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世界的日本人「本田宗一郎」氏の行動哲学

 以前、奥山 清行さんの書籍紹介の記事で「世界的日本人」という言葉を使いました。実はこの言葉を知ったのは本田宗一郎さんの本「技術と格闘した男」でした。
 今日は、その元祖である本田宗一郎さんに関するこんな本を紹介します。著者は松下電器産業出身の大西 宏さんです。彼は松下幸之助さんの最後の教え子世代だそうです。著作には「今、松下幸之助ならどうする?」という本も出しています。

今、本田宗一郎ならどうする?  夢を実現し、自分を生かす成功法則 (JBシリーズ)今、本田宗一郎ならどうする? 夢を実現し、自分を生かす成功法則 (JBシリーズ)
(2007/10/19)
大西 宏

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 この本から、本田宗一郎氏の行動の秘訣をわけてもらおうと思いました。
<究極の有言実行>
1.マン島TTレースの優勝宣言

 経営危機の状況下、世界を舞台にした2輪のレースでの優勝を社内で宣言をする。これはまさしくスピリチュアルな目標です。おもしろいのはここから。
 レース参戦にあたり、現地の視察にいったところ、競合チームのレベルの高さに驚愕したそうです。そこでの本田宗一郎さんの言葉がこれでした。

「えらいこといっちゃったな。でも、もういっちゃったからな。」

 この楽観主義いいですよね。出場から7年目で独壇場となり、「優勝」という有言実行を果たしました。この結果、HONDAの技術力、強さを世界に知れ渡ることとなったそうです。

2.アメリカビジネスへの挑戦

世界一にならないと、日本一になれない

 こんな言葉から、本田宗一郎はアメリカ進出をめざします。優秀な外国製品がどんどん日本に入ってくる状況にあったため、日本一になるためには、世界一をめざさないとダメなんだと言って、実際にビジネスを成功させました。これも究極の有言実行です。

3.マスキー法のクリア宣言
 HONDAの歴史で有名なのは、環境エンジンCVCCの開発です。この開発のスタートにも大きな宣言がありました。環境規制の法規「マスキー法」の施行にあたって、自動車業界は大きな壁にぶつかりました。この「マスキー法」は非常に厳しい排ガス規制であり、どのメーカーも実現困難と言われていました。そんな状況にも屈することなく、「マスキー法をクリアする」という宣言をしていたそうです。その結果、世界で初めてマスキー法をクリアしたCVCCエンジンが開発されました。

 この3つはそれぞれ偉業として語り継がれているエピソードです。それらには必ず「有言実行」がなされていたんですね。改めて本田哲学を尊敬しました。

<本田宗一郎氏の行動哲学>
 無謀や危機を乗り越える信念として、次の5項目が挙げられています。

 ①「なんとしてでも夢を」熱い希望
 ②「このままではダメだ」強烈な危機感
 ③「なんとかなる」オプティミズム
 ④「なんとかする」固い意志
 ⑤「なんとかできる」強い自信


 現状に満足することなく、常に夢を追いかける行動の内側にはこんな信念があったんですね。さらに行動を起こす秘訣としてこんな言葉もありました。

未知のものへの魅力が人生最大の楽しみ

 「未知へのもの」には不安がつきものです。しかし魅力もあります。本田さんの場合、この魅力を味わうことが「人生最大の楽しみ」だと言っています。不安より魅力が勝った場合に人は簡単に行動に移せるんですね。これを今回のトライ項目としたいと思います。

<本田宗一郎流のリーダーシップ
 この本を読んで、疑問に思ったことがありました。今までコーチング関連の本を読んできて、「次世代型リーダーシップの必要性」について書かれたものが多くありました。次世代型とは、支援型とかコーチ型とか呼ばれる部下の能力を引き出す手法です。一方従来型とは指示型とも呼ばれるトップダウンのやり方です。詳細はこちらの記事参照ください。

  • 質問会議でチーム脳を動かそう

  • コーチング・セミナーレポート2

  •  その疑問とは、本田宗一郎さんは、強烈な指示型リーダーシップを発揮していたということです。「こうやってみろ!」とか「ああやってみろ!」とかビシバシ自らのアイデアを指示出していたそうです。
     現在は指示型リーダーシップを発揮すると、部下にやらされ感を与え、モチベーションを下げる危険があると言われています。ところが本田宗一郎さんの指示で現場の人はさらにモチベーションをあげて休むヒマも惜しんで仕事に熱中していたそうです。何がちがうんでしょうか?
     その答えは「魅力による強制力」でした。本田さんの魅力が社員の能力を最大限に引き出す力になったそうです。本田さんに叱られたひとたちは今となっては、そのことを誇りに思うという人がたくさんいるそうです。スピリチュアルな目標、ビジョンをもっていたからこそ「魅力」を発揮できたひとなんだと思いました。
     本田さん直筆の本「俺の考え」があるそうです。今度はそれも読んでみたいと思います。


    多ぁ忙Map No.0043

    Try136:未知へのモノの魅力を楽しもう!
    未知へのモノの魅力が不安より勝ったとき、行動ができる。
    Task24:本田宗一郎(著)「俺の考え」を読む
    復習 Try115:否定的な考えに陥ったらリフレーミングで脱出しよう
    復習 Try102:「有言実行」をレポートしよう!
    復習 Scheme31:個の能力を磨けば、組織能力が向上する。
    復習 Try93:夢を描こう!そして実現への道を引こう。
    復習 Try33:会議の姿勢を見直そう。感情を出しつつ、相手も気遣う。
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    theme : 人生を変えたい! genre : ビジネス

    tag : リーダーシップ 書評

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