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コーチング・セミナーレポート3

 3回目のレポートはセミナーの中で実践したコーチングの体験から得られた私のこれからやっていく取り組みについて紹介します。
 ここで、2日間の体験の中で特に印象に残ったトピックを2つ紹介しておきます。

1.会話の主導権は「聞く」側にあった!
 話す、聞くという会話のキャッチボールをイメージしたときに、会話の主導権を握っているのはどちらでしょうか。当然話題を提供する「話し手」にあると思っていました。
 実は、主導権は「聞き手」にありました。話題の方向性はすべて「聞き手」の反応で決まります。聞き手がうなずいてくれれば、その話をもっとしたくなるし、逆に聞き手の反応が乏しいと話題を変えたくなります。つまりコーチの聞き方がとても重要だということを実感しました。

2.オートクライン:自分の言葉を自分で聞くことで、思考が整理され、発展すること。

 辞書で調べてみるとcline=連続変異現象とありました。あまり聞き慣れない言葉ですが、生物分野の用語のようです。つまり自分の言葉を聞くことによって、自動的に考えがまとまる、そしてさらに新たな発想が出てくるという意味です。実際に、質問に答えていくと自分の考えが次から次へと出てくることに新鮮な感覚を覚えました。
 この体験談を含めて次に紹介していきます。
コーチングの進め方>
 まず、体験談を話す前に基本的なコーチングの進め方の5ステップを紹介しておきます。コーチは次に紹介する手順で会話を進め、クライアントが抱える課題を理解し、クライアントに解決策を決めさせるというものです。

ステップ1.軽い質問からスタートする
 いきなり「今後のマネジメント戦略はどうしますか?」なんて重たい質問はNG。緊張をほぐすような会話でペースをつかむ。
ステップ2.現在の課題について質問する
 現状の困り事について話してもらう。コーチはこうしなさい、ああしなさいという指示は出さない。何かがいい、悪いという評価もしない。困り事がどんなことかをつかむため、質問で掘り下げる。
ステップ3.ゴールをイメージさせる
 課題が見えてきたら、クライアントがめざすゴールがどんな状態かを語ってもらう。この質問によって、現状とゴールのギャップが見えてくる。
ステップ4.ギャップを埋めるためにはどうすべきか考えさせる
 コーチングの基本は、相手に答えを考えさせること。うまく答えが出てこない場合は、「こんな場合はどうですか?」とか視点を変える質問でクライアントの発想を開放させる。
ステップ5.具体的な取り組みを明確化する
 どうすべきかが見えてきたら、それを具体的な行動にさせる。「次週からどんなことができますか?」とか。

<コーチ体験談>
 研修の最後に、コーチ、クライアント、オブザーバーという3役で3名1組みとなって、それぞれが役をこなしてクライアントの課題に対して、コーチが取り組むべき行動を引き出すということを行いました。オブザーバーはコーチの質問の仕方などをチェックして、フィードバックをしてもらいます。およそ10分程度の内容でした。
 コーチとしては、事前に聞くべき質問の手順だけ頭に置いて、会話をスタート。クライアント側の話がすぐに困り事に進んでいったので、「それではその困り事について考えてみましょう」と手順通りに持っていけました。そしてゴールのイメージとのギャップを埋める取り組みについては、クライアントの考えがひとつに固執してそうな雰囲気があったので、「こんな場面になったときどうですか?」という視点の切り替えで話が一歩前進しました。
 というわけで、コーチ体験の感想としては「思ったより難しくない」でした。ただし、短時間だったので必死にメモを取るあまり、相手の目線を合わせることが疎かに。ここが先日宣言したTry71です。

<クライアント体験談>
 次にクライアントの体験談です。先日も紹介したとおり、これはシミュレーションではなく、私の思っている課題を実際にどうすべきか考えることであり、このおかげで今後の取り組みが出てきました。もちろんこれはコーチをやってもらったMさんのおかげです。
 では、先に紹介した5ステップを振り返ってみます。
ステップ1:セミナーでの気づきはどんなことでしたか?
多ぁ忙:タイプ別のコミュニケーションの使い分けの重要性がよくわかり、今までの自分のやり方はまずかったと気づきました。
ステップ2:「まずかった」とはどんなことですか?
多ぁ忙:会話のペースが遅いひとに対して、どんどん質問を浴びせてしまうことです。これでは相手は答えられませんよね。こういったコミュニケーションの課題を改善したいです。
ステップ3:どんな状態が理想的ですか?
多ぁ忙:あまり周りに相談しないメンバーがいるんですが、その方を含めて、横のつながりが強くなり、自分が指示しなくても協力関係ができるような状態です。
ステップ4:その理想をめざすためにはどんなことやっていけばいいでしょうか?
多ぁ忙:今回の参加者の中からいろんなアイデアをもらいました。コミュニケーションの特徴を把握するために記録をつけること。それによって、成長を確認することもできますからね。
ステップ5:次週から具体的には何をやっていきたいですか?
 ・成長ノートをつける
 ・メンバーとの2wayを実施する
 ・メンバーに自分へのリクエストを聞く

 こんなやりとりだったと記憶しています。印象としては、特に答えに詰まることなく、すらすらと出てきたのが驚きでした。これはコーチの質問がよかったおかげでもあり、さらに「オートクライン」によって自分の考えがより整理された結果なんだと思います。

<これから実践していくこと>
 以上紹介してきた内容を含めて、これから私が実践していきたい内容は次の項目です。ここブログに宣言することで、やらなきゃいけない感を自分に植え付けたいと思います。

1.出張報告は感謝の気持ちを伝えること
 上司、部下に対してそれぞれに感謝の気持ちを伝えたいです。その後に、それらの言葉の意味するところ(YOUメッセージ、Iメッセージ、成長承認など)を紹介できればと思っています。
2.部署内コーチングセミナーの開催
 まずはグループ内で出張報告を兼ねて、学んだことのPR会を実施します。その次には部署全体でのPRを実施できればいいなと思っています。
3.成長ノートの記録
 先にあげた内容です。2wayの時間を毎週ちょっとでもとって、特徴、成長に関する記録をつけていこうと思っています。(このアイデアを頂いたKさん、ありがとうござます。)また、2wayの中では、自分へのリクエストも聞いてみたいと思います。
4.無意識の意識化
 Try71,Try72で宣言した内容です。自分の改善すべき癖を直します。メンバーにも指摘してもらうようお願いしようと思います。

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tag : セミナー コミュニケーション コーチング オートクライン

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拝読しました

コーチング・セミナーレポート拝読させて頂きました。
貴重な体験だったみたいですね!

コーチングの本はよく読むのですが、本で読むのと実際に経験・実践するのとでは大違いですよね。

やはり体得するにはセミナーを受けたほうがいいのかなー、う~ん多ぁ忙さんの行動力を見習わなくては!

それも「オートクライン」による差だと思います

ドリームプランナーさん、コメントありがとうございます。
 本で読むことは、自問自答。自分の頭の中だけの思考サイクルです。なので自分のエリアから外に思考を広げることは難しいと思います。
 一方、セミナーではコーチあるいは、参加者から思考のエリアを広げてもらえるので、ここに大きな成果の違いが現れるんだと思います。
 さらに、「オートクライン」によって、自分が言葉に出してみる体験によってより多くの気づきが得られるんじゃないかと、実感しました。
 本を読むことも楽しいですが、それ以上の楽しみを見つけたような気がしています。またこういう機会を作っていきたいと思っています。ドリームプランナーさんにもぜひ、体験して欲しいです。
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