SIMふなばし2030って?

 先日、船橋まで足を運び、こんなイベントに参加してきました。 こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。

  • 第3回 Simふなばし2030 体験会

  •  Simとはシミュレーションの意味。

     船橋で開催されたまちづくりのシミュレーションをロールプレイングゲームとして楽しむイベントです。

     イベント告知内容から以下を引用します。

    未来の都市づくりのゴールに向けて、迫りくる様々な社会問題や難題をチームワークとアイデアで乗り越えられるのか?
    近未来の人口減少社会や超高齢化社会を背景に税収源、社会保障費の増といった厳しい制約条件を抱えつつ、地域の未来を切り開いていくための地方自治体の運営を誰もが遊び感覚で体験できます。

    ゲームのオリジナル版は、熊本県で生まれた「SIMくまもと2030」。
    自治体経営を楽しみながら体験できるゲーム型ワークショップとして、全国でブームが広がり始めています。
    近隣では「SIMちば2030」が大学の講義での開催や一般向けに多く開催されています。

     というわけで3回シリーズでレポートしていきます。

    1.SIMふなばし2030って?(本日の記事)
    2.市政15年間を圧縮体験してみた
    3.振り返りと次のアクションへ


     初回のレポートではこのイベントの全体像をお伝えしていきます。

     私はまちづくりとか行政とか、あまり知識も経験もないので、初体験としてはかなり不安を抱えておりました。

    simふなばし1

     今日のスキーマです。

  • Scheme704:5分で1年間が過ぎるタイムプレッシャーはチームの頭の回転を速くしてくれる。

  • 緊張する辞令交付式


     まず疑問に思ったのは、およそ3時間の体験でどのようにシミュレーションが成り立つのか、全くイメージができませんでした。

     しかし、そのイメージを固めるヒマもなく、ゲームはスタートし、あっという間に3時間が過ぎていったという印象。

     この間に、ほとんどゆっくりするヒマもなく、脳ミソフル回転となりました。

     「SIMふなばし2030」とは、冒頭の引用文に説明があったように、各地域で開催されているまちづくりのゲーム会です。

     地元の未来のまちをよりよくするために仲間と考えていこうというもの。実際には遠方からの参加者が多く、半分以上を占めていました。

     今回はF市という架空の町の設定ですが、地図や環境条件、人口、町の課題などは地元の船橋市の現状から持ってきています。つまり事実ベースなのです。

     この体験を通じて、市民は地元の理解を深め、将来のまちづくりへの積極的な参加を促したいというねらいがあるのです。

     さて、ゲーム開始にあたって最初に行われたのは「辞令交付式」でした。

    simふなばし3


     私は2番目に呼ばれて、何が何だかよくわからずにこの紙を市長さんより受け取りました。

     よくわからないせいか、とっても緊張してしまいました。なんだろこの緊張感。ここ数年味わったことなかったかも。

    simふなばし4


    「平成30年6月9日に限り、企画財政部長を命ずる」

    「えー!?なんか難しそうな役割だなぁ・・・。」

     その後、F市の市長さんより講話がありました。

    simふなばし2

    「2032年までに理想のまちを実現するのが私の公約です。みなさんのご協力をお願いします。」

    シミュレーションにおける時間の設定


     このゲームでは3ラウンド用意されており、それぞれにワークシートが配布され、F市の課題を解決すべく議論を展開していきます。

     1ラウンドは25分。そしてこの間に5年間が過ぎる設定なのです。

     つまり1年が5分という信じられないスピード感。まるでインセプションの深い階層に潜り込んでいるかのよう。

     3ラウンドが終わると、なんと15年も経っているわけです。

     そりゃ、脳ミソフル回転しなければ間に合わないわけです。

    1ラウンド:2018年〜2022年 テーマ「将来に向けた投資」
    2ラウンド:2023年〜2027年 テーマ「廃止か、存続か」
    3ラウンド:2028年〜2032年 テーマ「選択の結果」


    シミュレーションにおける役割の設定


     今回の参加者はスタッフを除き、全14名。3グループが編成されました。

     1つのグループには6つの部署の部局長が在籍し、議論を進めていきます。

    1.企画財政部長(全体の取りまとめ役)
    2.経済部長
    3.建設局長
    4.健康福祉局長
    5.教育委員会
    6.市民生活部長


     各ラウンドごとに、様々な条件設定が与えられ、課題を解決していく必要があります。

     限られた予算の中でときに、投資をすべきなのか?

     あるいは事業を廃止すべきなのか?

     またまた借金に手をだすべきなのか?

     それぞれの部局の考えがぶつかります。

     それらを解消しつつ、将来を読みながら、判断をしていく必要があります。ここが面白いポイントなんです。

     ある新規事業を開始するためには、既存事業を廃止する必要があるかもしれません。

     そのような場合には市役所からの提案だけでは実行できず、市議会の承認が必要となります。

     これがその市議会に説得している場面です。

    simふなばし6


    ゴールは何なのか?


     このシミュレーションは想像以上に時間の流れが速いです。何しろ5分で1年が過ぎてしまいますから。(ちゃんとスライドでカウントダウンしていました。)

     時間に追われながら、必要に迫られる判断。

     そしてその結果を市議会がどう結論づけるか?

     これを3ラウンド繰り返し、最終的には「新規事業提案」に結びつけていきます。

     15年間の市政を歩みながら、どんなまちにしたかったのか?それを実現するためにどんな新規事業に投資すべきか?

     これが最後に求められるものです。

     その提案が市長に選ばれたチームが勝ち!です。

     といっても、勝ち負けを目的にするものではありません。ゲームを通じてまちづくりを理解し、将来に貢献したいって想いが生まれればゴールだと思います。

     イベント終了時にこんなパンフレットが配布されました。

    simふなばし7

     船橋市の地図です。F市という架空の市政を自分達で考えたあとに、この地図を眺めるといろんな気づきが見えてきます。

     私はららぽーととか、船橋駅周辺しか行ったことがありませんでしたが、改めて眺めてみると興味が沸いてきます。

     かなり疲れましたが、いままで味わったことのない達成感というか、満足感でした。興味ある方はぜひ体験してみてください。

     次回は我が市の新規提案について紹介していきます。

    simふなばし_グラレコ
    多ぁ望Map No.0310

  • Scheme704:5分で1年間が過ぎるタイムプレッシャーはチームの頭の回転を速くしてくれる。
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