入るよう努力しています。」

     もはやプロフェッショナルな領域ですね。4つのタイプそれぞれに応じたコミュニケーションが取れると、どのタイプにも見えるというわけです。
     いつかそうなりたいものです。


    4つのタイプ
    多ぁ忙Map No.0070(90分)



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