アンガーマネージメントの必要性

 先日、こんなトライ宣言をしました。私の欠点克服へのトライです。感情に左右されることが多い私はたまにカチンと来て、あとからそのときの行動を後悔することがあります。

  • Try141:イラッとしたら、6秒ルールを徹底しよう
    6秒待ったら、感情を抜きにしたニュートラル語に翻訳する

  •  そんな行動をとったあとには、人間関係の修復だったり、様々なアフターケアに時間をかけざるを得ません。そんな体験から得た教訓がこれ。

  • Scheme40:「負の感情」は、なんのメリットも生み出さない。

  •  さて、この欠点克服をどうすべきか?悩みどころでした。感情に支配された状態では、いままで円滑なコミュニケーションを取るためのテクニックだったりなどどこかへすっとんでしまっています。
     そんなときに、「自分★ブランディング計画!」のOkamuraさんから紹介いただいた本がこれ。今、読んでいる最中なんですが、私のような悩みを抱えているひとにぴったりの本でした。(Okamuraさん、ありがとうございました。)
     アンガーマネージメントとは、名前の通り「怒り」をコントロールするテクニックです。人は感情で動く動物です。「怒り」をなくすことはできません。しかし、テクニックによってコントロールすることが可能です。
     今日は、書評ではなく、あるニュースで、このアンガーマネージメントの必要性を痛感したので、これを記事にしたいと思います。

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    (2008/09)
    安藤 俊介

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    <アンガーマネージメントの必要性の認知>
     本書の冒頭で、こんなエピソードが紹介されていました。

    「私は寝てないんだ!」

  • 雪印集団食中毒事件

  •  2000年の食中毒事件の報道で記者会見の場で社長がこの言葉を罵倒した映像は記憶に残っています。この言動の結果、企業のブランドイメージを失い、グループ再編に至りました。
     本書の背景では、アメリカではメディアの前で感情を露わにすることはまずないと言っています。彼らはその行動がすぐに、失脚に結びつくことを理解しているからです。それだけアンガーマネージメントが普及しているそうです。
     この言葉、私も初めて知ったんですが日本ではあまり認知度が少ないんじゃないでしょうか。

    <アンガーマネージメントの必要性を痛感>
     本日のニュースで、「直轄事業負担金制度」をめぐって、大阪府の橋本知事が国土交通省の会議で自分の意見が通らないことを理由に退席するという状況が報道されました。

    橋本知事の態度

     状況としては、この会議の報道にあたって冒頭でしかカメラ撮影が許されないことに反論し、それが認められなかったため、橋本知事は退席したそうです。
     しかし、報道陣から次のようなやりとりがありました。

    報道陣:「なぜ退席したのですか?」
    橋本知事:「オープンの場でしか話す価値がない。私はカメラの許可がおりなければ、話さない。(怒)」
    報道陣:「知事の思いを伝える重要な機会を失うことになりませんか?」
    橋本知事:「・・・。」
    橋本知事:「そうですね。よし、誤りに行こう。」

     ニュースに事欠かない橋本知事ですが、今までのニュースを振り返ってみると彼の感情にまかせた言動がきっかけであることが多いです。アンガーマネージメントを身につけていればマイナスな行動を防げたんだと思います。

     でも私には橋本知事の行動に学ぶ点もあります。彼は非常に自分の意思が強く、モチベーション高く行動しているように感じます。今回の報道を見ていて、橋本知事が報道陣の指摘からすぐに我を取り戻し、「貴重なチャンス」をつかみに行動を修正したところがすばらしい点です。橋本知事の人気の秘密は、この感情的な行動なのかもしれません。
     感情の起伏のないひとって、魅力はないですからね。

     日本のビジネスにおいて、アンガーマネージメントの定着がもっと必要なんじゃないでしょうか。
     次回はアンガーマネージメントの具体的な紹介をしたいと思います。

     ここで、過去のトライ宣言を振り返ってみます。昨年10月の記事でこんなことを書きました。

  • Scheme3:「リーダーシップのある会議」なくして仕事は進まない
    「切れ役」には「なだめ役」が必要である。感情的に「切れる」ことは避けよう。意図的に「切れる」のはテクニックのひとつ。


  •  ここで「意図的に「切れる」のはテクニックのひとつ。」を撤回します。
     確かに、テクニックとしてこういう方法もあるかもしれませんが、それよりも周りのメンバーと協力して解決に結びつけることが本来のテクニックなんだと認識を改めました。
     ということで、本日は改めて自分への課題克服を宣言します。

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    コメント

    この行動力の速さが多ぁ忙さんの素晴らしさですね

    多ぁ忙さん

    こんばんは、岡村です。
    私が書店でこの本を見つけたときは
    目からウロコの状態でした。

    感情をコントロールする。
    特に怒りの感情をうまくコントロールできれば
    人間としてさらに成長することができると思います。

    ご自身の苦手なところを積極的に克服しようとする
    多ぁ忙さんの行動力にはいつも感心させられます。
    また次回の記事も期待しています!
    ありがとうございました。

    私にも目からウロコでした。

    Okamuraさん、今回はとても良い本を紹介いただきありがとうございました。今までコーチング、NLP、ストレスマネジメントなどを勉強してきた上で、この本を読んでみると今までの知識がつながったというか、今までの技術が感情のコントロールにも有効なんだということを教えてくれました。
     この本で、自分の欠点も克服できるんじゃないかという自信を得ることができました。「感情はうまく利用すれば大きな成長につなげることができる」というところに価値を感じますね。
     これをきっかけに「アンガーマネージメント」のカテゴリを作ろうと思っています。よいきっかけをありがとうございました。

    2009/04/10 (Fri) 21:44 | 多ぁ忙 #TZpNm4HA | URL | 編集

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