プロアクションカフェから小さな一歩を

 前回は対話を深めるフィッシュボウルという手法を紹介しました。 こんにちはAha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 その後、フィッシュボウルで得られたヒントから次のステップを踏んでいきました。

 ①グループワークでアイデアをプロトタイプにする
 ②プロアクションカフェで小さな一歩を宣言する


 3回目のレポートではこれらのステップを紹介していきます。

  • Aha2!フューチャーセッション第2弾 〜学びから遊びを生みだすチャレンジ〜

  • 1.遊びから得られる学びとは?
    2.フィッシュボウルで対話を促進
    3.プロアクションカフェから小さな一歩を(本日の記事)


     こちらの写真はプロトタイプを発表しているところです。

    170318_朝カフェFS7

     今日のスキーマです。

  • Scheme643:アイデアにはそこにたどり着いた想いがある。それを見つけたときアイデアは自分のものになる。

  • グループワークでアイデアをプロトタイプにする


     フィッシュボウルでは次のような問いからスタートし、いつの間にか問いの構図が変わってきました。

    「学びと遊びの相違点、共通点とは?」

    「子どもと大人の考える遊びと学びの相違点」

     大人の視点だけで学びと遊びを考えると、とっても思考が狭くなります。子どもの視点を入れると、一気に思考が開けてきました。

     さて、その後は2つのグループにわかれてこちらのテーマでアイデア出しをしてもらいました。

    「学びから遊びを生みだすアイデアとは?」

     ところが、これがなかなか対話が進みません。なぜなら・・・。

    「あれ?なにが学びで、なにが遊びだっけ??」

     そうなんです。学びと遊びの対話が深まれば深まるほど、この2つの意味が近寄ってくるのです。その境界線がよくわからなくなってきました。

     そこで急遽、問いを書き換えました。

    「新しい遊びを提案する」

     その結果、2つのグループからとっても面白い遊びが導き出されました。下のホワイトボードの写真に写っている紙がそのアウトプットです。

    Aグループ:お散歩ルンルン

     この遊びは仲間と一緒になって地図の指定された道順に歩いて行きます。参加するには幼稚園の帽子、チューリップの名札をつけなければいけません。
     そのルートには、区間ごとにいろんな指示が書き込まれています。

     区間A:スキップで進む
     区間B:ケンケンパで進む
     区間C:変装して進む

    この遊びで得られる効果:ニヤッと笑ってしまう。やる方も、見る方も!

    Bグループ:当てっ子ゲーム

     これは子どもと親が集まって楽しむゲームです。親は子どもに話しかけてはいけないルールがあります。

     親は子どもの行動を観察します。

     そして一定時間になったら、親は子どもが何をしていたのか?をまねて答えます。

     親が発表し、子どもの考えている行動が当たっているかどうかを子どもが判定します。

     その点数を親子チームで競争します。

    この遊びで得られる効果:親子の違いを発見できる

     どちらのアイデアにも「子ども」の視点がヒントとして取り込まれていました。やはり遊びのヒントは子どもから得られるんですね。

     今回のアイデアは次のようなプロトタイプにまとめてもらいました。

     ①新たな遊びのタイトル
     ②その遊び方、内容
     ③得られる効果


     このようにテンプレートを用意しておくと、各グループのアウトプットのレベルが合ってくるのでまとめやすくなります。

    170318_朝カフェFS1
    多ぁ望Map No.0283

    プロアクションカフェで小さな一歩を宣言する


     その後、サークルになって「プロアクションカフェ」と呼ばれる手法で各グループのアイデアを掘り下げてみました。

     「プロアクションカフェ」とは、ワールドカフェに個人のコミットメントを引き出す問いを組み合わせたものです。

     ①本当にやりたいことは何か?
     ②行動する上で、不足していることは何か?
     ③自分にできる小さな一歩は何か?


     このような3つの問いを各グループから回答してもらいました。

    Aグループ:お散歩ルンルン
    ①本当にやりたいことは何か?
     みんなで笑うこと
     気持ちの解放
     仲間と一緒に楽しむこと

    ②行動する上で、不足していることは何か?
     ちょっとした勇気 → みんなでやれば恥ずかしくない

    Bグループ:当てっ子ゲーム
    ①本当にやりたいことは何か?
     思考を広げる
     子どもとのギャップに気づく
     相手の立場になる

    ②行動する上で、不足していることは何か?
     子どもが楽しめるかどうか → 子どもと一緒に考える

     というように、各グループの新しい遊びの提案で終わるのではなく、プロアクションカフェを行うと「なぜそのアイデアにたどり着いたのか?」という想いが見えてきます。

     それが見つかると、そのアイデアを実行したくなってしまうようです。

     クロージングでは「③自分にできる小さな一歩は何か?」を各自共有して終了となりました。

     実際にAグループの「お散歩ルンルン」は実行したい!という大きな一歩を宣言したひとが出てきました。これからが楽しみな宇都宮です。

    170318_朝カフェFS8

     今日のスキーマです。

  • Scheme643:アイデアにはそこにたどり着いた想いがある。それを見つけたときアイデアは自分のものになる。
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