08
2008
最近、働き方の調査ということでアンケートがありました。その結果が届いたのですが、自分のストレス状態を把握する目的で実施され、今後の対処方法に対するアドバイス等が回答として返ってきました。
その解説の小冊子を読むと、いろいろと「ストレス」に対する具体的なメカニズムの説明や、対処方法の実践例等が紹介されており大変価値ある内容でした。
あわせて聞いたことのない言葉もたくさん出てくるので、ここにまとめてみたいと思います。
・ストレッサー
・コーピング
・ストレスマネジメント
みなさんご存じですか?この言葉。
「ストレッサーを理解し、積極的コーピングを実践することで、ストレスがマネジメントできる」
では解説していきたいと思います。なお、掲載内容はこちらから一部引用させて頂きます。
株式会社アトラクス ヒューマネージ
その解説の小冊子を読むと、いろいろと「ストレス」に対する具体的なメカニズムの説明や、対処方法の実践例等が紹介されており大変価値ある内容でした。
あわせて聞いたことのない言葉もたくさん出てくるので、ここにまとめてみたいと思います。
・ストレッサー
・コーピング
・ストレスマネジメント
みなさんご存じですか?この言葉。
「ストレッサーを理解し、積極的コーピングを実践することで、ストレスがマネジメントできる」
では解説していきたいと思います。なお、掲載内容はこちらから一部引用させて頂きます。
株式会社アトラクス ヒューマネージ
<ストレス発生メカニズム>
ストレスが健康状態に影響を及ぼすまでの課程は次の5ステップです。
1.心理的ストレッサー(ストレスの原因となる体験)
不公平な扱いや人間関係のもつれなど、ストレスの原因となる困り事
2.アプレイザル(判断)
困り事を体験したときに、心理的な負担と感じるか否か。
3.コーピング(対処努力)
困り事を負担と感じたときに、負担を軽減するための対処。
4.心理的ストレス反応(5段階の反応)
対処努力の結果によって、自分がうける反応。適応力の影響に応じた5段階がある。
5.アウトカム(ストレスによる影響)
5段階のストレス反応によって、健康な生活を継続できるのか、憂鬱感によって不健康な生活に傾くのかが決まってくる。
<コーピング(対処努力)とは?>
コーピングには次の2種類があります。ストレスに強い体質をめざすためには「積極的コーピング」ができるかどうかがカギとなります。
・積極的コーピング
積極的に問題を解決する、他者へ相談する。→ 心理的ストレス反応は軽くなる
・消極的コーピング
問題を放置する。我慢する。→ 心理的ストレス反応は重くなる
<ソーシャルスキル、ソーシャルサポート>
ソーシャルスキルは人づきあいの技術。そしてソーシャルサポートは人からの支援。つまりソーシャルスキルを磨くことで、ソーシャルサポートを増加することが可能。それによって、よりよい積極的なコーピングができるようになります。
<多ぁ忙のストレス分析結果>
では、多ぁ忙の分析結果をちょっと覗いてみましょう。
・ストレッサー指数 40点(要素としては業務量過多が高い)
・積極的コーピング 80点(要素としては相談が多い)
・消極的コーピング 40点
・ソーシャルスキル 55点
・ソーシャルサポート 65点
・心理的ストレス反応指数 45点(イライラ感が高い)
これらの数値は偏差値として出てくるので50点が平均的な位置づけとなります。この結果を解釈すると、「よき上司に恵まれ、よく相談し、ストレス負荷が低い状況にある」ということでしょうか。確かに困ったときはすぐに相談します。自分が動いて不利になったときに「あのとき相談したじゃないですか!」とかいって上司を巻き込むことができますからね。上司のストレス要因になってないか心配ですが・・・。
さて、こういう「相談」できる人はきっとストレスをためないタイプだと思われます。そうではなくて、「心理的ストレス反応指数」の高いひとについては、その「ストレッサー」が何で、どうすれば「積極的コーピング」を実践できるかについて考え、自ら実行することが「ストレスマネジメント」です。
<コーピングの実行へのアドバイス>
・最も自信のある方法から実行しよう
・他人の対処法を観察して、まねてみよう
・リハーサルをしよう
参考リンク:実践!ストレスマネジメント
ストレスが健康状態に影響を及ぼすまでの課程は次の5ステップです。
1.心理的ストレッサー(ストレスの原因となる体験)
不公平な扱いや人間関係のもつれなど、ストレスの原因となる困り事
2.アプレイザル(判断)
困り事を体験したときに、心理的な負担と感じるか否か。
3.コーピング(対処努力)
困り事を負担と感じたときに、負担を軽減するための対処。
4.心理的ストレス反応(5段階の反応)
対処努力の結果によって、自分がうける反応。適応力の影響に応じた5段階がある。
5.アウトカム(ストレスによる影響)
5段階のストレス反応によって、健康な生活を継続できるのか、憂鬱感によって不健康な生活に傾くのかが決まってくる。
<コーピング(対処努力)とは?>
コーピングには次の2種類があります。ストレスに強い体質をめざすためには「積極的コーピング」ができるかどうかがカギとなります。
・積極的コーピング
積極的に問題を解決する、他者へ相談する。→ 心理的ストレス反応は軽くなる
・消極的コーピング
問題を放置する。我慢する。→ 心理的ストレス反応は重くなる
<ソーシャルスキル、ソーシャルサポート>
ソーシャルスキルは人づきあいの技術。そしてソーシャルサポートは人からの支援。つまりソーシャルスキルを磨くことで、ソーシャルサポートを増加することが可能。それによって、よりよい積極的なコーピングができるようになります。
<多ぁ忙のストレス分析結果>
では、多ぁ忙の分析結果をちょっと覗いてみましょう。
・ストレッサー指数 40点(要素としては業務量過多が高い)
・積極的コーピング 80点(要素としては相談が多い)
・消極的コーピング 40点
・ソーシャルスキル 55点
・ソーシャルサポート 65点
・心理的ストレス反応指数 45点(イライラ感が高い)
これらの数値は偏差値として出てくるので50点が平均的な位置づけとなります。この結果を解釈すると、「よき上司に恵まれ、よく相談し、ストレス負荷が低い状況にある」ということでしょうか。確かに困ったときはすぐに相談します。自分が動いて不利になったときに「あのとき相談したじゃないですか!」とかいって上司を巻き込むことができますからね。上司のストレス要因になってないか心配ですが・・・。
さて、こういう「相談」できる人はきっとストレスをためないタイプだと思われます。そうではなくて、「心理的ストレス反応指数」の高いひとについては、その「ストレッサー」が何で、どうすれば「積極的コーピング」を実践できるかについて考え、自ら実行することが「ストレスマネジメント」です。
<コーピングの実行へのアドバイス>
・最も自信のある方法から実行しよう
・他人の対処法を観察して、まねてみよう
・リハーサルをしよう
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