自分の目標から、みんなの目標へ

 ボードゲームを通じて何を学ぶのか? こんにちはAha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 「7つの習慣ボードゲーム」の2回目のレポートはゲームの進行内容について紹介します。

 このボードゲームはゲームを楽しむだけのものではありません。

 ゲームを通じて何に気づき、何を学べたかをしっかりと考えるところに一番の価値があります。

 なのでオープニングでは目指すゴールを考えてもらい、クロージングではそのゴールにどれだけ近づけられたかを確認します。ここがボードゲーム会の重要な部分です。

1.イベントを企画し、カタチにする
2.自分の目標から、みんなの目標へ(本日の記事)
3.私の反省点、仲間の評価点


第2回ゲーム会6

 今回の参加者は6名で、リピーターが2名、初参加が4名でした。

 初参加の中には最年少となる小学5年生が参加してくれました。さて、大人に混じってこのゲームを楽しむことができるのでしょうか?

 このゲームのスタートではナビゲーターからこんな一言が伝えられます。

「みなさんはそれぞれの会社の社長さんです。人を雇い、資金を稼ぎ、それぞれのゴールをめざしてください。」

 多くの起業家やビジネスマンの教育にも活用されているゲームです。ちょっと小学生にはオススメできません。

 今日のスキーマです。

  • Scheme627:Giveの行為が信頼を生み、あとからTakeが得られる。

  • 自分の目標を達成すること


     このゲームでは最初に「ミッションステートメント」が配られます。

     それぞれに配られたカードに示された内容がゴールの条件のひとつとなります。

     それ以外にも刃を研ぐカードを4種類集めること、第3ステージに進むことを含めた3つの条件が揃ってゴール達成となります。

    第2回ゲーム会3
    多ぁ望Map No.0295

     そしてこのゲームに特徴的なことは「自由交渉」があることです。

     リソースとなる人と金は自分の順番でなくとも、参加者同士で交渉することが可能です。普通のゲームでは自分の順番の回数でどれだけ勝負できるか?という取り組みになりますが、そうはならないのが面白いところです。

     さて、写真のように心配していた小学生も、なんら問題なく大人顔負けの交渉力を発揮しながらゲームは進んでいきました。

     全体を振り返って気づいたことは、前半の皆さんの行動は「自分の目標達成」にフォーカスしていることです。

     そのため、交渉も強気になりがち。「アレが欲しい、コレが欲しい」という姿勢を前面に押し出した行動が目立ちました。

    仲間の目標達成に貢献すること


     中盤に差し掛かると、雇用する人材のコストも大きくあがってきます。すると、ある参加者がこんな交渉をはじめました。

    「この人材が欲しいのですが、資金不足のため、どなたか共同出資してくれませんか?」

     この手法を、その後も活用して2社から共同出資を受けることができました。

     プロジェクトが発生し、共同出資した人材が使われる度に、両社から資金が流れ込んできます。

     この手法はなかなかのテクニックでした。

     グラレコの中央に図示しましたが、このゲームでは貨幣価値がどんどん変化していきます。

     第1ステージでは資金を稼ぐのに一苦労なんですが、後半はプロジェクトのレベルがあがると金回りも良くなり、扱う金額の桁が増えて、結果的に貨幣価値はどんどん下がっていきます。

     お金に余裕が出てくると、視点が広がってきます。

    「あの人のゴールは、資金かな、あるいは信頼かな、それとも人材かな。」

     このように、他のプレーヤーの動きが気になってきます。

     例えばプロジェクトが発生すると、参加する企業に対してお金と信頼チップを配分します。その際に、誰に何を分配すればその人がゴールにたどり着けるか?という視点が生まれてきます。

     そうやって、ゲーム後半では「自分の目標達成」だったフォーカスポイントが「仲間の目標達成」に変わっていったのでした。

     このゲームの中では、「信頼」を「信頼チップ」というカタチで表現されています。チップの枚数がゴールになる場合もあります。

     しかしながら、本当の信頼はコミュニケーションの中から生まれます。

     誰かに貢献した結果、信頼はあとからついてくるもの。

    Give and Take

     という言葉そのものです。Takeが先にきてはダメ。Giveの行為が信頼を生み、あとからTakeになるのです。

     今回のゲームでは、この教訓を目の当たりにしました。

    第2回7つの習慣ボードゲーム会のグラレコ
    多ぁ望Map No.0295

     フィードバックについては、次回紹介します。


  • Scheme627:Giveの行為が信頼を生み、あとからTakeが得られる。
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