今、ココに集中すること

 ジェリーがやってきたら要注意。こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 前回は自分の炎をコントロールするために自動反応を引き起こすデーモンをやっつける方法を紹介しました。

 私の場合は「ジェリー」というかわいいニックネームを与えること。

 こういうわかりやすいイメージを持たせて実際に行動に応用していけるのがラリーのワークショップの特徴でした。

 今回は翻訳本のタイトルにもなっている「プロフェッショナル・ファシリテーター---どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀」の流儀のひとつを取りあげたいと思います。

1.Fireの意味
2.Name it, Tame it.
3.今、ココに集中すること(本日の記事)


No.656

プロフェッショナル・ファシリテーター---どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀プロフェッショナル・ファシリテーター---どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀
(2014/07/11)
ラリー・ドレスラー

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Standinginthefire2

 今日のスキーマです。

  • Scheme528:過去の悔やみや未来の不安を手放そう。ファシリテーターが力を発揮すべきは「今、ココ」である。

  • 6つの流儀


     マインドマップのセントラルイメージに描いた6つの花びらは次の内容を示しています。

    1.自分の状態変化に敏感になる
    2.いま、ここに集中する
    3.オープンマインドを保つ
    4.自分の役割を明確化
    5.意外性を楽しむ
    6.共感力を養う


     この6つはファシリテーションスキルではありません。スキルは道具。

     道具を効果的に使いこなすために必要なことは自分の在り方をコントロールすること。

     そのためのノウハウがこの6つになるわけです。

     今までの自分の経験にあてはまることが3つありました。

    1.自分の状態変化に敏感になる

  • Try410:3つの自分を操り、議論の場を活性化させよう。それがファシリテーターのマルチタスキングである。

  •  自分が観察できると、周りも観察できるようになります。するとファシリテーションが面白くなる。

    3.オープンマインドを保つ

  • Scheme330:読書で得られるものは、最初の姿勢で決まる。オープンマインドで新たな情報を受け入れよう。

  •  最初の姿勢で自分に入ってくる情報が決まります。人はいろんなものを無意識にシャットアウトしています。オープンマインドを心がけることで新たな情報が見えてきます。

    5.意外性を楽しむ

  • Scheme519:最良のアイデアは実践の場から生まれる。それを実行に移すスキルがファシリテーションの即興力である。

  •  すべて準備したら、あとは当日を楽しむこと。準備したとおりにいくとは限りません。それは手放しましょう。手放したときに、意外な成果が現れてきます。

    今、ココに集中すること


     今回は二つ目の流儀「今、ココに集中すること」を学ぶワークについて紹介していきます。

     冒頭で紹介した写真がその模様。

     さて、何をやっているんでしょうか?

     参加者にはペアになってもらい、2本の長い棒が配られました。

     それをお互いに向き合って人指し指で押し合い、目の高さで状態を保ちます。

     その場でじっとしていれば簡単です。

     ところが・・・。

    「では、棒を落とさずに歩いて下さい。ただし言葉を発してはいけません。」

     リーダーとフォロワーを決めて、リーダーが移動先を導きます。もちろん参加者は全30名いるので、ぶつかりそうになります。

     ラリーはさらに続けます。

    「次はフォロワーは目をつぶって、同じように歩いてください。」

     このペアワークには「信頼」が必要です。

     目をつぶって歩くためにはリーダーに行き先を委ねる必要があります。最初はリーダーの仕草を見れば行き先がわかりました。

     ところが目をつぶると、頼れるのは人指し指の感覚だけ。

     なんどか棒を落としてしまうことがありました。

     これが「今、ココに集中」できてない証拠。

     目をつぶって、言葉もつかわず、指の感覚だけにフォーカスすることで「今、ココに集中する」とはどんな状態なのかを理解させてくれるワークでした。

     信頼が生まれると、意外と自由に移動できるものです。やってみて気づいたことでした。

     人はどうしても「今、ココ」から離れがちになります。

     過去の状態を悔やんだり、まだ起きてない未来の出来事に不安を抱いたり。

     でもファシリテーターが力を発揮すべきなのは「今、ココ」なんです。

    Standinginthefire_MM
    多ぁ望Map No.0268

  • Scheme528:過去の悔やみや未来の不安を手放そう。ファシリテーターが力を発揮すべきは「今、ココ」である。
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