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3コラムテクニックからの気づき

 先週のアンガーログについて、引き続き3コラムテクニックを実施してみました。このゴールデンウィークで落ち着いた気分でやってみると、違った一面が見えてきます。

  • 復習 Try147:アンガーログを実践し、3コラムテクニックで自己分析をする

  • アンガーログの振り返り:感情レベル4

     職場で決裁者が怒鳴る場面に遭遇。その意見は極めて「正論」。そりゃおっしゃる通りだが、どうしようもないという状況に、私も怒りを感じました。先週の時点では、こんなふうにまとめていました。

     正論を振りかざしても、周りは動けない。そんな指摘でした。かといって、それを正当化できるわけもなく、今回は消化不良に終わりました。

    <正論に反論する理由を考える>


     なぜ「正論」に素直に賛成できないのでしょうか。改めてここで考えてみます。
     私の部署は商品の魅力を創り出す仕事に携わっています。そこにはねらうべき目標があり、その目標を達成すべく日々、努力を続けています。
     しかし、商品開発には様々な要求が降りかかってきます。限られた時間、コスト、そして他の機能要求との両立などなど。これらをマネジメントして初めて商品として世に送り出せることになります。
     今回私が「正論」と受け取った意見はこんな内容でした。

    ①ねらうべき魅力を確実に達成しろ
    ②定められた期間は守れ
    ③他の機能要求と両立せよ


     当然といえば当然の内容です。しかし、担当レベルとしては②と③を満足するためには、①の目標設定を下方修正するしかないというのが提案でした。

     その提案に

    「魅力を提供する我々が目標を下方修正してどうする!」

     という怒鳴り声が響いたわけです。

     これに対して、「そうは言っても、3つを両立する方法なんてない」と多くの方が思ったのでした。

    3コラムテクニックの実践>


    ①はじめに思ったこと
     先の決裁者の怒鳴り声に対し、こう思いました。

    「そうは言っても、3つを両立する方法なんてない」
    「そんな指摘は、正論であって、実現なんてできない」


     そしてきつい口調で次のように反論しました。

    「その要求に応えるためには、無駄な工数が発生します。」

    ②認識のエラーを見つける
     あのときの決裁者の意見は「正論」だったのだろうか。
     ここで、かつて上司にアドバイスをもらった言葉を思い出しました。

    「エンジニアは『**するしかない』という言葉は使うな!」

    「期限を考えると、こうするしかないんです。」
    「他の性能と両立しようとすると、これしかできないんです。」
    「目標を下方修正するしかないんです。」


     この会議の席では、「かつての上司のアドバイス」なんて全く頭に残っていませんでした。『**するしかない』を使いまくっていました。(私も含めて周りのメンバーも)

     エンジニアが集まって、こんな言葉をやり取りしてるなんて失格ですね。①②③を両立させる答えを見つけ出すこと。これが我々エンジニアの仕事のはずです。

    ③リフレーミング
     ②の認識のエラーから「自分の考えが常に正しいとは限らない」という姿勢で、エラーを見つけることができました。これも自分のコア・ビリーフの修正です。

     今回はリフレーミングというよりも、エンジニアのあるべき姿をもう一度再認識させられたということに3コラムテクニックの効果を発見しました。

     マネジメントに責任を持つ部署があります。最終的な仕様決定はそこが受け持ちます。そして我々の部署は魅力に責任を持つところ。我々が自分の責任領域の「魅力」を削ってマネジメントするのは仕事の分担が間違っています。そこに気づかせてくれたのが決裁者の意見でした。

     ただし、やっぱり怒鳴ってはいけませんね。怒鳴ると周りから拒否反応しか返ってきません。私もなるべく「拒否反応」しないように努力していきます。

     今日はかつての上司からもらったアドバイスをスキーマとして残しておきたいと思います。


    多ぁ忙Map No.0054(再掲載)


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    tag : 3コラムテクニック

    comment

    Secret

    私も反省。

    致しました。
    お客様からの直しがあったとき。
    ムリ! と言いそうになります。

    本当にムリなのか? と、
    実際に試すと、抜け道がみつかることが
    かなりあります。

    この場合、「ムリ!」と思ってしまうのは
    「めんどくさいことはしたくない」
    「コストパフォーマンスが悪い」
    という感情が根底にあると思います。
    だれだって、そういうものです。

    そう考えると、翻って、自分が誰かに要求する時
    相手に「めんどくさいことはしたくない」を
    乗り越えられるような要求の仕方をすることが
    必要になりますね。

    つまり、これをすることによって
    相手がえられるメリットです。
    メリットがないと、
    人はなかなか動かないのではないか
    と思いますが、いかがでしょうか……

    相手の望むものを与えること

    イシカワユウコさん、コメントありがとうございます。
     コミュニケーションの基本は「相手の立場で考えること」とあります。このGWにD・カーネギーの「人を動かす」を読んでいます。その中で「人が望むものを与えること」が人を動かす第1の条件だとあります。自分のメリットよりも先に相手のメリットを考えること。これを心がけたいですね。

     追い詰められたとき、忙しいとき、余裕のないとき、そんな状況下ではなぜか自分目線になりがちです。そういうときこそ、気分的な余裕を創り出して相手目線で物事をとらえてみたいです。

     イシカワさんのコメントのおかげで、アンガーマネジメントから大きく話がレベルアップしたように感じました。ありがとうございました。
    プロフィール

    多ぁ望@新習慣クリエイター

    Author

    多ぁ望@新習慣クリエイター
     多忙な毎日にめげず、日々、新たな習慣を身につけるべく、努力するエンジニア

    ストレングス・ファインダー
    1.戦略性
    2.最上志向
    3.親密性
    4.責任感
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