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対話の文化を広めるために

「Aha2!フューチャーリーディング」の5回目のレポートはFSWクロージングセッションについて紹介します。こんにちは、Aha2!ファシリテーターの多ぁ望です。

 私が主催した「Aha2!フューチャーリーディング」の後に、同じ会場で開催されたクロージングセッションが行われました。

 私も参加してきました。

 野村さんがファシリテーターをつとめ、素敵なゲスト6名を交えてのトークセッションとなりました。参加者はおよそ50名。

 ・ボブ・スティルガー氏(New Stories 共同代表)
 ・井上 英之氏(SVP東京ファウンダー、INNO-Lab International共同代表)
 ・香取 一昭氏(FAJフェロー, IAFJ理事, ワールドカフェ一20周年記念イベント実行委員長)
 ・小笠原 祐司氏(タマトーーク実行員会, NPO法人bond place代表)
 ・松岡 亜樹氏(イノベーション・ファシリテーター, ツンドクブ部長)
 ・大江 亞紀香氏(コア・クリエーションズ代表)
 ・ファシリテーター:野村 恭彦(フューチャーセッションズ代表、KIT虎ノ門大学院 教授)


 野村さんの創り出す場にはいつも勉強させられます。

 今回はその勉強になった要素をレポートしていきます。

  • 協調アクションで未来をうごかす!~FSW2015クロージングセッション

  • 1. 思惑からずれていく現実
    2. その場の力を信じる
    3. 偶然に集う三冊
    4. 為未 来人氏の華麗なる転身
    5. 対話の文化を広めるために(本日の記事)


     クロージングセッションはこんな雰囲気で行われました。



  • Scheme560:対話には体INPUT、頭OUTの活動が大切。対話の文化を広めるのはそこから。

  • コントロール放棄モデルの実践


     第1回目のレポートではファシリテーターのノウハウのひとつである「コントロール放棄モデル」について紹介しました。

  • Scheme557:思惑からずれていく現実には逆らうな。現実は必然。思惑の書き換えが必要。

  •  ファシリテーターが大切にすべきことは「今」です。それは過去でもなければ未来でもない。

     今、ココに集中するために必要なことは「こだわり」を捨てること。

     例え、自分がどれだけ苦労して準備したとしても、事前に思い描いていた方向と違った方向に変化していくのは避けられません。

     行き先はその場が創り出すこと。

     ファシリテーターがその行き先を操作することはあってはなりません。

     実は、それを強く教えてくれたのが「イノベーションファシリテーター」という野村さんの本であり、さらには今回のクロージングセッションでもありました。

     どうやら今回のクロージングセッションは予定調和からどんどんずれていき、予定していたワークショップにはならず登壇したゲストのトークに沿って流れを導いていたのでした。(実は参加者としてはそんなずれはまったく感じられませんでしたが)

     ひとつ大きく舵を切ったのはワールドカフェの父と呼ばれた香取さんの一言でした。

    「対話の文化を広めるために私達は何ができるだろうか?」

    テーマが生まれて、アクションが生み出される


     ここで近くのひととペアワークを行い、お互いの対話の考え方をシェアしました。

     このワークによって、私はひとつの疑問を抱きました。

    「会社ではなかなか対話ができない。お互いに顔を知っているのに。」

    「でも初対面なのに対話ができる場もある。このFSWみたいに。」


     この2行って対照的だと思いませんか?

     会社で毎日顔を合わせているのに、どうして対話ができないのでしょうか?

     一方、初対面なのにどうして対話ができるのでしょうか?

     ここに「対話の文化を広める」ヒントがあると感じました。

    STEP0:出会う
    STEP1:形式地の交換(お互いの職業、出身、年齢など)
    STEP2:無形知の交換(好み、想い、価値観など)
    STEP3:友達になる
    STEP4:信頼関係ができる
    STEP5:対話ができる


     通常の私達の生活では上記のステップを踏み、対話ができる関係性が築かれていきます。早くても1,2ヶ月はかかるかもしれません。

     仕事上ではSTEP1の関係性のまま進んでいくことが多いわけです。これでは対話ができる関係性まではほど遠いです。

     一方、このワークショップのような場にあてはめてみるとアイスブレイクやグループワークなどを通じてSTEP1と2が自然とできます。

     さらには主催者の名前のもとに参加者が集まってくるため、ある程度の信頼が担保されています。
     
     その結果、STEP4から5に簡単にたどり着くことができるんだと思います。

     井上さんからは「頭と体のINとOUTの関係性」についてのお話がありました。

     頭からINPUTして、頭からOUTPUTすることでは活性化されにくい。つまり対話のレベルにもたどり着きません。

     大切なことは体でINPUTして頭からOUTPUTすること。

     アイスブレイクなどを通じて、これが対話にたどり着く近道なんだと感じました。

     セッション終了後には小笠原さんから「餃子じゃんけん」なるものを教えてもらいました。これもアイスブレイクのひとつですが、3人チームをつくってじゃんけんをし、その得点を競うゲームです。白熱するそうです。

     その白熱した動作が大きなインプットとなるわけですね。

     これが対話の文化を広めるきっかけになるはず。どこかで体験してみたいと思います。



  • Scheme560:対話には体INPUT、頭OUTの活動が大切。対話の文化を広めるのはそこから。
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