あかるみの世界へ

 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の3回目のレポートです。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 前回はくらやみの初体験をレポートしました。そして、今回はワーク終了後の振り返りについて紹介します。

1.ダイアログ・イン・ザ・ダークって?
2.くらやみの世界へ
3.あかるみの世界へ(本日の記事)


ダイアログ・イン・ザ・ダーク5

  • ダイアログ・イン・ザ・ダーク

  •  これはワーク終了後に書いたものです。

    「ダイアログ・イン・ザ・ダークを誰かに勧めるとしたら、どのように表現しますか?」

     この問いから思い浮かんだのが「コミュニケーションの原点」という言葉でした。

     参加者全員でこの答えをシェアしたんですが、いろんなひとの言葉を聞いて、涙が出そうになりました。

     なんだろう。この感じは。きっとこの言葉だと思う。

    「感動」

    No.588

    まっくらな中での対話 (講談社文庫)まっくらな中での対話 (講談社文庫)
    (2011/01/14)
    茂木健一郎 with ダイアログ・イン・ザ・ダーク

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     今日のスキーマです。

  • Scheme466:視覚情報を手放したとき、コミュニケーションの原点が見えてくる。それは存在感、空気感、相互理解からなる。

  • くらやみからあかるみへ戻ったときに


     くらやみのワークが終わり、ようやく光が見えてきました。だけどそれは豆電球ひとつ。

    「まぶしい!」

     本当にまぶしかったです。ほんのりとみんなの顔が見えてくるくらいの暗さなのに。

     そしてチームメンバーの顔を改めて見ると・・・。

    「あ、こんな顔だったっけ?」

     という正直な感想。何にも見えない中でも、頭の中では勝手に声やしゃべり方で顔のイメージを創りあげてしまいます。そのギャップに驚かされました。でもチームワークはしっかりできていました。

     そして今、暗闇の中の体験を思い出しながら書いている。そこでも新鮮な気づきがありました。

     それは記憶が鮮明であること。

     ん?

     なぜかその映像も思い出しています。何も見えなかったはずなのに。チームの仲間も映像が見えたと言っていました。

     それからもう一つ、こんな質問がありました。

    「どのくらい時間が経ったと思いますか?」

     会場からは1時間という回答があったり2時間という回答があったりまちまち。私自身は1.5時間は経っただろうと感じました。

     何しろ時計も携帯も持ってません。

    「答えは、2.5時間です。」

    「えー??」

     これは「フロー状態」っていうんです。何かに集中することで時間が進むのがゆっくりに感じられる感覚です。

    コミュニケーションの3要素


     前回のレポートでこんな質問をしました。

    「みなさんにとって、コミュニケーションで大切な要素は何ですか?」

     私は最初のメモに、受容、自己表現、相互認識と書きました。

     ごく普通の答えだと思います。

     でも、くらやみを体験した後に書いた言葉はこれ。

    「存在感、空気感、相互理解」

     存在感を認めると思いやりが生まれ、空気感を読めば感情が伝わる。その2つを共有すると相互理解が深まる。

     けっして体験するまでは思い浮かばないキーワードでした。

    コミュニケーションの原点に気づく


     私達は視覚情報にほとんどを支配されて生活をしています。そこには先入観やしがらみが気づかぬともたくさん含まれています。

     例えば、上司と会話をしているとき。

     上司という肩書きを意識して、あたりさわりのない回答をしたり。

     例えば、彼女との会話をしているとき。

     なんか今日はご機嫌ななめ。何かまずいことを言ったのだろうか?と不安になったり。

     視覚情報からいろんな解釈が生まれて、コミュニケーションのズレが生じていきます。

     さて、今回のくらやみで初めて自己紹介をした私達のチームはどうだったのでしょうか?

     お互いの肩書きも知らず、顔の表情もわからず。

     先入観やしがらみは皆無でした。

     それらを手放したときに、本当のコミュニケーションが生まれるんだと感じました。

     声をかけることに抵抗はなく、自分の意見を言う恥ずかしさもない。まして手をつないだり、肩に触れたりすることにも抵抗がない。これこそコミュニケーションの原点なんじゃないでしょうか。

     それを普段やれというのは難しいかもしれませんが、これを体験しておくのは 今後の生活において、価値観を広げてくれると思いました。

     これは当日のお風呂で描いたマインドマップです。

    ダイアログ・イン・ザ・ダーク4

     今日のスキーマです。

  • Scheme466:視覚情報を手放したとき、コミュニケーションの原点が見えてくる。それは存在感、空気感、相互理解からなる。
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