ペーシングに気を配ろう

 「ペーシング」とは、コーチングで学んだテクニックのひとです。円滑なコミュニケーションを実現するためには、相手のペースに合わせる必要があります。
 ペースといっても、会話のテンポだけではありません。表情、態度、声のトーンなど、言葉だけでないノン・バーバルな要素も多く含まれます。

 さて、今日この話題を取り上げたのには理由があります。私の大きな課題を見つけてしまいました。というか、気づかされました。それが「ペーシング」です。
 私はCSIタイプではコントローラーです。私の上司も同じくコントローラー。そして同僚のサポーターとこの3名で会話をするとこうなります。
<コントローラーとサポーターの会話>
 つい先日、コントローラーとサポーターが対局関係にあって、注意が必要と言ったばかりでした。

同僚Aさん(サポーター):「先日の提案内容については、別の部署から**の条件で影響がでる可能性があってかなり難易度が高そうです。その影響を確認するためには過去の例を考慮しても時間的に・・・。」

多ぁ忙(コントローラー):「結論は何ですか? その部署に影響確認をやってもらえばいいっていうことじゃないんですか?」

 まず、この2名の会話にはやはりタイプごとの特徴が現れています。サポーターは正確な回答をすべく、知っている情報を順番にすべて並べています。
 一方、コントローラーである多ぁ忙はすぐにいけるのか?いけないのか?判断したくなるため、「結論は?」といきなり聞き始めます。そして最初の言葉だけを聞いて、「**ってことですね?」と勝手に解釈してしまいます。この後、ちゃんと聞いてみるとその解釈は間違っていました。話は最後まで聞きましょう。
 ここでペーシングの違いに気づかされました。同僚はゆっくりしゃべります。一方多ぁ忙はまくしたてるように早口でしゃべっていました。これでは会話のキャッチボールはうまくできなくて当然です。
 では、私の上司の場合はどうでしょうか。

上司:Aさん、先日の課題の進捗はどう?

同僚Aさん:「え、はい。」

上司:「はいってことはないだろう。明日の期限に間に合うのか?」

同僚Aさん:「えーと、こちらの場合を除けばいけると思います。」

上司:「こちらの場合ってどういうこと?」

同僚Aさん:「・・・・。」

上司:「だまってたらわからないだろう!」

 こんな感じです。やはりAさんの話すスピードはゆっくりで、上司の話すスピードはマシンガンのように速くなっていきます。
 この二人のコントローラーは自分のペースで、コミュニケーションをとってしまっています。このスピードの違いに今日は、気づくことができました。
 意識してゆっくりしゃべると、最初は慣れないんですが、サポーターのAさんとの意志疎通は今までよりもスムーズであることに気づきました。これがペーシングなんだと実感。
 ついでに、二人のコントローラー同士でペーシングの重要性を再確認。お互いがスピードを速めないよう注意しあうことにしました。
 なかなか自分では気づくのが難しいポイントです。これから改善していきたいと思います。自分の改善すべき点を客観的に見つけることは非常に困難です。そこで、第3者に指摘してもらうことがとても有効です。ぜひ職場の仲間同士で指摘しあう時間をとってみてはいかがでしょうか。

Try76:ペーシングに気を配ろう
あなたのペースで相手が受け入れられるかわからない
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