最新コミットメント

思考のダイナミックレンジを広げる

 グループワークの発想力について書いていこうと思います。こんにちは、Aha2ファシリテーターの多ぁ望です。

 4回目のレポートは前回紹介したグループワークにおける思考プロセスを振り返ってみたいと思います。

1.まちヨミ第三章JOIN「つなぐ・つながる読書会」
2.未来は予測できるのか?
3.未来予報から見る、私達の2020年
4.思考のダイナミックレンジを広げる(本日の記事)
5.自己成長を認めよう


つなぐ・つながる読書会10

 今日のキーワードはこれです。

思考のダイナミックレンジ


成功のための未来予報成功のための未来予報
(2014/03/24)
神田昌典

商品詳細を見る

 今日のスキーマです。

  • Scheme510:ファシリテーターによる質問が思考のダイナミックレンジを広げ、あなたの中の想像力が引き出される。

  • ダイナミックレンジとは?


     「ダイナミックレンジ」という言葉はあまり知られてないかもしれません。オーディオが好きな人は知っている人が多いです。あとはデジタル計測器を扱っている仕事をしているひととか。

     あ、そうそう。

     iPhoneユーザーも知っているかも。

     「HDR」という写真のモードがありますよね。あれはhigh dynamic rangeの意味です。

     従来のデジカメでは、例えば晴れた日の屋外の写真を撮影したとき、キレイに撮影できないことがあります。

     フォーカスを暗い部分にあてると、太陽光が強すぎて、明るい部分が真っ白になってしまいます。

     一方、真っ白になってしまう部分を減らすためにはフォーカスを明るい部分にもっていきます。ところが今度は見えているはずの暗い部分の景色がつぶれてしまいます。

     これは光の強弱の分解能(ダイナミックレンジ)の幅が決まっているため、明るいところから暗いところまでをすべてカバーできないために起こります。

     HDRというのは3種類のフォーカスを変えた撮影を行い、3枚の写真を合成するため、従来のダイナミックレンジを克服する写真が得られるわけです。 

     同様に音楽に当てはめると、従来のアナログテープの音よりも、CDの音の方がキレイに聞こえるのはCDの音の強弱の分解能(ダイナミックレンジ)が高いからなのです。

     今回のグループワークを通じて、これが「ひとの思考」にも当てはまるんだなということを実感しました。

    想像力のヒミツ


     ファシリテーターは、各グループにときどき介入して、チームメンバーの思考の枠を外すお手伝いをしていきます。

     そのために大切なことは「質問」です。

     あるチームの学生さんから私が介入したときに、こんな言葉が出てきました。

    「多ぁ望さん、すごい想像力ですね。」

     すごいでしょ?

     いや、実はヒミツがあるんです。

     多ぁ望に想像力があるわけではないんです。

     私はみなさんの想像力をちょっと借りているだけ。

     各グループのやりとりをちょっと振り返ってみました。

    1.「5大陸対抗 ~感動を伝えよう イェー!」


    つなぐ・つながる読書会6


     ここのチームはオリンピックをテーマに2020年のシナリオを議論していました。

    「2020年には、国別の対抗戦はなくなっていて、本来の5輪を意味する5大陸での対戦に変わっているんだ。」

     国境の枠を取っ払った、面白いアイデアです。ここで質問させてもらいました

    「その5大陸はどうやって戦うんですか?」

     スポーツの祭典であるオリンピックでは、球技の得点や演技の得点などで争ってきました。それと同じだとすると・・・。

    「それって、従来の価値観ですよね。」

     ここから彼らは「YEA!」という世界共通の新しい価値基準「感謝レート」によって勝敗が決るというアイデアにたどりつきました。

    2.世代間の融合祭りが実現となった!


    つなぐ・つながる読書会8

     こちらのチームでは、日本の伝統的なお祭が世界に広がっている未来を描いていました。

     日本のお祭りも宗教的な行事のひとつです。世界には様々な宗教が存在し、その違いによって争いが絶えないのも現実です。

    「なぜ、このお祭りが世界に広がることができたのですか?」

    「きっと、世界に広がった大きな理由があるはずですよね。」


     この後、彼らは素晴らしい答えを見つけてくれました。

    「お祭りが祀る神とは、自分の中にいる。この考え方が世界に広がった理由です。」

     そうです。日本の伝統的なお祭が広まったわけではなくて、そこから発展した新しいお祭り「世代間の融合祭り」が世界共通のものとして受け入れられたんです。

     すばらしい想像力でした。

    3.日本のトイレが世界を豊かにする2020年


    つなぐ・つながる読書会7

     ここのチームは「日本のキレイなトイレ」について議論が盛り上がり、それによって世界貢献できているという未来を描いていました。

     ここで質問を。

    「トイレって、なんのためにあるんですか?」

     生理的な活動を処理するため??

     でもそうでない使い方もありますよね??

    「お化粧したり、ちょっと考え事をしてみたり、あるいはひとりでくつろいだりすることもある。」

    「もしかして、世界に貢献できるトイレって、もはやトイレじゃないのかもしれませんね。」

     このあと、このチームが描いたトイレはいつの間にか「プライベートルーム」という名前になっていました。

     そこに入ると、落ち着いてくつろぐこともできるし、健康診断もできちゃうとのこと。

     すばらしい発想力です。

    4.JAPAN Great Education Sooo, Coool !


    つなぐ・つながる読書会9

     ここのチームは「子どもたちの想像力を社会に活かしたい」という思いをカタチにすべく議論が盛り上がっていました。

     想像力豊かなメンバーが揃っていたために、議論はかなり発散ぎみに。これは言い換えると、アイデアがどんどん出てきたってこと。

     これをまとめるために一言アドバイスさせていただきました。

    「それが世界のTime誌の表紙を飾るとしたら、どんなニュースタイトルですか?」

     いろんな具体的なアイデアが出てきたんですが、それらは雑誌の記事に出てくる項目として表現しようということになりました。

     つまり、それらのアイデアを一言で表現したものが「世界にかけめぐるニュースタイトル」のはず。

     制限時間がせまってきたころに、その答えが導かれました。

    「子どもたちのアイデアによって社会に貢献できる教育システムが世界に!」

    思考のダイナミックレンジを広げる方法


     以上の振り返りから見えてきたことをまとめます。

    1.ありたい姿から考える

     現状の課題や、達成手段から考えると、従来の思考の枠に囚われてしまいます。まずはありたい姿、ありたい未来から考えて下さい。

    2.メタファーを活用する

     今回の例ではカバーストーリーという方法を活用して、世界で読まれている「Time誌の表紙」に取り上げられるような出来事を想像してもらいました。

     これが思考の枠を広げるメタファーとなります。Time誌に載るならば、並みの出来事ではダメですよね。

     そんなイメージが思考のレベルを引き上げてくれます。

    3.既存の価値観にとらわれてないか確認する

     私達は無意識に思考の枠にとらわれています。その状態のひと同士で議論をしていても、枠を超えることは難しいです。

     そこで大切なことが「質問」です。

    「それは既存の価値観にとどまっていないか?」

    「それはなんのためにあるのか?」

    「新たな価値観はなにか?」


     これを問い続けてみましょう。

  • Scheme510:ファシリテーターによる質問が思考のダイナミックレンジを広げ、あなたの中の想像力が引き出される。
  • 関連記事


    theme : 資格・スキルアップ・仕事 genre : ビジネス

    comment

    Secret

    プロフィール

    多ぁ望@新習慣クリエイター

    Author

    多ぁ望@新習慣クリエイター
     多忙な毎日にめげず、日々、新たな習慣を身につけるべく、努力するエンジニア

    ストレングス・ファインダー
    1.戦略性
    2.最上志向
    3.親密性
    4.責任感
    5.着想

    詳細はこちらへ

  • 多ぁ望マインドマップ一覧
  • 多ぁ望のTWITTER
  • 多ぁ望のFaceBook
  • 多ぁ望のSlideShare
  • マイ・クレド

  • 新たな試みでワクワクし、自分とみんなの変化を楽しむ
  • 最新記事
    最新コメント
    FaceBook
    リンク
    お勧めコーナー by 多ぁ望
    Powered By FC2ブログ

    今すぐブログを作ろう!

    Powered By FC2ブログ

    このブログからのお知らせ

    このブログのねらい

     日々おなじような生活を送ってませんか?ちょっとした改善にチャレンジすることで、新たな一面が見えてきます。見つけよう自分のパラダイムシフト。

    多ぁ望のコミットメント

  • 最新一覧と目標達成度グラフ
  • Try:新たな習慣を得る行動
  • Task:「有言実行」の宣言
  • Scheme:行動から得た教訓
  • Check:目標達成状況
  • 多ぁ望のSMART目標設定

  • Phase13
  • ターゲット:15年02月28日
  • 何かのきっかけを得られる書籍を3冊以上紹介する
  • ワクワクする体験をアウトプット
  • 今までにないひらめきをコンセプト化
  • 以上条件のどれかを満たす記事が毎月7以上あること。
    カレンダー
    プルダウン 降順 昇順 年別

    09月 | 2017年10月 | 11月
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 31 - - - -


    カテゴリ
    NLP (7)
    スポンサードリンク
    読書記録(ブクログ)