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斉藤孝先生に学ぶ「速読術」

 1/12に「Task15:1テーマ「読書術」について自分の読書スタイルをまとめる。」という実行宣言をしました。このテーマについて明治大学の文学部教授である斉藤孝先生の本を読んでみました。日本語力として著名な斉藤先生の知恵をいただければと思っています。

 私は本を速く読むのは苦手です。でも「速く読めれば」と思っています。今までいろんな読書術の本を読みましたが、速読多読についてはあまり肯定的になれませんでした。自分の技術が追いつかないこともありますが、例えば「速読」とは「不要な部分を切り捨てること」と大きく割り切っている考えが多いと思います。ここがどうもしっくりこなかったんですよね。
 
 ところが、そのしっくりしない疑問が本書で明確になり、速読そして多読の必要性がよくわかってきました。今までの読書術の中では一番気づきの多い本でした。

齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!
(2006/10)
斎藤 孝

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 では、斉藤先生の「速読術」をちょっと覗いてみましょう。
<2割読書法>
 これは「パレートの法則」を読書法にあてはめたものです。2割の内容で、8割を理解するというねらい。スピードと理解レベルを両立させる読書法です。これをこんな例えで表現しています。

「マグロの2割のトロを食べ、8割を食べることなく、次の2割のトロを食べる。」

 やっぱりおいしいところをじゃんじゃん食べていきたいですよね。読書も同じです。1冊の内容をすべて覚えることは不可能だし、その中から重要な項目を拾い上げることがポイント。それをトロに例えるとは、とてもわかりやすいです。そしてさらに、

「最高の2割を出せる料理人が一流」

 と表現しています。1冊の本を読んで、その2割の良さを説明できることが一流であると。
 でも、2割のトロを食べると残り8割の味はわかるのでしょうか?

<理解力のレベル>
 ここで、本書の中に出てくる理解力の3つのレベルを紹介します。
レベルA:コメント力がある(自分のコンセプト(視点)で書評が伝えられる)
レベルB:要約力が十分にある(ただし要約だけではつまらない書評となる)
レベルC:読んでも忘れてしまう(知識を活かすことができない)


 本書ではこのレベルAをめざすために、いろんな工夫が紹介されています。一番印象に残ったのはこれ。

「起承転結の型にはめて、先を推測する」

 すべての本は必ず「起承転結」にあてはめられる。そして「転」を見つけることがポイント。「転」には読者に気づきを与えるところ。これが発見できれば、「起承転結の型」にあてはめるとおよその内容は推測できるということです。

速読多読の疑問>
 さて、私の速読への疑問はここにありました。速く読むためには「不要な部分を捨てろ」という他の読書術の内容に理解ができませんでした。捨て去る部分によって、理解も失ってしまうんじゃないかという不安。
 これを解決してくれるのが、「推測力」ということです。型にあてはめることで、捨て去った部分を推測することができる。これは理解力が鍛えた上で可能な技術なんじゃないかと思いました。今日私が得たスキーマ(教訓)はこれ。

多読速読は「理解力と推測力」の上になりたつ。起承転結の型を鍛えよう。」

<引用ベスト3>
 最後に、もうひとつの技を紹介します。1冊の本から「引用したいベスト3」を見つけること。こうすることで、捨て去る部分を明確にすることができます。この部分はベスト5には入らないかな。とか。こうすることで、スピードをあげることができるということです。実際にマインドマップには6カ所引用をメモしました。その中で私が選んだベスト3はこれです。

1.「最高の2割を出せる料理人が一流」
2.「本を読めない時間なんてあるのか?」
3.「読書の目的は、自分の経験と結びつけて新しい何かを考えること」


 斉藤先生はTVを見ながらでも本は読めると言っています。彼女と会話しながらも。でもこれは気分を害しますよね。ほどほどに読書の時間を作っていきたいです。

<新たなトライ>
 今日宣言したいトライは、次の2つです。
読書マップに「コンセプト」と「引用ベスト3」を追加しよう。
 先に紹介したレベルAの理解力を発揮するポイントが「コンセプト」です。本を自分なりの視点で見る姿勢をとれるように下読みの後に「コンセプト」を考えてみたいです。
 さらに、「引用ベスト3」も必ず拾い上げるようにしてみようと思います。たくさんメモしても記憶に残らないと価値ないですからね。

複数の本を平行して読んでみよう
 本が苦手な人は10冊を同時に読んでみようとありました。おもしろくない本は途中であきらめて結構。10冊も手をだせばどれかは読めると。極めて極端な提案ではありますが、ちょっと興味そそられます。最近は1冊が読み終わるまで、次の本には手を出さないんですけど、2,3冊は同時に読み進めてみようかなと思います。


多ぁ忙Map No.0021

Try108:複数の本を平行して読んでみよう
Try107:読書マップに「コンセプト」と「引用ベスト3」を追加しよう。
Scheme15:多読速読は「理解力と推測力」の上になりたつ。まずは起承転結の型を鍛えよう。

復習 Try104:読書マップにタグを追加し、数をこなそう。
復習 Task15:1テーマ「読書術」について自分の読書スタイルをまとめる
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tag : 速読 多読

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