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2016
グラレコの一番のハードルってなんだと思いますか? こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。
「グラレコの意味はわかった。伝わりやすいこともわかった。」
「でもね・・・。」
この「でもね・・・。」っていうところにハードルが隠れています。
ここに切り込まないと、グラレコの良さがわかっても自分で使おうと思えないかもしれません。
グラフィックレコーディング勉強会 in 宇都宮 第2弾
今回のレポートではこんな疑問に答えていきたいと思います。
「どうやって絵を描けばいいかわからない。」
1.グラレコ第2弾の企画と課題
2.参加者のグラレコ実践例紹介
3.ハードルを下げる方法(本日の記事)
4.イーゼルパッドが変えるワークショップ
5.グループワークから見えたこと
こんな疑問に答えてくれたのはこちらの講師の方、和波さんです。
まず思い出したのがこちらの本です。
今日のスキーマです。
Scheme610:グラレコへのハードルは自分の中にある。5W1Hのアプローチがハードルを下げてくれる。
この本の原題は「The Doodle Revolution」です。Doodleとは「落書き」という意味です。
翻訳するならば「落書き革命」です。私はこの「落書き」を「楽描き」って表現してきました。楽しく、描くことで、思考の整理やアイデアの活性化に役立てることができるからです。
本書の冒頭では「絵を描くこと」がいかに誤解されているかが説明されていました。
Scheme561:楽描き革命を実践しよう!インフォ・ドゥードルは全体像を捉えてからカタチにしていくもの。
今回、改めて「絵を描くことの誤解」についての説明を用意しました。
横軸は計画性、あるいは時間。
縦軸は具体性。
としたときに、美術的な「絵画(Drawing)」は具体的でもあり、計画的にじっくりと時間をかけて描かれます。
多くの方は、「絵」や「イラスト」をこの領域をイメージしてしまいます。
「私には絵が描けない」
このようなハードル(メンタルブロック)を自分の中に作りだしてしまいます。
それよりもシンプルに描くのが「スケッチ」です。これも形状はしっかりと再現性がもとめられます。
一方、「いたずら書き(Scribble)」は意味不明の自由気ままに書いたもの。
「楽描き」がめざすものはシンプルかつスピードを重視した、誰にでもかける簡単な図形と言うことができます。
横軸にはコミュニケーションを妨げないスピードが求められます。
縦軸には情報を伝えながらシンプルさを追求したもの。これら2つの境界が存在します。
これこそグラフィック・レコーディングがめざすものです。
というわけで、「楽描き」なら誰でもできるんだなっというイメージに書き換えてもらえると、和波さんの絵の描き方の説明がストンと腑に落ちてきます。
なんと、絵の描き方に5W1Hが出てくるとは。
もはや文章の説明はこのグラレコ1枚で不要です。詳細はこちらスライドを参照ください。
この説明のあと、あるお題を絵にする個人ワークを行いました。以下の写真は各自が描いたグラレコを紹介している様子。
あるシーンを描こうとしたときに、何から描いて良いか迷ってしまうことが多々あります。
そんなときは5W1Hに従って、描いていくと十分な表現ができるはずです。
これらの知識と経験が自分の中のハードルを下げてくれます。
ハードルを下げることができれば、グラレコが描きたくなってくるものです。
最初は「描かなきゃ!」って思っていましたが、いつの間にか「描きたい!」に変わっていました。
Scheme610:グラレコへのハードルは自分の中にある。5W1Hのアプローチがハードルを下げてくれる。
「グラレコの意味はわかった。伝わりやすいこともわかった。」
「でもね・・・。」
この「でもね・・・。」っていうところにハードルが隠れています。
ここに切り込まないと、グラレコの良さがわかっても自分で使おうと思えないかもしれません。
今回のレポートではこんな疑問に答えていきたいと思います。
「どうやって絵を描けばいいかわからない。」
1.グラレコ第2弾の企画と課題
2.参加者のグラレコ実践例紹介
3.ハードルを下げる方法(本日の記事)
4.イーゼルパッドが変えるワークショップ
5.グループワークから見えたこと
こんな疑問に答えてくれたのはこちらの講師の方、和波さんです。
まず思い出したのがこちらの本です。
今日のスキーマです。
自分の中にあるハードル
この本の原題は「The Doodle Revolution」です。Doodleとは「落書き」という意味です。
翻訳するならば「落書き革命」です。私はこの「落書き」を「楽描き」って表現してきました。楽しく、描くことで、思考の整理やアイデアの活性化に役立てることができるからです。
本書の冒頭では「絵を描くこと」がいかに誤解されているかが説明されていました。
今回、改めて「絵を描くことの誤解」についての説明を用意しました。
横軸は計画性、あるいは時間。
縦軸は具体性。
としたときに、美術的な「絵画(Drawing)」は具体的でもあり、計画的にじっくりと時間をかけて描かれます。
多くの方は、「絵」や「イラスト」をこの領域をイメージしてしまいます。
「私には絵が描けない」
このようなハードル(メンタルブロック)を自分の中に作りだしてしまいます。
それよりもシンプルに描くのが「スケッチ」です。これも形状はしっかりと再現性がもとめられます。
一方、「いたずら書き(Scribble)」は意味不明の自由気ままに書いたもの。
「楽描き」がめざすものはシンプルかつスピードを重視した、誰にでもかける簡単な図形と言うことができます。
横軸にはコミュニケーションを妨げないスピードが求められます。
縦軸には情報を伝えながらシンプルさを追求したもの。これら2つの境界が存在します。
これこそグラフィック・レコーディングがめざすものです。
描き方を理解する
というわけで、「楽描き」なら誰でもできるんだなっというイメージに書き換えてもらえると、和波さんの絵の描き方の説明がストンと腑に落ちてきます。
なんと、絵の描き方に5W1Hが出てくるとは。
もはや文章の説明はこのグラレコ1枚で不要です。詳細はこちらスライドを参照ください。
この説明のあと、あるお題を絵にする個人ワークを行いました。以下の写真は各自が描いたグラレコを紹介している様子。
あるシーンを描こうとしたときに、何から描いて良いか迷ってしまうことが多々あります。
そんなときは5W1Hに従って、描いていくと十分な表現ができるはずです。
これらの知識と経験が自分の中のハードルを下げてくれます。
ハードルを下げることができれば、グラレコが描きたくなってくるものです。
最初は「描かなきゃ!」って思っていましたが、いつの間にか「描きたい!」に変わっていました。
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