仮説検証読書法にチャレンジ

 先週、「まちヨミ in 宇都宮」が開催されました。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 こちらのタスクが完了しました。

  • Task168:まちぐるみ読書会 【まちヨミin宇都宮】を開催する。シナリオ・プランニングから新たな未来を創造しよう。 14.02.09完了

  •  今回から3回シリーズでお伝えしてきます。

    1.仮説検証読書法にチャレンジ(本日の記事)
    2.シナリオ・プランニングから生まれたもの
    3.ワード・ジャングルとワールドカフェ



    シナリオ・プランニング――未来を描き、創造するシナリオ・プランニング――未来を描き、創造する
    (2013/11/13)
    ウッディー・ウェイド、Woody Wade 他

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     このイベント「まちヨミ in 宇都宮」とは神田昌典さんが提唱したRead for Actionという団体が主催している読書会です。

     その斬新な読書会が、宇都宮にやってきました。私もお手伝いさせていただきました。

    まちヨミ宇都宮1

     今日のスキーマです。

  • Scheme485:目的をもって答えを見つける読書スタイル。限られた時間に情報を引き抜くためには必須のスキルである。

  • Read for Actionとは?


     実は、このRead for Actionは以前取りあげたことがありました。こちらの記事です。

  • Scheme362:三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る。by 孔子


  • 2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)
    (2012/01/19)
    神田 昌典

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     こちらの本では神田昌典さんはこんなメッセージを伝えていました。

    「イン・フォーメーションからエクス・フォーメーションへ。」

     変革できるリーダーは周りにはいない。外につくるべきであると。

     つまり、社外の人脈のつながりが大切だということです。そういうチャンスを与えてくれるのがRead for Actionが主催してきた「まちヨミ」なんです。

    仮説検証読書法にチャレンジ


     今回まちヨミに参加されたみなさんは驚いたかも知れません。なんたって200Pもあるビジネス書をその場でみんなで読んじゃうんだから。

     今回の講師はフォトリーディング・インストラクターでもある木村祥子さん。

  • 木村祥子公式ホームページ:まちヨミが栃木県宇都宮にて開催です

  •  自身も読書会を通して、変革リーダーとしてトランスフォームした実践者でもあります。

     だからこの読書会はすごいんです。

     本はほとんど読みません。つまり普通の読み方ではないんです。こんな流れで読んでいきました。

    1.目的を持つ
    2.キーワードを集める
    3.著者になりきる
    4.質問をつくる
    5.答えを探す

     以上おわり。ここまでかけた時間は2時間くらいかな。

     ここまでの作業で、「シナリオ・プランニング」がどんな本で、どんなことが書いてあって、そこから自分が何を得たのか?まで語れるようになっているんです。

     しっかりと読んでも、ここまで明確な答えは出せないかも知れません。(少ししか読んでないのに?)

     これがまちヨミのすごいところです。

     私達のグループが経験した内容をもう少し、紹介していきます。

    1.目的を持つ

     読書は、「本に書いてあることを最初から最後まで読む」と理解していませんか?

     でも本の読み方はそれだけではありません。目的をもって、それを達成できる答えが見つかれば、それも読書。

     私の目的はこうしてみました。

    「新しい仲間と、新しい行動を見つけること。」

    2.キーワードを集める

     次に、目次やまえがき、あとがき、著者紹介等をながめてから、パラパラとめくって、気になったキーワードをグループの仲間と一緒にポストイットに書き出していきます。

     キレイに並べません。遠慮もいりません。どんどん、どんどん。

    まちヨミ宇都宮2


    3.著者になりきる

     その後、キーワードを出し切った後、著者になりきったつもりでグループメンバーにこの本を紹介します。

     どんなことが書いてあったのか?

     あたかも熟読して知ってるかのように答えます。

    4.質問をつくる

     そして今度は、質問をつくります。このとき、著者に直接聞きたいことを思い浮かべること。

     きっと質問をしたら、答えてくれるんじゃないかという仮説を立てます。

     私達のグループではこんな質問を見出しました。これはメンバーが共通の疑問として浮かんだこと。

    「想定外の事態なんて、どうやって予測できるのだろうか? 5年前に東日本大震災が想定できただろうか?」

    「それは自分の思考の枠の中だけでは思いつかないんだじゃないか。」


    「自分の枠を超える方法ってだんだろう?」

     これが私達の質問となりました。

    5.答えを探す

     さて、ここからはみんなで答えを探しに行きます。ヒントは今までのポストイットの中にもありそうです。

    「自分の枠は自分では見えない。気づけない。」

    「だったら、誰かの目線になればいい。」


     シナリオ・プランニングの中で必読書と呼ばれている「ブラック・スワン」という章を読んでこんな答えにたどり着きました。


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    (2009/06/19)
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     というわけで、部分的にしか読んでないのに、読んだ感がハンパないこの読書会。

     目的をもって、その答えが見つかればOKというスタイル。限られた時間に必要な読み方をする。ごく当たり前の読み方と言えるのかもしれません。

     得られた気づきも非常に多かったと思います。こんなことが書いてあるんじゃないか?という仮説をたてて、答えを引き出していく仮説検証読書法。極めて効率的な情報収集法でした。

     次回はこのシナリオ・プランニングの手法を実際につかったワークについて紹介します。

  • Scheme485:目的をもって答えを見つける読書スタイル。限られた時間に情報を引き抜くためには必須のスキルである。

  • Task168:まちぐるみ読書会 【まちヨミin宇都宮】を開催する。シナリオ・プランニングから新たな未来を創造しよう。 14.02.09完了
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