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絶好調をつくり出そう

 いままでセルフ・コントロールについて記事を書きました。こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 このテーマにとても参考になるお話をしてくれる方がいました。

 それは元オリンピックのメダリスト、為末 大氏です。

 こちらのセミナーに参加してきました。

  • 絶好調社員はつくれる。生産性を高めるコーポレート・ウェルネス実践法

  •  これはイトーキイノベーションセンターSYNQAにて行われたイベントです。

     「絶好調社員はつくれる」というメインテーマで、為末さんによるアスリートのセルフコントロールのお話と、ビジネスマンの健康やオフィス環境に関するテーマがいくつか紹介されました。

    絶好調はつくれる

     この内容から2つの気づきを書き残しておこうと思います。

     今日のスキーマです。

  • Scheme547:自分の限界がやぶられるまでは、それが自分の限界である。by 為末 大

  • 勝つことと勝ち続けること


     オリンピック選手などの世界的な記録を持つアスリートには、一般人には考えられない精神力や先を見据えたビジョンがあると想像します。

     ところが、為末さんからは意外な言葉が出てきました。

    「精神力は鍛えられるものではない。オリンピック選手でも、そうでない人も大きくは変わらない。」

     日々、常に絶好調をキープできる人なんていないわけです。

     調子が上下に変動することを少しでもコントロールできるよう努力しているのがアスリートです。

     為末さんにとっては、1年後のビジョンよりも、この1週間をどうやって鍛えるか、今日何をすべきか?という具体的な記録更新のための行動が重要だったと言います。

     セルフコントロールに大切な事は自分でコントロールできることに集中できるか?ということ。

     例えば、ある大会で自分の調子がうまく出せず負けてしまったとします。

     このときに、「あのときもうちょっと体調を整えておけば良かった。」と過去に固執することはもはやコントロールできないことです。

     一方、「次は今までよりも早めに体調を整える取り組みをはじめよう。」と未来に注目できたとしたら、それは自らコントロールできることになります。

     アドラー心理学で言う「課題分離」です。これができるか否かで、自分の調子はある程度手の内に入ってきます。

     例えば、ある大会で勝てたとします。

     今度は勝ったことが自分の成功体験として刻まれます。それは達成感と共に気のゆるみも与えてくれます。

     こうなると次に再び勝つことが困難になってきます。

     勝つことと、勝ち続けることは大きく違う。

     特に陸上競技という単調なスポーツにとって、勝ち続けることはとても苦しいことだと伝えていました。

     ひとつの勝負に対して、勝ったのか、負けたのかという結果に執着すると脳は善し悪しでしか判断できません。

     そうではなく、すべては学びであると受け止めれば自分への成長につなげることができます。

     これが自分の限界を超えていく方法です。為末さんの言葉にインパクトがありました。

    「自分の限界がやぶられるまでは、それが自分の限界である。」

    自分の基準を見つけよう


     後半ではビジネスマンに対しての健康やオフィス環境の改善に関するテーマが紹介されました。

     私の職場も負荷が非常に高く、残業も避けられない状態が多いです。

     そんな状況ではフィジカルにもメンタルにも不調を訴えるひとが増えています。

     初期の不調を見過ごすと、ひとはそれに慣れていきます。こんな言葉を教えてくれました。

    「不調が続けば普通になる。」

     大切な事は不調に気づくこと。そして気づいたら普通に戻す事。

     とても簡単なことに思えますが、自分に当てはめてみても職場でこのような視点で観察したことはありませんでした。

     最後のワークショップでは「自分の調子」に注目し、ここ1ヵ月の好調と不調の位置づけを点数化するワークを体験させてもらいました。

     グループシェアで気づいたことがこれ。

    「点数にしてみたけど、どこが自分の基準値なのかよくわからない。」

     国内の調査結果から自分の点数を平均点と比較することができたんですが、イマイチ自分の普段の平常値がよくわからないというのが正直なところでした。

     そこで気づいたことはこれを習慣化すること。例えば手帳に自分の調子を一言、記録すること。

     こういうことを繰り返すことで自分の基準値が見えてくるのではないでしょうか。

     基準値が見えれば、調整のやり方も見えてくるはず。

     その習慣が自分の絶好調をつくり出してくれるんだと思います。

  • Scheme547:自分の限界がやぶられるまでは、それが自分の限界である。by 為末 大
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