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日記をつけることは自己コーチングだったのか。

 引き続き、斎藤孝先生シリーズです。今日紹介するのは「ビジネスハンドブック」という本。
 日本語力を独自のコンセプトで切り開く斎藤孝先生の本にはとても力強さを感じます。本の書き方も若手社員向きに、勢いのある言葉で短くまとめられています。ちょっと抜粋してみると、
 1.段取り力
 2.要約力
 3.コメント力
 4.質問力

 などなど、この本ではこれらを総括してビジネスマンとしていかに成長していくかの方法を示してくれています。

まずこのセリフを口に出せ!!ビジネスハンドブックまずこのセリフを口に出せ!!ビジネスハンドブック
(2004/01/24)
齋藤 孝

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<コンセプト>
 今日は、この本から斎藤先生の推奨するビジネスに必要な力と技について考えてみたいと思います。
<ビジネスに必要な力>
1.段取り力

 どんな仕事でも、進め方というものがあります。その手順を先読みすることが段取りを取ることです。つまり予測する力でもあります。
 また、再生力も含まれます。これは自分の理解している段取りをマニュアルに起こすこと。こうすることで、第3者がその仕事を再生することができるようになります。
 さらに手帳力も関係してきます。段取りを手帳に記録しておく。手帳をベースに仕事を推進すれば、予測力、再生力を含めて段取り力をあげることができます。

2.要約力
 これはコミュニケーションにおいて、非常に重要になる力です。
「それってこういうことですね?」
 と相手の言いたいことを要約してあげれば共通の理解がはやく得られます。
 この力が足りないと、会議がなかなか進まなかったり、ミスコミュニケーションを生んだりという弊害が現れてきます。この要約力の育成には後述する3色ボールペン術を使ったメモを推奨しています。

3.コメント力
「そう、いまのやつ!それでいいんだ」
 この言葉によって、部下を成長させることが可能です。コーチングスキルの「行為承認」にあたります。つまり褒めることです。問題がおきたときに、「叱る」必要があったとき、「おまえはだからダメなんだ!」という人格を否定する言葉はいけません。「この仕様はここに問題がある」と、具体的な問題点に注目させる必要があります。これがコメント力です。

「あるものを否定しない、ないものを求めない」

「行為をしかって、人格を否定しない」

4.質問力
 先に紹介した「質問力」の本にあった内容です。具体的かつ本質的な質問ができる力が必要です。思いつきで質問しないこと。相手に沿った質問をじっくりと選んですることが大切です。これがコミュニケーションを円滑にさせる力でもあります。

Try112:質問の善し悪しをチェックしよう。

5.レスポンス力
 簡単にいうと「あいさつ」することです。こんな当たり前のことができない現状があったりするんですよね。最低限のレスポンス力は欲しいです。これがあれば対人関係を豊かにすることができます。同時にメンタルタフネスをあげることができます。最近はメンタルに弱い人材が増えています。レスポンス力を磨き、メンタルに強くなりたいですね。

 この中で「3日間集中授業」という訓練法の紹介がありました。初対面のメンバーが4人一組になって、朝から晩まで様々なテーマでディスカッションするというもの。毎回メンバーを入れ替えて行うため初日はほとんど初対面ばかり。しかし2日目、3日目になると慣れてきて「おもしろくなってきた」という感想が後を絶たない。同窓会をやるメンバーがいたりするそうです。
 これ、そういえば私が受けたコーチングセミナーがまさにこの形式を取っていました。毎回グループワークを実施する際に、「組んだことのない人と組んでください」というやり方。このおかげで、1泊2日のセミナーで全員の顔と名前を覚えることができました。非常にコミュニケーションの訓練には有効な手法です。

6.日記力
 そして日記力です。ここの内容で今日のタイトルを決めました。ただ日記をつけるだけの力ではありません。日記をつけるということは、自分の成功体験や失敗体験を記録し、それを振り返ることです。なぜうまくいったのか、なぜ失敗したのかを振り返って考えることが、次への成功をつかむことになります。これを斎藤先生は自己コーチングと呼んでいました。なるほど。たしかにコーチングスキルを自分に使っている手法です。
 こうやって記録を重ねていくと、それはエネルギーの貯蔵庫になります。手帳を見返すことで、次なる成功へのイメージができてきます。以前のトライ宣言「Try101:成功、失敗体験を記録しよう!」と重なりますが、もう一度この日記力について実践してみたいと思います。

<ビジネスに必要な技>
 ここからは「技」について紹介します。
1.自分の成功関数を見つける術
 斎藤先生は文学部の教授ですが、数学力をつかった考え方も導入しています。例えが非常にわかりやすかったので紹介しておきます。例えば
y=f(x)
 という関数を考えます。yとは結果です。f(x)が行動です。ここで関数fとは、自分の変換関数を表します。例えばスポーツでうまくいったとき、勉強でうまくいったとき、仕事でうまくいったとき、すべて自分の関数はfです。そしてxがスポーツ、勉強、仕事などなんでも入れられるパラメータとなります。つまりうまくいったときに自分の関数fを見つけておくことが重要だということです。

2.座標軸思考法
グレーゾーンをクリアに整理するために、わかりやすい考え方です。昨日取り上げた内容なのでこちらを参照ください。

Try114:2軸4象限のフォーマットでロジカルシンキングを鍛えよう

3.2割読書法
斉藤先生の速読法です。こちらも以前取り上げた内容です。こちら参照ください。

Try108:複数の本を平行して読んでみよう

4.3色ボールペン術
 いろんな場面で3色ボールペン術の応用が紹介されていました。メモ力、要約力、手帳力など。目的を明確化した色分けはあとで見返すときにとてもわかりやすいです。
赤:客観最重要
青:客観重要
緑:主観大切

5.45秒プレゼン術
15秒:TVCM
3分スピーチ:長い
45秒:ちょうど良い

 TVCMは15秒。メッセージを伝えるに十分な時間だそうです。これにたとえ話などを追加すると、45秒がベスト。よく3分スピーチと言われますが、それは長すぎだそうです。
 45秒で言いたいことが伝えられるよう訓練すべきということです。

<ベスト引用フレーズ>
 恒例のベストフレーズはこれを選びました。

「優れた仕事をするために大事なことは、心にスペースを広くあけておくこと」

 いろいろなビジネススキルが紹介されていますが、こういう本を読んだときに、心にスペースがないと全く新しいことを受け入れる体勢が取れません。
 自分の心をオープンにして、新たなトライを実践していくことが重要だと思います。そしてその行動でうまくいった感が得られると、また新しいことをトライしてみたくなるんですよね。それを共有していきたいというのがこのブログのテーマでもあります。


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