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ヘリウムリングから得られたこと

 前回「ヘリウムリング」についてレポートしました。 こんにちはAha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 このアクティビティは朝カフェ仲間のSさん(ニックネーム:せしぼん)から教えてもらいました。

  • PA=Project Adventure

  •  という教育プログラムがあって、そこで学びのツールとして使われているものと聞いていました。

     今回、そのPAの普及に尽力している玉川大学の難波克己先生が来てくれるとのことで、せしぼんが企画してくれたワークショップに参加してきました。

  • Adventure ED-Labo in 宇都宮

  •  学校の先生や、企業あるいは自営業の社会人など様々な参加者、25名が会場である幼稚園??に集まりました。

    Adventure Labo1

     で、どれだけ面白かったかというレポートを書こうと思ったんですが、ワークショップ終了後に難波先生より「ヘリウムリング」についての考察を教えてもらったので書き残しておくことにします。

     というわけでレポートは次回、書きます。

     今日のスキーマです。

  • Scheme617:失敗の理由に見えない答えがある。それを見つけて成長するのがマスタリーベースの教育。

  • もんじ焼きを食べながら・・・


     今日のワークショップでは、ABCの3つの要素を活用した学ぶスタイルを体験を通して理解することができました。

     A=Affect(感情)

     B=Behavior(行動)

     C=Cognition(認知)


     従来の知識を伝える一方通行の教育ではC(認知)の要素しか伝わりません。それだけでは本当の理解にたどり着けません。

     人が学びを促進するためには、A(感情)とB(行動)が結びついて初めて理解に至るのです。

     そんなAとBからCを導く教育方法がPA=Project Adventureなのです。

     というわけで、楽しみながら身体をつかって盛り上がったあとに、懇親会へ突入しました。

     これ、もんじ焼きって言うそうです。(もんじゃ焼きの元、文字を書いて遊びながら食べる。)

    Adventure Labo2

     さて、ここで難波先生(ニックネーム=KAT)から、ヘリウムリングを先日やったことを伝えると、その意味を詳しく教えてくれました。

    なぜ、リングは浮いてしまうのか?


     ヘリウムリングのルールは前回こちらで紹介しました。

  • Scheme616:チームワークは共通のゴールを達成しようとするチャレンジから生まれ、失敗経験がそれを加速させる。

  •  人指し指の上にフラフープを置いて、6名で輪になりました。

     その後、ルールに従って全員で地面まで下ろしていきます。

     簡単なルールですが、これがなかなかうまくいきません。

    ヘリウムリング3

    「ちょっとちょっと、〇〇さん上げないでよ!!」

     という声があがったように、輪を下ろすミッションのはずなんですが、輪が浮いていってしまいます。

     ここには心理的な要因があるとのこと。

    1.リングを指先に置く
    2.リングを重さを感じる
    3.指が離れないように下ろしていく


     この3つの動作を行っていきます。ところが、2つ目の認知にズレが生じてきます。

     6人がリングを支えるってことは、ひとりが受け持つ重量なんてほとんど感じません。

     にもかかわらず、重さを感じようとします。それは無意識のうちに指があがっていく方向に動かしてしまうのでした。

     というわけで、そういう症状に陥ったら(失敗したら)、なぜ浮いてしまったのかを理解して、無意識のエラーを取り除いて行動するように書き換える必要があるのです。

     前回紹介したように、このゲームの学びのポイントは失敗することです。

     それによって、理解の幅がぐっと広がります。

     失敗の理由を考えることで、見えないモノに気づくことができます。

     それに気づいたら合格。

     あとはチームのベクトルが揃えば、地面にもっていくことができるでしょう。

     このようにステップ毎に理解して、マスターしていく教育をマスタリーベースと呼びます。

     残念ながら、現在の教育のほとんどはスコアベースです。ある閾値の点数をクリアすれば合格という判断。

     スコアベースは数値化されているので、判断しやすい反面、何をマスターできたのか?という点では極めてあいまいな判断基準なのです。

     次回は、Project Adventureのワークについて紹介します。

  • Scheme617:失敗の理由に見えない答えがある。それを見つけて成長するのがマスタリーベースの教育。
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