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提案に紛糾し、提案に戻る

 先日、大きな会議がありました。ちょっと手こずったのでその経緯を残しておこうと思います。こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 今回はあるプロジェクトの最終報告やり方を整合する会議でした。

 そのプロジェクトでは、複数のチームが活動してきました。

 その活動も、もうすぐ一区切り。

 その成果を報告するやり方がうまく決まらず、ずるずると伸びていました。

 そこで、今回は新たな提案を打ち出して、それでまとめたいとのぞみました。

 結果は・・・。

「紛糾。」

 もっとファシリテーションを勉強しなければ。

No.656

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(2014/07/11)
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 今日のスキーマです。

  • Scheme523:議論の紛糾は大きなエネルギー。それを活用して得られた合意形成は自分ゴト化のスイッチを入れてくれる。

  • 紛糾した理由


     今回のプロジェクトでは、一般社員のチームと管理職チームが結成されて活動してきました。

     メンバーは立候補で選出され、意識の高いひとが集まっています。

     それぞれのチームが成果を発表する場。

     ただし、その進め方やタイムスケジュールが決まらずに毎回議論となって決まらず。

     そこで今回は新しい提案を用意して、その場で意見を吸い上げて微調整すれば合意できるだろうと考えていました。

     結果的には紛糾。

     いま、振り返ると、今回のチームメンバーは個性豊かで、かつ、自らの意見をしっかりと言えるひとが集まっています。

     だから自分の言いたいことはしっかり言う。

     その意見は、当然ながら千差万別。

    「その提案のやり方よりも、もっと全体で議論する場が欲しい。」

    「フィードバックをもらう時間をもっと取りたい。」

    「チームに限定すると、他の意見が聞けない。」

    「そもそも、本質議論をやる必要があるのか?」

    「管理職チームがどう思っているのか聞き出したい。」


     と、すでに半分決まっているスケジュールの部分にも立ち戻る意見が出てきたり。

     かつての私だったら「イラっ!」っと表情を変えたことでしょう。

     でもその感情は抑えて、笑顔でかわしていきました。

     こんなとき、別のメンバーから指摘が飛び交います。

    「それは合意したはず。議論が振り出しに戻ってませんか?」

     こういう意見は大切です。でも議論を前に進む効果は得られないなと実感しました。

     議論を前に進むためには「炎」が必要です。それもプラスの炎。

     指摘による言い合いを起こしてしまうと、マイナスの炎が飛び火します。

     こういうときはコンセプトに立ち返ってもらいます。

    「最終報告会って、どんな目的でやるんでしたっけ?」

     めざすものが一致してないと意見はどんどんあらぬ方向へ行ってしまいがち。

     めざすものがワクワクしたものであればあるほど、プラスの炎が生まれてきます。

     活動の締めくくりなんだから楽しい場にしたいですよね。

     活動の温度差を追求する要望もあったんですが、それこそマイナスの炎を引き出してしまいます。注意が必要です。

     冒頭の「プロフェッショナルファシリテーター」では炎のパターンが詳しく解説されています。

    そして、提案に戻る


     さて、その後どうなったかというと・・・。

     予定していた時間内には決まらずに、その日の午後に再び召集をかけることとなりました。

     そして議論を泳がせながら徐々に目的に沿うゴールへ導いていきました。

     特に注意していたことは「戦いを避けること」、「参加者に決めてもらうこと」。

    「結局、最初の提案に戻りましたね。」

     というカタチで全員の合意にたどり着くことができました。

     さて、この1日の成果はなんだったのでしょうか?

     最初の提案に戻ったのなら、時間の無駄だったのでしょうか?

     いや、みんなが言いたいことを外に出して、みんなで議論して、そしてそれなら納得できた!という合意までたどり着いたところに価値があります。

     リーダーあるいは上司の一言で「最終報告はこう決めたから。」と一方的に定めることもできたと思います。

     それはおなじ結論でも、プロセスが違います。

     その違いは結果に大きく影響を与えます。

     一方的に決められた場合には、自らの行動意識がさがってしまいます。

     ところが自ら議論に加わって決めたという実感があれば、自分ゴト化のスイッチがはいってよりよい場をみんなで創っていこうという意識になっていくのです。

     冒頭の本はファシリテーターの面白さがよく伝わってきます。オススメです。

  • Scheme523:議論の紛糾は大きなエネルギー。それを活用して得られた合意形成は自分ゴト化のスイッチを入れてくれる。
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