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「戦略」を1年かけて理解する

 最近では、企業の生き残りに賭けた経営戦略が極めて重要視されています。その方向性を一歩でも間違えれば、大きな損失につながり、結果的には経営破綻などに至る危険性も秘めています。
 ここで使われる「戦略」について、今日は考えてみたいと思います。

  • Wikipedia:戦略(Strategy)

  •  Wikipediaで調べてみると、語源はナポレオン戦争にまでさかのぼるようです。かつては軍事的な意味として使われてきましたが、現在は企業経営や、スポーツでの成功など幅広い分野で使われるようになってきました。

     一部印象的なキラーフレーズをWikipediaから引用します。

    「戦略は知識以上であり、実際生活への応用であり、流動的な状況に従う創造的な思考の発展であり、困難な状況における行為の芸術である」

     さて、今日の記事タイトルは「戦略を1年かけて理解する」としました。私のようなプレイングマネージャークラスでは、自ら戦略を作り上げ、それを実行していくというチャンスはあまりありません。
     通常使われる「戦略」とは企業が経営理念に基づき、かかげていくビジョンであり、数年先を見越した環境の変化や、競争相手の動向などを考慮して設定されます。
     今回は自ら「戦略」を作り出していくチャンスに恵まれたので、その経験を残しておきたいと思います。
    <戦略を理解できなかった1年前>
     例えば、ある商品を開発し、それを売り込もうとしたときに、こんなセールストークではどう思われるでしょうか。

    「若干コストはあがりますが、今までにない性能を実現しました。」

     セールスマンとしては、商品の価値を売り込み、お客様に買ってもらうために努力します。その売り込む価値が「性能」だった場合、かつてはお客様は買ってくれたかもしれませんが、この不況の状況下ではコストに対する競争力を持たない限り、買ってもらえません。
     お客様の観点では、「安い価格を求め、性能は同等で良い」と取られてしまっては、この売り込みに勝ち目はありません。

     これが、1年前の私の敗北でした。このときに求められたことが「戦略」でした。

    「価値はわかった。しかしコストアップは認められん。戦略を持ってこい」

     ここから約1年間、「戦略」がなんなのか、理解できませんでした。小さな部署の中で議論しても、「戦略」という姿は全く見えてきませんでした。

     例えば、自部署の責任者が「よし、これを戦略的に出そう」と言ってくれても、それは「戦略的」であって、「戦略」とは異なります。実際の「戦略」が何なのか、つかむことも、触ることもできませんでした。
     ここには企業戦略のようにトップから落ちてくるものではない、何か違った形があるような気がしていました。

    <会議のブレークスルーから見えてきた戦略>
     先日、「コーチング会議」の中で、現状を打破するブレークスルーがみえてきたことを記事にしました。

  • Task32:オリジナルの概念化を作り出す 4/14完
    ファシリテータが会議の答えを引き出す=コーチング会議

  •  この会議から引き出された答えが、実は「戦略」だったのです。それまでおぼろげだった「戦略」というキーワードが曇った空が晴れてくるような感覚を得ました。

     このとき私が理解した「戦略」とは次のようなものです。

    「複数の人(部署)が意志をもって目的達成のためにひとつの方向へ行動すること」

     これを実現するためには複数の人、複数の部署が必要です。ひとりでは出来ず、ひとつの部署ではできません。さらに、同じ目的を共有し、達成に向けた情熱を持つことが必要です。

     1年前の敗北の要因は「ひとりで(ひとつの部署で)行動したこと」にありました。ひとりが考えた戦略は戦略ではありません。コーチング会議の中では、複数の部署が同じ目的達成に対し、情熱をもっていることが共有できたため、戦略が形になってきたと感じました。

     部署というのは機能で分かれていると思います。つまり戦略とは複数の視点からそれぞれの責任機能において、ひとつの目標を達成するアプローチを提案することだと考えます。当然ながらそのアプローチは異なったものとなります。

    <戦略は人を動かす>
     「戦略」が形になると、その威力は絶大です。その後の記事で、「決意の連鎖」という言葉を使いました。自分の決意が周りにも伝わってきた結果、周りからのサポートが増えてきたという内容でした。

  • Scheme48:アウトプットすれば周りからサポートが帰ってくる
    GIVEの5乗を心がけよう。GIVEなくして、TAKEはない。

  •  これは「決意」だけでは周りは動かなかったと思います。周りを動かした本当のパワーは「戦略」が形になったことだと思います。
     そして、最終的な結果も土壇場で勝利を勝ち取ることができました。これも形ある「戦略」のパワーのおかげだと思っています。

     最初に紹介した言葉、これを本日のスキーマとしたいと思います。

    Scheme49:戦略とは、困難な状況における行為の芸術である
    戦略が形になったとき、周りを動かすことが可能。


     会議でのブレークスルーを見つけてから、たった4日間です。4日間の私と周りの協力者のサポートによるパフォーマンスはまさに「芸術」だったように思います。
     この経験は社会人生活の中でも記憶に残るものとなるでしょう。

     本日のタイトルは「戦略を1年かけて理解する」としましたが、実際には結果を出すのに1年かかり、正しくは「戦略をラスト4日間で理解した」ということになりますね。

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