最新コミットメント

ストーリーから出来事へ

 いよいよTTS2015のストーリーの紹介をします。こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 2回目のレポートは「出来事からストーリーへ」でしたが、今回は「ストーリーから出来事へ」としました。

 Future Mappingの説明では前回紹介したようにスティーブ・ジョブス氏のこの言葉。

「Connecting the dots」

 と合わせてこんな言葉を紹介しています。

「Get hints from the story」

 これがFutureMappingの発想法の原点です。架空のストーリーを描いてから、自分達の行動を導いていきます。

 まったく逆のアプローチを取ります。よって初体験の人は、かなり戸惑う手順です。

1.Tell the story 2015とは?
2.出来事からストーリーへ
3.ストーリーから出来事へ(本日の記事)
4.議論を盛り上げるために必要なもの
5.免疫システムにせまる


No.729

社会変革のシナリオ・プランニング――対立を乗り越え、ともに難題を解決する社会変革のシナリオ・プランニング――対立を乗り越え、ともに難題を解決する
(2014/11/12)
アダム カヘン

商品詳細を見る

 今回は神田さんの「ストーリー思考」に加えて、こちらの本を紹介しました。

 未来を創り出すシナリオはトランスフォーマティブシナリオが必要と書かれています。予測される出来事に適応していこうとするシナリオはアダプティブシナリオと言って、大きな変化は引き起こせません。

 そこで今回のイベントのサブタイトルは「未来に適応するな、変革せよ!」としたのです。

TTS2015-6


 今日のスキーマです。

  • Scheme549:ワクワクするストーリーを共有すればアイデアがあふれ出す。これがFutureMappingの効果。
  • Team TERAっこ宝夢が変革する2015年


     それでは2015年の行動を引き出すためのストーリーを紹介していきます。

     最初に必ずチーム名を決めます。毎回、参加者が異なるため自分ゴトとしての意識を持ってもらうためにこの場に集まった仲間をなんと呼ぶかは重要なキーワードにもなっていきます。

     今回のメンバーから出てきた名前は「TERAっこ宝夢(ほーむ)」

     今いる場所が塾の会場でもあり、自分達が勉強することが好きで集まっている。それを表す言葉は「寺子屋」。

     そして仲間がいつも帰ってくる場がある。そんな想いを「ホーム」としました。

     さらには夢を実現しようと協力しあっている仲間であることから「宝夢」に昇華。

     すばらしいニックネームが出来上がりました。

     冒頭の写真は恒例のチャートを描く瞬間の図。曲線を描いてもらうひとの肩にそれぞれの参加者の手を載せることで、全員の想いを込めるやり方です。

    課題:「Team TERAっこ宝夢が変革する2015年を描く」
    題名:「ハロー、もうひとりの自分 〜Return 宝夢〜」
    ターゲット:
     牧 里穂さん(38) 離婚して介護のデイサービスに従事、鹿沼在住
     娘 陽子(16)
     息子 真(11)
     元夫 芥川 二郎さん(40) 小説家、夢追い人、宇都宮在住


    TTS2015-7
    多ぁ望チャート No.Z028


     できあがったチャートはこんな感じになりました。

    <2015年のゴール>
     120%ハッピーにしたいターゲットは牧 里穂(38)さん。離婚経験者で介護のデイサービスに従事しています。計画的で堅実な性格。自分軸もしっかり持っていて、経済的にも自立できている方。鹿沼在住。

     一方、元旦那さんはまったく逆で稼げない小説家の芥川 二郎(40)さん。なんだか名前からして稼げそうにありません。夢追い人で、ダメ亭主すぎて見切られてしまった方。宇都宮在住。

     そんな里穂さんが2015年12月31日にここ鹿沼の会場にやってきます。もちろん私達もそこに集まっています。

     なんと1000個ものイチゴを持ってやってきてくれました。

    「これ食べて下さい。みなさんのおかげで私は私らしく生きていけます。」

    「おかげさまで本の増刷が決まりました!自分の才能に気づかせてくれてありがとうございました。」

    「私も鹿沼を出る決心がつきました。次はあなたたちが幸せになる番よ!」


     興奮冷めやらぬ様子で熱く語ってくれました。どうやら初めて出版した本「理想の夫をつくる妻、理想の妻をつくる夫」が大ヒットし、2ヵ月で増刷が決まったそうです。
     この本の執筆活動のおかげで、元旦那様の理解も進み、ダメ夫だった旦那様も独り立ち出来るようになったとのこと。高校生の息子さんはメキシコへの留学を決め、里穂さんは息子さんと一緒にメキシコへ引っ越す決心をしたようです。
     そんな大成功した里穂さん、幸せいっぱいなんですね。

    <第一幕:つなげるスイッチ>
     でも、たった10ヵ月前の2015年3月にはこんな状態でした。

    「何もかもうまくいかないわ。自分に何ができるかわからないの。」

     どうやらデイサービスの人間関係でうまくいってないらしい。仕事では上司から「使えない!」って怒鳴られるし。自分には向いてないと自己嫌悪になっていました。

     あるとき、娘の小学校の広報委員になり学校新聞の第一号が発行されて、評判になりました。
     またまた仕事では患者さんのレポートが小説のように表現豊かで褒められたのです。

     そんなときに里穂さんに友達ができます。娘の陽子に塾に行かせることにし、鹿沼で塾を経営しているUさんと出会います。

     Uさんと友達になれたことがきっかけでFaceBookをスタート。

     でもやっぱり仕事と小学校の教育委員の両立は大変でした。

    <第二幕:もうひとりの自分とコラボ>

     そんな大変なときに息子の真から高校で書いたという小論文を見せてもらいました。

     それはメキシコへの留学を決意した内容がつづられていました。なんとそこには自分の知らなかった父親の姿が描かれており、留学を後押ししてくれた父に対する感謝と尊敬の気持ちが表れていたのです。

     里穂さんにも気づかなかった次郎さんの一面でした。

     その後、塾で知り合ったUさんの友人Tさんがメキシコ旅行にいくと聞きました。真の留学のこともあったので一緒についていくことにしました。

     旅行先ではTさんの友人と合流。そこには日本の出版社の編集部長さんがいて、ダメ夫の違った一面に感動したことを伝えると、ぜひ本にして欲しいと言われたのです。

     自信をつけた里穂さんは、帰国後に再び次郎さんに会うことにしました。

     家族のことをいろいろと相談した結果、人として次郎さんを見直すことができたのです。

     あっという間に出版が決まり、本を書くことが1つの目標となりました。そうは言っても、書くのは初めて。

     なかなか思うように進みません。

     そこで気分転換も兼ねて家事代行サービスに散らかった部屋を掃除してもらうことにしました。

     すると、サービスに伺ってくれたUさんからひとつの箱を渡してくれました。

    「片付けたらこんな箱が出てきました。大切なものなんじゃないですか?」

     開けてみると、そこには結婚前に次郎さんとやり取りしていたラブレターが入っていたのです。

     記憶をひもときながらもう一度読んで見ると・・・。

     そこにはお互いの夢が語られていました。

    「そうだったんだ。私達はお互いに物書きをめざしてたんだよね。」

     忘れていた記憶がはっきりと思い出されていきます。

     それとともに、つっかえていた本のストーリーも一気に見えてきました。

    <第三幕:内から外へ>

     10月になると、多ぁ望からイベントのお誘いが来ました。「TTS2015の振り返り会」があるとのこと。久々にTERAっこ宝夢のみんなにも会える。

     振り返り会ではあの日のチャートに導かれてさまざまな活動が展開されていました。

     そんな熱い仲間に影響されて、ついに私の書籍のタイトルが決まりました。

    「理想の夫をつくる妻、理想の妻をつくる夫」

     これだ!!

     ついに出版にこぎつけました。

     みんなに伝えると、3人の友人がこの本を使って読書会を企画してくれるとのこと。うれしいです。

     鹿沼:Uさん主催
     宇都宮:Tさん主催
     大田原:Sさん主催

     なんと3カ所で同時開催。(ここにいないのに主催者になっているひとも)

     その結果、参加者の感想がFaceBookに流れて、共感した人達がどんどんと読書会を開催しはじめました。

     女性限定、男性限定の読書会が全国のムーブメントに発展。

     なんとこのムーブメントにメディアが注目し、発起人の3名と里穂さんに取材の申し込みが!!

     TV放映されたことで、さらに口コミが拡がり書籍は人気急上昇!

     「理想の夫をつくる妻、理想の妻をつくる夫」のオフィシャルWebサイトをスタートし、人間関係の相談が受けられる掲示板を設置しました。そこには本を読んだ人達が続々と感想を書き込んでくれるようになりました。

     中には夫婦の中が改善されたとか、感動的なフィードバックがたくさん。

     こうして12/31を迎えることとなったのでした。

    ストーリーから出来事へ


     ワクワクするストーリーができたところで、今度は私達の行動に視点を切り替えます。

     すでに架空のストーリーには現実の仲間との接点が描かれて、参加者の行動のアイデアがそれぞれに生まれ始めています。

     そこで通常はみんなで行動のアイデアを描きながら進めるところですが、今回は全員からポストイットに思いついた行動を書き出してもらいました。

    TTS2015-8

     その中でストーリーに組み込まれたアイデアが曲線の上側に並んでいるポストイットになります。

     みんなでワクワクするストーリーを共有すると、それを実現しようとするアイデアがどんどん沸いてきます。これがFutureMappingの効果なんです。

  • Scheme549:ワクワクするストーリーを共有すればアイデアがあふれ出す。これがFutureMappingの効果。
  • 関連記事


    theme : 資格・スキルアップ・仕事 genre : ビジネス

    comment

    Secret

    プロフィール

    多ぁ望@新習慣クリエイター

    Author

    多ぁ望@新習慣クリエイター
     多忙な毎日にめげず、日々、新たな習慣を身につけるべく、努力するエンジニア

    ストレングス・ファインダー
    1.戦略性
    2.最上志向
    3.親密性
    4.責任感
    5.着想

    詳細はこちらへ

  • 多ぁ望マインドマップ一覧
  • 多ぁ望のTWITTER
  • 多ぁ望のFaceBook
  • 多ぁ望のSlideShare
  • マイ・クレド

  • 新たな試みでワクワクし、自分とみんなの変化を楽しむ
  • 最新記事
    最新コメント
    FaceBook
    リンク
    お勧めコーナー by 多ぁ望
    Powered By FC2ブログ

    今すぐブログを作ろう!

    Powered By FC2ブログ

    このブログからのお知らせ

    このブログのねらい

     日々おなじような生活を送ってませんか?ちょっとした改善にチャレンジすることで、新たな一面が見えてきます。見つけよう自分のパラダイムシフト。

    多ぁ望のコミットメント

  • 最新一覧と目標達成度グラフ
  • Try:新たな習慣を得る行動
  • Task:「有言実行」の宣言
  • Scheme:行動から得た教訓
  • Check:目標達成状況
  • 多ぁ望のSMART目標設定

  • Phase13
  • ターゲット:15年02月28日
  • 何かのきっかけを得られる書籍を3冊以上紹介する
  • ワクワクする体験をアウトプット
  • 今までにないひらめきをコンセプト化
  • 以上条件のどれかを満たす記事が毎月7以上あること。
    カレンダー
    プルダウン 降順 昇順 年別

    10月 | 2017年11月 | 12月
    - - - 1 2 3 4
    5 6 7 8 9 10 11
    12 13 14 15 16 17 18
    19 20 21 22 23 24 25
    26 27 28 29 30 - -


    カテゴリ
    NLP (7)
    スポンサードリンク
    読書記録(ブクログ)