負の感情の共振現象

 今日は、自分への反省を含めて、仕事上で起きたトラブルについて記事にしたいと思います。
 タイトルに「負の感情の共振現象」とつけてみました。

 「負の感情」は連鎖を生みます。自分にも相手にも不快な思いを与えます。そしてさらに、周りのひとにも不快な思いが伝わっていきます。
 結果的に何が生まれるのでしょうか?

 何にも生まれません。わだかまりが残ります。いやですね。いやならこういう行動をとらなきゃいいのに。と、後から反省するんです。今日はこの話題について、物理現象にあてはめて考えてみました。

 まずは「共振現象」について簡単に説明したいと思います。
<共振現象とは?>
 「共振」という言葉は聞いたことがあると思います。振動が極端に大きくなる現象のことを指します。振動でなく、音の場合は「共鳴」と呼びます。これは構造物に固有の弱点をもっていて、その弱点の周波数で力が繰り返し加わると、振動が発散し、最終的には破壊に至る危険性があります。
 つまり、小さな力でも弱点の条件に当てはまると、非常に大きな結果を生むという物理現象です。この現象によって、大きな建造物が破壊された有名な例を紹介します。



 これはアメリカミズーリ州で1940年に建設されたタコマナローズ橋です。この大きな建造物を破壊した犯人は「風」なんです。たかが風。されど風です。この構造の弱点の周波数で、風の渦が小さな力を繰り返し与えた結果がこの動画にある結末を創り出しました。
(現在では解析技術の進歩によって、設計段階でこのような事故を回避できる検討がされています。)

<負の感情を引き起こしたきっかけ>
 さて、今日の出来事を振り返ってみたいと思います。今日は過密スケジュールの中、部長に報告する予定がありました。その報告の10分前に、別のグループの課長から呼び出され、今回の報告内容を事前に説明するように連絡がありました。
 部長に報告する予定で行動してきたのに、いきなり横やりが入ったように受け取れました。「負の感情」をもちつつ、手短に話しをするとやはり今回の方針に反対のよう。私は1ヶ月かけてこの方針を決めたのに、報告10分まえに「待った」がかかったわけです。それも別のグループの上司から。気分害しました。
 それに追い打ちをかけるようにして、その上司から「私に許可得るのがルールだ」と言われました。そんなルールは知らなかったので、そこでは「知らなかった私に落ち度がある」と感情を殺したつもりでした。

<負の感情の共振現象>
 今回のトラブルをいろんなひとの視点で見てみると、「負の感情」の共振現象であることがわかってきました。

1.このトラブルの前に課長と私の部下のやり取りに問題があった
 (課長が負の感情を抱く)
2.私には横やりが入ったように受け取れ、負の感情を抱いた
3.私の言葉が気に入らなかったようで課長はさらに負の感情を強めた
 (「私に許可得るのがルールだ」という言葉)
4.気にくわない言葉に、さらに私の負の感情は強まった
5.このやり取りを聞いてた周りのひとに負の感情が伝染した

 こんな状況だったようです。ここまでくると、非常にお互いに気分を壊しています。そのいやな雰囲気は周りにも伝染します。小さなきっかけがどんどん感情を逆立てていきます。これが共振現象です。
 その後、課長と3回ほど、直接話あった結果、お互いの落ち度を反省し、一件落着となりました。今回直属の上司ではない課長から一つ教えていただきました。

Scheme40:「負の感情」は、なんのメリットも生み出さない。

 今回は非常に強いストレスを感じました。ストレスに対処するためにも、以前紹介したストレスマネジメントにあてはめて、どうすべきだったのかもう一度分析してみたいと思います。

 また、以前のこのトライを実践しました。

  • Try101:成功、失敗体験を記録しよう!
    数行でも日記となる。振り返ることで自分の成長に結びつく。

  •  「失敗体験」として、手帳に記述しておきました。こういう行動には至らないように、考えていきたいと思います。

    <正の感情の共振現象>
     もちろん、「正の感情」の共振現象も存在します。これを強く感じたのは、昨年初めて実践した「すごい会議」でした。

  • Scheme4:すごい会議の秘密は参加メンバー全員のモチベーションの共振現象効果にあった

  •  ひとりひとりが、小さな勇気をもって取り組むと、それが周りに伝播します。その結果、チームワークが構築され、モチベーションを大きくあげることが可能です。
     共振効果は、「正の感情」に活用したいものです。

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