アイデアは作るものではなく、見つけ出すもの

 03年に初版が出版されたこの本。当時ベストセラーになったそうです。最近いろんな本の中で、参考文献としてあがっていたので気になっていました。多くの書評ブログでも取り上げられています。ようやく私も読者の仲間入りすることができました。

 みなさんは、「考える方法」を教わったことがありますか?

 学校では教えてくれませんよね。この本は、「考える道具=考具」をどうやって使って、どうやって考えていけばいいのかを教えてくれます。
 アイデアマンになるためには、センスが必要だと思っていました。しかし、アイデアとは作り出すことではなくて、見つけることなんですね。これはセンスではなく、スキルなんだと。
 今日のスキーマはこれです。

Scheme41:アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外何ものでもない。アイデアは作るものではなく、見つけ出すものである。

考具―考えるための道具、持っていますか?考具―考えるための道具、持っていますか?
(2003/03)
加藤 昌治

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<アイデアと企画>
 どちらも同じような意味と思っていましたが、全く異なる言葉でした。

アイデア:現実性は不要。数を出すこと。完璧さは不要。

企画:アイデアをベースに、実現性を考慮したもの。

 量が質を生みます。アイデアは現実性とかは考えずに、まずはたくさん出すこと。小さな違いも大切にして、数を出すことが重要です。
 そして、たくさんあるアイデアからコア・アイデアを抽出し、現実性を考慮して企画に仕立て上げていきます。

<インプット系考具>
 6種類の考具が紹介されていますが、私が共感したのがこれ。

・7色インコ(手塚治虫氏のマンガ)
 自分にはないキャラクターを演じてみること。これが新たな視点を与えてくれます。演じるとは身体を動かしてその役になりきってみるということです。
 このブログでいろんな役を演じてきました。これらは私に様々な視点を与えてくれました。
1.コーチングセミナーの講師役
 自分が受講した体験に加えて、講師側に立ってみるとコミュニケーションのタイプがより実感できた。
2.すごい会議のコーチ役
 本にならってすごい会議を実践した結果、「すごい会議」の効果を体感することができた。
3.ファシリテーショングラフィッカー役
 これもグラフィッカーという役は初めてトライしたのですが、色分けして議論を絵にしてみると、会議の進行がとてもスムーズになることを実感できました。

<アウトプット系考具>
 拡散系考具7種類、収束系考具7種類が紹介されています。2つだけ取り上げます。
・タイトル
 タイトルの役割とは、少ない分量で多量の情報を届けることです。だらだらとした長い文章ではタイトルとは呼びません。CMのキャッチコピーには強烈な印象を与えるすぐれた言葉があります。タイトルは非常に重要です。何かの企画にはタイトルを十分考える時間を取りたいと思います。

・アイデアマラソン
 もうひとつ気なったのはこれ。名前は聞いたことがありましたが、思いついたアイデアはメモに残すこと。そしてそのアイデアには通算日からのギャップを記録し、数を増やしていくことです。元祖は樋口健夫さんで、たくさんの書籍を出しています。

  • アイデアマラソンへようこそ

  •  樋口さんのWebページを見ると、もうすぐ30万個とありました。すごいです。
     私も日々、いろんな取り組みをやっていきたいと思っています。これらを手帳に記録していきたいと思います。

    <多ぁ忙の考具>
     本書の後書きには、「自分なりの考具を見つけよう」とありました。私の考具とはなんだろうか。ちょっと考えてみました。
    インプット系考具:iPod touch
     これは主に産経新聞をチェックして、スクラップしています。Webチェックにも利用。
    アウトプット系考具1:このブログ「新たな習慣へのトライ」
     「アイデアを文章にする」というアウトプットはこのブログが考具そのものです。時には新たな企画案だったり、時にはその実行結果だったり。これらを読み返しながら、次のアイデアを考えています。
    アウトプット系考具2:ランニングマシン
     そうそう、最近、健康のために朝10分ランニングマシンで走っています。これ、正直言うとあんまり楽しくありません。何も考えずに10分走るって、けっこう辛いんです。そこで、あれこれ考える時間を兼ねることにしています。特に「今日はブログなに書こうかな」と考えはじめると、あっという間に10分が経ちます。そして帰宅後に、10分で整理したアイデアを文章にしてみる。こんなのも考具のひとつかもしれません。


    多ぁ忙Map No.0048

    Try139:アイデアマラソンを実践しよう!
    アイデアを手帳に描き残し、通し番号をつける。
    Scheme41:アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外何ものでもない。アイデアは作るものではなく、見つけ出すものである。
    復習 Task21:ブレインストーミングについて記事にする
    復習 Try37:メモ帳を携帯し,使いこなそう
    復習 Try29:携帯電話の音声メモ機能を活用しよう
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