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動的なポストイットからアイデアを拡げる

 前回にひきつづき、グループワークの話題です。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 今までポストイットを使ったグループワークはたくさん行ってきました。

 今回はその使い方がちょっと違いました。

 それは写真を見てもらえるとわかるように、ただ貼り出すだけではないんです。

ポストイットとマインドマップ

 キーワードを拡げて、そこからコンセプトを見いだす方法論を考えてみました。

 写真にあるようにポストイットが規則的に並んでいるのがわかるかと思います。

  • Try397:動的ポストイットを使って、アイデアのレベルアップをめざそう。図解から新たな視点が見えてくる。

  • キーワードを動的に扱う


     前回はグループワークを進める5つのステップを紹介しました。

    1.ストーリーが見えてくる
    2.フォーカスが見えてくる
    3.イメージが見えてくる
    4.グループジーニアスが生まれる
    5.結論が見えてくる


     特にステップ3がポイントです。どうしてポストイットを使うのか?というと、テーブルに拡げたキーワードを動的に何度も並べ替えられるからです。

     これがポストイットを使わず、模造紙にいきなり書いてしまうとそのキーワードは動かせなくなってしまいます。これは対称的に静的という意味となります。

     イメージ化はひとつのテクニックですが、ある程度フレームワークを使えば強制的にひらめきを誘発させることも可能です。

     例えば2軸4象限で考えてみる。

     例えば時間軸をひとつ加えてみる。

     例えば自分と相手の立場で区別してみる。

     例えばレベルの違いを表現してみる。

     例えば年齢、役職、性別などで分類してみる。


     自分達が何にフォーカスすべきががわかると、それを表現できる見方=図が見えてきます。

     もちろん、これらをパワーポイントなどを使ってPCの画面上で実施することも可能かもしれません。

     でもPCの小さな画面では発想も制限されてしまいます。

     やはり大きな模造紙に、たくさんのポストイットを貼りまくる。そしてそれらを貼り替えたりして、イメージをつくていくこと。

     ゴールはその先に見えてきます。グループワークには、ぜひ動的なポストイットを活用ください。

    イメージ化の事例


     先ほどフォーカスするポイントがわかると「表現できる見方=図」が見えてくると説明しました。

     つまり「言葉(キーワード)」を「図」として捉えると新たな見方になっていきます。

     これをサンプル事例として整理してみました。

    Level1:ひとつの関連性を見いだす

     「言葉」と「図」というキーワードから、お互いの対称性に気づきます。それは「言葉」が具体的である一方、「図」は抽象的です。図のカタチだけでは明確なことは伝わりません。

     ここまでがLevel1です。ひとつの関連性を見いだすこと。

    Level2:二つ目の関連性を見いだす

     一方、「図」を「図解」ととらえるとそこにはアイデアを拡げる要素があることがわかります。「言葉」だけのやり取りでは得られない何かがあるはず。

     ここでアイデアの拡散という視点を追加してみました。これが二つ目の関連性です。

    Level3:2軸4象限へ拡大

     二つ目の関連性を図示してみます。一般的に2軸4象限と呼ばれる方法です。

    2軸4象限へ

     横軸に具体的か、抽象的か、縦軸にはアイデアを拡散するか、収縮するかという表現となりました。

     すると、4象限つまり4つのエリアが見えてきます。

     今まで「言葉」と「図(画像)」だけだったのに、「動画」や「音」などの要素に対象が拡がってきました。

    「なるほど、言語と非言語で整理できるのか!」

     といった気づきが生まれます。

    Level4:1次元から2次元へ拡大

     まだまだアイデアは拡げられます。4つのエリアに拡げてみましたが、なんだかしっくりきません。

     例えば「道路標識」はどうなんだろうか?

     文字は書いてなくとも、具体的な情報を伝えているんじゃないだろうか。

    1次元から2次元へ

     というわけで先ほどの2軸に値を考慮したマッピングを行ってみました。このような整理をポストイットで貼り替えながらやってみると頭の整理が効果的に行えます。

     さてもうひとつ。企業のマークや商品のマークはどうなんだろうか?という疑問。

    Level5:コンセプトを見いだす

     オレンジ色のポストイットは先ほど整理した言語/非言語の区分から外れるキーワードです。外れていることは特徴があること。

     そこに着目してみると、「シンボルマーク」は二つのエリアに所属するものがあることに気づきました。

     すでに認知されているマークは具体的で収縮するエリア。ところが認知されてないマークは抽象的で拡散するエリアに存在します。

     その関連性を決めるのが「ブランド」なのかも知れません。こうやってテーマを絞り込んでいくことが、動的ポストイットによるアイデアの拡散方法です。

     ポストイットを使わずに、口頭だけの議論や、小さなパソコンの画面上でワイワイやってもレベル5にたどり着くのはかなり難しいかもしれません。

  • Try397:動的ポストイットを使って、アイデアのレベルアップをめざそう。図解から新たな視点が見えてくる。
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    theme : 自己啓発 genre : ビジネス

    comment

    Secret

    グループジーニアスへの鍵

    いつもご自分の経験に基づく、深い内容の投稿ありがとうございます。

    私自身は、
    「成果と充実を生み出すチームを作る為に、何が必要か」
    の答えを見つける事を自分自身の課題としております。
    その中で、「グループジーニアス」は重要な要素だと考えています。

    今回の「キーワードを動的に扱う」はなるほど!の内容でした~。
    みんなでアイデアを出し合う際、「どのようなフレームを使うか」がとても大切ですね。

    ポストイット方式だと、色々なフレームを試しながらキーワードを広げたり絞ったり、試行錯誤しながらも効率的に「みんなで見つけた答え」に到達できそうですね!

    きっとたくさんの経験によって磨き上げられた「多ぁ望メソッド」なのでしょうね(笑)。
    とても勉強になりました!

    ポストイットだからできること

    ライキ、いつもコメントありがとうございます。

    ポストイットだからこそできる技ですよね。

    どんどん貼り替えて、何かを見出すこと。

    これこそ、グループワークの楽しさです。どんなフレームワークが使えるかはやってみないとわからないですね。そのためにもたくさんの引き出しを持っておくことが強みになりそうです。

    チーム脳ができたからこそ、グループジーニアスも生まれるんだと感じました。
    プロフィール

    多ぁ望@新習慣クリエイター

    Author

    多ぁ望@新習慣クリエイター
     多忙な毎日にめげず、日々、新たな習慣を身につけるべく、努力するエンジニア

    ストレングス・ファインダー
    1.戦略性
    2.最上志向
    3.親密性
    4.責任感
    5.着想

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