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ゲームは悪か、善か?

 最近、ボードゲームの話題を提供しています。 こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 でも、今回は違ったゲームの話をしていこうと思います。

 かつてファミコンがブームになり、プレイステーションの時代が来て、ゲームそのものの文化も大きく進化してきました。

 任天堂はゲームを家族で楽しむものとして、WiiからSwitchという新製品にシフトしていきました。ゲームをやってたら怒るお母さんを味方につけたのがWii。そしてSwitchではハプティクスというコントローラーの触覚フィードバックを利用して疑似体験ができるものに注目が集まっています。

 ソニーはプレイステーションのハードの性能を継続進化させ、現実の映像に極めて近いコンピューターグラフィックが実現しています。

 今年はVR元年と呼ばれるようにPS4がVR技術を普及する大きなきかっけになるとも言われています。

 さて、このようなコンピューターゲームは人間にとって、悪影響はないのでしょうか?

 かなり昔には「ゲーム脳」という言葉が流行って、ゲームばかりしてると、バカになるなんてよく親に怒られたものです。

 さて、今日紹介したいのはゲームデザイナーによるTEDxトークのプレゼンテーションです。

「ゲームをすれば、10年寿命が延びる!」

 と伝えています。どんなゲームなのでしょうか?

 詳細はこちらの本を読んでみてください。



  • Scheme647:スーパーベターをやってみよう。現実世界でのゲームの実践が人生を10年延ばしてくれる。

  • スーパーベターというゲーム


     コンピューターゲームにハマったことのあるひとなら、その集中力が必要なことはわかると思います。

     ロールプレイングゲームでは、物語の主人公になりきって、様々な困難を乗り越えて成長し、ラスボスをやっつけてミッションを達成するというプロセスを楽しんでいきます。

     気づいたら、食事も取らずに何時間もハマっていた。という経験があるひともいるかもしれません。

     そんな集中力を発揮する経験は、悪いことばかりではないのです。

     もちろん、やりすぎは健康に影響が出てくるのも事実です。注意しましょう。

     このプレゼンター、ジェイン氏が提唱しているのは「スーパーベター」というゲームです。

     彼女のがデザインしたゲームです。

     まずは動画を見て下さい。



     スーパーゲームはコンピューターゲームではありません。ゲームを楽しむために必要なものはなんにもありません。

     この本を読んでいくと、実際にやってみたくてしかたなくなってきます。

     現実の世界で、ロールプレイングゲームを楽しんじゃおうっていうノリです。

    <ゲームのルール>
     1. 自分自身にチャレンジする
     自分自身が克服したい課題を設定し、それにチャレンジします。

     2. パワーアップアイテムを集めて使う
     日常生活で、自分のモチベーションがあがるようなアイテムや行動などを見つけておきます。これをパワーアップアイテムと呼びます。ゲームの中でアイテムを見つけるように、日常生活でも見つけていくのです。

     3. 悪者を見つけて戦う
     ここでの悪者とは、自分の克服したい課題に対して、じゃまをする敵です。それはもうひとりの自分自身かもしれません。

     4. クエストを探してクリアする
     「クエスト」とはゲーム中に出てくる実践するための枠組みです。それをこなすことによって、体力や経験値があがっていきます。この本には全45のクエストが出てきます。簡単なものから、難しいもの、さらにはひとりだけではこなせないものなどが出てきます。

     5. 仲間をつくる
     ロールプレイングゲームでは、冒険の旅を続けていくと仲間に出会います。チームを組んで、敵と戦っていきます。このスーパーベターでも仲間が必要となっていきます。

     6. 秘密の正体を持つ
     このゲームを進めていく上で、自分自身に「秘密の正体」を設定すると、ゲームがさらに面白くなっていきます。その秘密の正体を仲間同士で共有しておくと、課題達成への近道となっていきます。

     7. エピックウィンを追求する
     エピックウィンとは、大勝利という意味。クエストをひとつずつクリアしていくことで、エピックウィンを追求していきます。こうやってゲームを楽しんでいくと、自分自身が設定した「困難な課題」を克服できるのです。

     「困難な課題」を克服するための大きな努力と比べると、ずいぶんと異なったアプローチです。でも、一番大きな違いは辛い努力をするのではなく、楽しんで克服できちゃうってところ。

     クエストを実践することで、4つのアビリティポイントが増えていきます。

     ①肉体のレジリエンス Phisical Resilience(PP)
     ②メンタルのレジリエンス Mental Resilience(MP)
     ③感情のレジリエンス Emotional Resilience(EP)
     ④つながりのレジリエンス Social Resilience(SP)


     チャリーンって。ほら、ゲームみたいでしょ?

     このようにゲームを楽しみながら、ありたい姿に近づいていく、つまり自己実現していく人生のことをゲームフルな人生とジェイン氏は呼んでいます。

    死か、ゲームか?


     ジェイン氏は、このゲームを作ったきっかけを述べています。

     あるとき、転んで頭を打ったことで頭痛、思考の低下、吐き気が続き、辛い時期を過ごしていました。

     お医者さんに診断してもらうと、脳震盪後症候群とよばれ、一年以上続くこともあると言われました。

     さらに、回復を早めるためには読み書き、ランニング、ゲーム、メール、アルコールを避けることと。

     この言葉を聞いて、ジェイン氏はこう返事したそうです。

    「じゃあ生きていても仕方ないですね。」

     その34日後、命を投げ出すか、ゲームに変えるかを決断したのです。それまでゲームの心理学を研究していた彼女は、自らこの課題を克服するための行動をゲームにしようと思い立ったのです。

     結果的に、ジェイン氏はこの病気を克服し、「スーパーベター」というゲームをブログで公開すると、それを実践した人達から、自分も克服できた!という声がたくさん集まってきたのでした。

     というわけで、このゲームをやってみたくなってきませんか?

     次回は、実際にやってみた結果を報告します。お楽しみに。

     今日のスキーマです。

  • Scheme647:スーパーベターをやってみよう。現実世界でのゲームの実践が人生を10年延ばしてくれる。
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