UIとUXの関係性

 この週末にこんなイベントに参加してきました。こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。

  • UX TOKYO JAM 2014

  •  UXとはUser Experience(ユーザー体験)という意味。

     一方、同じようなキーワードとしてUI(ユーザーインターフェース)があります。

     このイベントではIT業界のトップリーダーの方達が、UXに対して熱く語っておりました。

     私はWeb関連ではユーザーという立場で、開発側の内容には疎いんですが自分なりにUIとUXの関係性について今回は考えるチャンスをいただきました。

     本日より3回シリーズで書いていきたいと思います。今回は難解なキーワードがいっぱい出てきました。

    1.UIとUXの関係性(本日の記事)
    2.「実践UX」を体験してもらう場づくり
    3.パターン・ランゲージによる形式知


    UXTOKYO1

     「UX-TOKYO」という団体が結成されて3年が経ち、FaceBookグループも1500名を超えるほど増えており、今回初めて大きな会場でディスカッションする場を創ったとのこと。

     全120名のチケットもあっという間に完売してしまったという人気ぶりです。

     写真はオープニングKeynoteの一コマ。大盛況でした。

     さて、今回は開催された六本木ヒルズの会場にたどり着く前のエピソードを紹介したいと思います。

    「そうか。UXってそういうことか!」

     今日のスキーマです。

  • Scheme519:UXを思い通りにアシストするのがUI。そこにギャップが生まれるとゴールから遠ざかる。

  • 地上へ出られない・・・。


     今回のプレゼンターの中にはデザイン思考研究所の大隈さんが登壇。その中でワークショップをやるということから私を含めた5名のサポートメンバーが集まりました。

     栃木からは4名で会場にクルマで向かい、六本木ヒルズの地下駐車場に予定どおり到着しました。

     地下2Fに止めて、集合場所の1Fに行こうとクルマを降りたんですが・・・。

    「→ 店舗入り口」

     という小さな看板を見つけて、細い通路に入りました。

     次に通路を越えると、正面の壁面にまた

    「→ 店舗入り口」

     とありました。

     あれ?と思いながら進むと・・・。私達が止めた駐車場に戻ってきてしまいました。

    「こ、ここはミステリーゾーンか??」

     地下から出られない!!

     さらに何度かうろうろしていたらようやく見つかりました。入り口が。

    UXTOKYO2

    「こ、これかよ!?」

     という衝撃。

     なぜなら私達がイメージしていたものはショッピングモールにあるエレベーターのような開けたエリア。当然、遠くからもすぐにわかるはず。

     まさかこんな臨時出入り口のような扉に

    「六本木ヒルズノースタワー入り口。地下1F、地上階へは階段をご利用ください(エレベーターはありません)。」

     と小さく書かれているじゃありませんか! こんなに小さく!!

     パッと見ると関係者専用の出入り口で小さく関係者以外出入り禁止という注意書きが書かれているような雰囲気が伝わってきました。なにしろ扉もバイオハザード的なオレンジ色だし。

     何人のひとがここを通り過ぎたことでしょうか。

    理想の出口は・・・。


     もちろん私達の先入観にも問題があるかもしれませんが、おそらく一般的な反応だと思います。

     これが私達が今回体験したもの。つまりUXの悪い事例だったわけです。

     本来、初めて来たお客様がどんな気持ちで、どんな目印を探して、どうやって目的地にたどりつけるのか?ってことに着目して設計していればこんなユーザー体験は避けられたはず。

     ではここでUIとは何だったのでしょうか?

     それが扉だったり、そこに表示される看板だったり、その色だったり、あるいはエレベータだったりするわけです。

     操作するユーザー側の心理と設計側の意図がずれていると、ユーザーにはメンタルモデルのギャップが発生します。

    「あれ?? なんか違うなぁ。」

     という違和感。嫌悪感。疎外感。

     これらを最小限にして、ユーザーの思い通りの意図に答えられる流れを設計するのがUXデザイナーなのです。

    「○○へ行きたい!」

     って思ったときに扉をカチャってあければそれが実現できている状態。

    UXTOKYO3

     まさにこれが理想的なインターフェースなんじゃないでしょうか。

     六本木ヒルズは地上はとっても先進的な未来感あふれる雰囲気です。

     ところが地下に潜るとそこには昔ながらの森ビルが残っていた。そんな印象を持ちました。

    UXTOKYO4

     なんとかみんなで地上に出れたのでハッピー!!

     次回はワークショップの内容を紹介していきます。

  • Scheme519:UXを思い通りにアシストするのがUI。そこにギャップが生まれるとゴールから遠ざかる。
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