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あの体験を再び:実践編

 前回に引き続き朝カフェのレポートです。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 私が体験してきた「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を朝カフェにて紹介させてもらいました。

  • Scheme466:視覚情報を手放したとき、コミュニケーションの原点が見えてくる。それは存在感、空気感、相互理解からなる。

  •  前回は準備までの経緯を紹介しましたが、いよいよどんな結果になったのか実践編をレポートしたいと思います。

    1.あの体験を再び:準備編
    2.あの体験を再び:実践編(本日の記事)


    まっくらな中での対話 (講談社文庫)まっくらな中での対話 (講談社文庫)
    (2011/01/14)
    茂木健一郎 with ダイアログ・イン・ザ・ダーク

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     今日のスキーマです。

  • Scheme469:予定していなかった混乱から、新たな気づきが生まれる。それがワークショップの醍醐味。

  • ノン・ビジュアル・コミュニケーション


     オープニングでは、簡単な「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の紹介をしたのちにペアを組んでもらい、最近あった嬉しかったことについて相手に話してもらいました。

     ただし、このときに聞き手側の方にはひとつのルールをお願いしました。

    「相手の方は、無表情で無回答。視線も合わせないで下さい。」

     さて、この状態で話し手はどうなるでしょうか?

    「今朝は、こんな嬉しいことがあってね・・・。(あれ?なんか話づらいなぁ。)」

     あれ?なかなか話が先に進みません。どうしてでしょうか?

    コミュニケーション3要素

     これはメラビアンの法則という有名なコミュニケーションの3要素です。それぞれの数値が支配率を示しています。

     このグラフは「ノン・バーバル・コミュニケーション」の重要性を伝える時に引用されます。言葉以外の要素が93%もあって、いかに口調や仕草が重要かがわかります。

     今回はちょっと視点を変えて、視覚と聴覚に区別すると言葉と仕草は視覚情報になるので62%。口調の聴覚情報が38%となります。さて、この数字あなたはどう受け止めるでしょうか?

    「やっぱり視覚情報の影響は大きいよね。」

    「あれ、聴覚情報は38%もあるのか。」


     これは水が半分入ったコップを見て、「あと半分ある」と捉えるか「もう半分しかない」と捉えるかという解釈の違いと同じです。

     まずはこのペアワークを通じて、いかに視覚情報に影響されるかが実感できたことと思います。

     私達は、意識せずに相手の表情やうなずき、視線などを気にしています。その反応によって、自分の言葉を選んだりしています。

     だから相手が無表情だったり、目を見てくれなかったりすると「自分の話を聞いてくれない」と感じて、会話が進まなくなってしまうんです。それが意図したものでなくても。

     もし、このワークが暗闇の中だったらどうでしょうか。

     では、これから「ノン・ビジュアル・コミュニケーション」の体験をはじめましょう。

    くらやみワーク「3グループから2グループへ」


     今回は想定よりも多い、全24名の参加をいただきました。そこで最初のくらやみワークは3グループで実施することとしました。それは「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」でも行われている簡単なゲームを体験してもらいました。

     1グループ8名が輪になって、アイマスクをしてもらいます。

    カウント21

     そして順番に番号をカウントしてもらうというゲーム。お互いの空気感を感じることができたと思います。

     その後、アイマスクをしたまま3グループから2グループに再編成するように指示しました。

     今度は12名の2グループになってもらいます。これもひとつのくらやみワークとしました。

    「何にも見えない。どうやったら12名のグループになれたかわかるのだろう?」

     そんな疑問が沸いてきたと思います。ここでどちらのグループにもリーダーが現れます。

    「手をつないで人数をカウントしよう!」

     こうやってなんとか12名×2グループが整いました。

    くらやみワーク「ウォーキング・イン・ザ・ダーク」


     さて2グループにわかれたあと、それぞれ部屋の両端にわかれてもらい、次のワークに移りました。名付けて「ウォーキング・イン・ザ・ダーク」です。ここから部屋の電気を消しました。これが暗闇の朝カフェです。

     2グループには1本ずつ傘を渡しました。それがバトンとなります。

    「傘を持っている人は、それを反対側のグループのメンバーに渡して下さい。12名が入れ替わったら終了です。」

     実は想定よりも人数が多かったので、急遽、傘を2本にしてスタートしました。

    ウォーキング・イン・ザ・ダーク1

     すると、コミュニケーションに混乱が・・・。

     傘を持っているひとが二人いると、その人達が相手グループでバトンを受け取るひとを確認し合うかけ声が必要になるんですが、誰が誰に会話しているのかが、わかりづらくなってしまいました。

     そこで途中からバトンを1本に変更。

     そうすると、動く側のひとと、バトンを受ける側のひととの情報交換がスムーズに行えるように変わりました。

     それぞれがいろんな工夫を考えます。声を出し続けるひと、傘を床にたたきながら進むひと。

     歩いているときはとても不安です。

     でも、相手の声が近づいてくると不安が小さくなっていきます。

     そして・・・。

    ウォーキング・イン・ザ・ダーク2

     自然と、手を握りたくなります。

     それは不安から安心に変わる瞬間でした。

     このあと、「やっぱり!」と思った瞬間がやってきました。

     このワークでは、いつ完了したのかが、目が見えないのでわからないんです。最後のバトンのひとが渡す相手を探しています。

    「次は誰ですか?」

     これに応えてくれるひとがいません。ということは?

     そこで再びリーダーが現れます。

    「よし、みんな手をつないで人数を数えましょう。」

     そして12までカウントされた瞬間に拍手がわき起こりました。

    ウォーキング・イン・ザ・ダーク3

     この達成感が一気にチームワークを醸成してくれます。私が体験したときもそうでした。

    クロージング


     達成感あふれる中、参加者全員からこの体験の感想を一言ずつ言ってもらいました。

    「見えない世界だからこそ、見えてくるものがある。あなたに見えたものは何ですか?」

     今回は傘を2本使って混乱を招いてしまいました。でもそのおかげでコミュニケーションで大切なことを感じてもらうことができたようです。いくつか参加者の言葉を紹介します。

    「情報の発信と受信を区別することが大切。同時にやってしまっては必要な情報がわからなくなる。」

    「感覚が敏感になった。”耳を澄ます”という言葉があるけど、それは視覚以外の感覚を研ぎ澄ませる意味だと感じた。」

    「言葉を発するタイミングも重要と感じた。」

    「必然的にリーダーシップや役割分担、ルールが生まれた。」

    「聞き慣れた声が間近に聞こえると安心できた。」

    「人生を反映しているようだ。重要じゃない情報を選ぶ力がつく。」


     というわけで、私が体験したときにも気づかなかった「見えてくるもの」が得られました。参加いただいたみなさん、すばらしい気づきをありがとうございました。

     次は、ぜひこちらに足を運んでみて下さい。

  • ダイアログ・イン・ザ・ダーク

  • Scheme469:予定していなかった混乱から、新たな気づきが生まれる。それがワークショップの醍醐味。
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