ファシリテーターのジレンマ

 前回はドライビングフォースというテーマでファシリテーションに関する記事を書きました。こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 自らの行動力に火を灯すためには、なんらかのきっかけが必要です。

 それは仲間からの簡単な一言だったりします。

 小さな一歩を踏む勇気。

 それはささいなことで動き始めることができます。

 前回の会議の経験で、もうひとつ気づいたことがありました。

 ファシリテーションに必要なスキルです。

 同時に、それが自分には足らないという実感も。

 今日のスキーマです。

  • Scheme583:責任を背負うとファシリテーターのジレンマに陥る。結果の不安を手放せばプロセスに集中することができる。

  • ファシリテーションに求められるもの


     仕事上の会議だったり、研修やセミナーでうけるグループワークだったり、ファシリテーションの経験を積むことによって、チームを巻き込んで議論を方向づけたり、整理してアイデアを引き出すことは得意になってきました。

     そんな力を発揮することがファシリテーターの役割だと思っていましたが・・・。それだけじゃないことに今回気づきました。

    1.チームワークの醸成
    2.議論の促進
    3.アイデアの抽出
    4.参加者の主体性を引き出す
    5.次のステップを決める


     この5つの役割がファシリテーターに必要なものです。

     今回気づいたことは4の「参加者の主体性を引き出すこと」でした。

     ファシリテーターが参加者の議論を活性化させてリードしていくことで1,2,3は得ることができます。

     ところが4はちょっとアプローチが異なります。

     ファシリテーターががんばるところじゃないからです。

     参加者が自分ゴト化されて、自ら動き出す、議論をつくる、そしてまとめていく作業。

     これを引き出すことが、ファシリテーターとして重要な役割なのです。

    ファシリテーションのジレンマ


     今日のタイトルである「ファシリテーションのジレンマ」とは、この役割のことです。

    「参加者の意見を聴き、キーワードを抽出、図解することでアイデアをまとめていく」

     これをファシリテーターとして頑張りすぎると、参加者がこんな状態に陥りやすくなります。

    「誰かがまとめてくれる。言いたいことを言ってみる。」

     つまり参加者が傍観者になってしまうのです。

     もちろん、ファシリテーターとしての介入をなるべく少なくし、参加者の主体性にまかせることも可能です。

     しかし、これが仕事上の目的に当てはめたときには「成果を引き出す責任」が生じてきます。議長とファシリテーターを兼任しているときです。プレイングマネージャーという言葉がありますが、それにならってプレイングファシリテーターと呼びましょう。

     自分がなんとかしないとゴールにたどり着けないかも。という不安感が最初の状態を作り始めてしまいます。

     あるべきファシリテーターの姿とは、参加者の主体性を引き出すこと。

     イキイキと参加者が議論し、整理し、まとめていく作業を自らやりはじめるような意識の持っていき方が必要になるのです。

     このようなスキルをもっと身につけなきゃと思った1日でした。

     「責任」を手放したときに、その意識はリードできるのかもしれません。責任の呪縛が思考プロセスをせばめてしまいがちです。

     気をつけましょう。

  • Scheme583:責任を背負うとファシリテーターのジレンマに陥る。結果の不安を手放せばプロセスに集中することができる。
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