その場の力を信じる

 ワークショップを企画、実行する人にとって事前準備って大切ですよね。こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 今回はフューチャーセッションを開催する上で、準備したことと実際の結果について紹介していこうと思います。

  • Aha2!フューチャーリーディング〜未来を先読みする読書会〜

  •  今回の読書会「Aha2!フューチャーリーディング」は昨年も開催したことのあるコンテンツです。

     そこにフューチャーセッションのプレセッションで学んだノウハウとこの本「イノベーション・ファシリテーター」で書かれている野村さんのノウハウを取り込み企画を準備してきました。

     しかし、どれだけ準備してもその場で起こるひらめきには叶いません。

    1. 思惑からずれていく現実
    2. その場の力を信じる(本日の記事)
    3. 偶然に集う三冊
    4. 為未 来人氏の華麗なる転身
    5. 対話の文化を広めるために




    Aha2フューチャーリーディング5

     今日のトライ宣言です。

  • Try428:ワークショップではイーゼルパッドを使いこなそう。描いたものを一覧できる効果は絶大。

  • 新たな変化要素


     昨年のフューチャーリーディングでは8名の方に参加いただき、2グループで「シントピックグループリーディング」という手法で読書会を行いました。

     その結果、2つのグループからすばらしいアウトプットが出てきて、お互いのグループで発表しあう形を取りました。

     今回は3人。

     だからグループワークもひとつ。

     でもそれゆえいろいろと今までにないワークショップが成り立ちました。

    1.3名だからこそできる濃いグループワーク

     集まってくれた方は昨年も参加頂いた仲間であり、関係性がすでに構築できているため安心感がありました。

     そして開始前の想定外にも柔軟に対応できる信頼できる仲間でもありました。

    2.時間的な余裕

     少人数のおかげで、アイスブレイクや個人発表なども時間的余裕が出てきます。

     さらにはグループ同士の発表時間がいらなくなりました。

     グループがひとつになると、ファシリテーターとしての他のグループへの介入も不要。

    3.イーゼルパッドという新しいツール

     そして今回の新しい会場では3Mさんの協力のもと、ポストイットやイーゼルパッドというツールが使いたい放題。

     このイーゼルパッドが大活躍しました。

    4.問いを立てる

     昨年は「偶然の出会いからテーマは生まれる」としたため、あえて企画側からテーマを示しませんでした。

     今年は「イノベーション・ファシリテーター」の本を参考に「問い」を設定しました。それがこちらです。

    「学ぶことの楽しさを伝えるために、私達は何ができるだろうか?」

    5.未来編集会議によるプロトタイプ

     上記問いに対して、2025年の未来で注目され報道されている内容を思い描く「未来編集会議」という手法を取り込みました。

     これはFutureSessionWeek2015のひとつの共通フォーマットとなっており、様々なフューチャーセッションから未来の新聞、雑誌の記事がアウトプットされています。

    その場の力を信じる


     今回のプログラムを紹介します。といっても、事前に用意した内容ではありませんでした。

     3人という人数構成を前提とした時間割をみんなでその場で創りあげたもの。

    Aha2フューチャーリーディング2

     昨年と大きく異なることは「ディスカッションタイム」を追加したこと。

     この読書会では自分のお気に入りの本を持ってきてもらい、5分間でプレゼンしてもらいます。

     昨年はすべての参加者の内容を聞くだけで午前中が終わってしまいました。

     今回はプレゼンの後に10分間のフィードバックタイムを設けました。

    「どんなことに共感したか?」

    「どんなところが興味惹かれたか?」

    「もっと知りたいところは?」


     こんなことをみんなで対話をしながら、イーゼルパッドに書き残していきます。もちろんインフォ・ドゥードルで。

     1冊につき、1枚でまとめます。以下、3枚を貼り出したところ。

    Aha2フューチャーリーディング4


     続いて参加者が持ち寄ってもらった本を交換して読書。

     それを1枚のマインドマップに広げていきます。

     さらに、2025年の出版記念会を想定した参加者が出版したと想像する本のタイトルを決めます。

     ここではその内容とタイトルを決めるためにブレストで1枚を描きました。

     そして最終的に「未来編集会議」形式でアウトプットしたものがこちら。詳細は4回目にレポートします。

     背景の壁に貼り出されている紙にも他のセッションで作られた同様の形式のアウトプットが掲示されていました。

    Aha2フューチャーリーディング3

     今回のセッションでは全8枚のイーゼルパッドを描きました。

     ホワイトボードと比べると、消す手間が不要だし、このサイズならテーブルの上にも置けるし、様々な使い方ができました。

     ダンボールの台紙がスタンド形式にもなるので、テーブルの上に立ててつかうことも可能です。

     また台紙があることで、テーブル上に広げて角度を自由に回転させることも可能です。

     描いた紙ははがして、壁に貼り出せば一覧ができます。これはホワイトボードではできない技でした。このような使い方は事前にはほとんど想像できてませんでした。

     終わってみると、用意したプログラムではありませんでしたが、その場の力を信じることで想像以上の成果にたどり着くことができました。

     参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

  • Try428:ワークショップではイーゼルパッドを使いこなそう。描いたものを一覧できる効果は絶大。

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