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こんなときこそマインドマップ

 先日、あるイベントに講師側で参加してきました。こんにちは、Aha2!ファシリテーターの多ぁ望です。

 それは就職を控えた学生さん向けに、ものづくりに興味をもってもらうための活動として毎年開催しているイベントです。

 最近では、IT業界に押されてメーカー系に興味も示さない学生さんが増えているという現状を考慮して、理工系の大学と自動車メーカーや部品メーカーの協力をもらい、毎年工夫をこらした体感できる実験やデモンストレーションを用意しています。

 目的はさきほど紹介したように

「就職を控えた学生さん向けに、ものづくりに興味をもってもらう」

 です。

 でも5年目となる今年はちょっと参加者に変化があらわれていました。

 学生さんよりも社会人が多くなってしまったのです。

 次年度以降の企画に向けて、何か新たな一手を模索しながら参加者とのディスカッションからヒントを得たいと思っていました。

 その答えは最後のグループ討議のファシリテーションを通じて得ることができました。

 2013年の関連記事も参考までに紹介しておきます。

  • Scheme406:アンケートだけでは得られないことがある。それはグループダイアローグから引き出される。

  • 150918_公開委員会



     今日のスキーマです。

  • Scheme569:マインドマップが議論の流れを作る。ギャップを見出せば答えは見つかる。

  • グループ討議の進め方


     お昼からスタートして夕方までのこのイベント。参加者は様々な実験やデモンストレーションに参加して「ものづくり」に対してどんな知識が活かされているか「実学」を学んでいきます。

     それは大学までに学んできた「勉強」とは異なることが体感でき、新たな発見となっていきます。

     それが「ものづくり」が面白いって思えるきっかけになると考えています。

     イベントの最後には「グループ討議」という時間を設けて、学生と社会人が混じって就職への考えやものづくりに対する見解の相違などをシェアしていきます。

     進捗によって、最後に使える時間が左右されるんですが、今年に与えられた時間は20分。

     さて、この20分で何が導けるだろうか?

     参加者は初めて顔を合わせたばかりの17名。そのうち学生さんは4名。ちょっと想定外に少なかったです。

     ここではこんな問いを自分の頭に設定してみました。

    「どのようにしたら今年の変化の要因を見つけて次年度の企画を盛り上げることができるだろうか?」

     そんなことを頭の片隅におきながら、つぎのような問いを参加者になげかけていくことにしました。

    1.各イベントの感想
    2.期待すること
    3.不安なこと
    4.ならばどうする、どうしたい?


    議論の流れを作り出す


     こんなときに活躍するのがマインドマップ。

     なぜならば、参加者のタイプがよくわからない、グループ討議のゴールがどんなものになるかもわからない。

     そもそもこの討議がうまくいくかすら全然わからない。

     ここでとっても大切なのは「流れ」です。

     まず「うまくいかないかもしれない」という不安は議論の邪魔になるので、片隅においやっておきます。

     開始時間のちょっと前にセントラルイメージとメインブランチを描き出しておきます。スピード重視。うまいヘタとか考えているヒマはありません。

     これが議論の流れを作ってくれます。

     メインブランチで有効なキーワードは導入と対比です。

     「各イベントの感想」という質問は一番答えやすいこと。これを最初に持ってきます。

     ここで数名の方に言葉を発してもらえると、グループ討議は動き出します。参加者から積極的な発言がないときは、元気そうなひとに答えてもらいましょう。

     つぎに用意したことは「期待すること」

     この業界に就職したくて参加している学生さんがいれば、いろいろと発言が出てくると思ったんですが、今年はそんな学生さんがいませんでした。残念。

     そこで、ランダムにあてて少しずつ引き出していきました。

     今度は「期待すること」に対比した「不安なこと」をあぶり出します。

     この両者を引き出してみると、自分達の目線と異なる意見が出てきたりします。

     この「ギャップ」が大きなヒントになります。

     今回もクルマ好きな我々とそうでない学生さんの目線の違いを目の当たりにしてしまいました。

     また参加のきっかけも学生さんと社会人で大きく違っていることもわかりました。

     これが次なるアクションにつながっていくはず。

     最後に「ならばどうする?」という質問をなげかけて会場から3つの答えを引き出すことを宣言。

     若干、時間の制限もあって強引なところもありましたが無事3つのアイデアを引き出すことに成功。

     次のようなマインドマップがここに残りました。

    150918_公開委員会マインドマップ
    多ぁ望Map No.0280

     今回得た気づきを、次年度の企画にフィードバックしていきたいと思います。

     マインドマップがなかったら、20分ではここまでこれなかったと思います。

     参加いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました。

  • Scheme569:マインドマップが議論の流れを作る。ギャップを見出せば答えは見つかる。
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